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前日譚

「やっと終わった……」


やあ、皆、俺だ梅宮(メイミヤ) (サク)

ん?何が終わったって?そりゃぁもちろん仕事に決まってる

何故こんなに疲れ果ててまで仕事を終わらせたのか?…だって?

そう、確か始まりは




目が覚める、何かが鳴っている……スマホ?

ああ、電話か、なんだろう?

何らかの予定は入っていなかったし、叱られるようなこともしていないけど…

えっと、取り敢えず、取ろう


「はい、もしもし、梅宮ですけど」


『もしもし〜朔!元気か!?』


そうだ俺の兄、煌樹からの電話があったんだ

梅宮(メイミヤ) 煌樹(コウキ)真っ白な色彩をしている、自称貧弱、アルビノ…らしい


「元気だけど、何?今日は仕事無いから寝てたかったんだけど?」


今思い返すととてつもなくイライラしている、申し訳ねぇな…

でもしょうがないだろ、朝弱いんだから


『ん〜?用事が出来ての〜、仕事無いのじゃろう?』


「来い、と?」


『ああ、物わかりが良いじゃないか、勿論嫌だったら良いのだが……』


………どの用事だろうか?詳細が分からないから判断が出来ない、それによって判断しておこうか


「……言えないのなら良いけどどんな用事なの」


『俺の仕事、まあ趣味だな…………朔、一緒にやらないか?』


兄さんの趣味?なんだったっけ……

ああ、ゲームだったな、懐かしい…昔はよく誘ってくれたな

……やりたいな、また一緒に、


「いい…よ」


『おお!やってくれるか!先ずの話だが長くなる………食事しながらでも話そうでは無いか、何時もの場所で待っておるぞ』


切れた……出る準備しなきゃな


そうだ、ご飯を食べながら……いや、これはあまり関係なかったか、次、コレのの話になったのは………食べ終わってから少し立った頃か


「それでなのじゃが、一緒にゲームをやらないか、という誘いなのだがどうする?」


「詳細」


詳細を知らないと判別出来ないからね、まだなんにも知らないし


「はは、もう少し喋らないと誤解されると……まあ良いか

んで俺は趣味を仕事としてゲームをしているここまでは良いか?」


「うん、配信とか大会とか色々やってるんだったけ〜?」


あまり詳しくないけど結構お金が稼げているぐらいには強いんだっけ……

最近、だったかは忘れたけど何処かに所属した〜って話までは聞いたなぁ


「それで配信者として所属しているところからアル……まあ社長から依頼が届いたとの知らせが来てのぉ、それの内容が“私達のゲームのボスをしてほしい”…と」


「……成る程ねぇ」


どうだろうかそれは、人ではあるから活動限界が流石にあるし、ゲームだし特にログイン時間もあるだろうに……何故?強いからだろうか?それともエンターテインメント的にか?


「一応理由は聞いたのだが、その理由がかなり変でな……その理由は【英雄は作れるのか?】というものじゃ」


英雄を………作る…

ストーリーに沿わせれば出来るだろうな、だがボスをするだけで英雄が作れるわけないが……ヒールを演じて貰うのか?

最近のゲームはNPCが発達している、それこそ現実に居る人と変化が無いくらいには、それなのに兄さん達に依頼したのは何故?

ストーリーはどうするのだろうか?それこそAIに任せるのだろうか?


「……いろいろ考え込んでるなぁ、それで、どうする?」


俺はどうしたいか……ゲームだしな、失敗したら話の種、楽しかったら万々歳って事で


「やるよ、面白そう」


うん、楽しそうだもんね!そして何よりそれらから紡がれるであろう物語がとても気になるしな!


嗚呼、そう考えると良いことを教えてもらったなぁ

それにボスか、兄さんなら熟せそうだし……俺には無理だろうけどさ


「それで?そのゲームはどんなの?」


せめてジャンルだけでも教えてほしいが……


「あ〜そのゲームはなぁ、ジャンルはVRMMORPGで、フルダイブ式、基盤はもう出来てるらしい、と言うよりボスだけが決まって無かったっつー感じらしい、俺等が許諾しなければNPCかやる手筈だったとさ」


へぇ~フルダイブ式なんだ、高いだろうな、値段…

あ、俺、装置持ってなくね?

どうしよ、まあ買えば良いだけなのだが……

かなり場所をとるやつだよな?


確か、現在存在するフルダイブ式VR…【ノア】は1つしかなく、かなりでかい。まあそれはそうだろう、電話だって最初はでかかったのだから、今ではAR式で持たずとも使え、他の人には画面が見えない様にもできるのだから………と、話がズレた

フルダイブ式VRを小さくするのは不可能とまで言われている、その理由はやはり、【ノア】は正にオーバーテクノロジー、【バチティ社】が言うには

家サイズから部屋に収まる位に頑張って収めたんだ、そもそも、家サイズでもこれはオーバーテクノロジー、よくここまで最高な物が作れたものだ

だったか?

その時は余り興味が無かったからそんな覚えてないな


いや、部屋サイズ?まずい……掃除しなきゃ……

部屋ならある、何故なら1人暮らし、一軒家、だが俺にはできない事がある、そうそれは………


「……兄さぁん、掃除、手伝ってぇ………」


「よし来た!任せろ!」


あ〜たすかる〜〜〜

マジで無理!掃除!

ありがてぇ!ありがてぇ!

マジ感謝フォーエバー!




うん、最後の方は思い出さなくても良かったかも……

兄さんに感謝!ありがとう!今、俺の家は綺麗です!


そうそう、それで掃除が終わって、なんか【ノア】も兄さんが買ってくれて、搬送代も出して貰ったし……ソフト代は運営に前金代わりとして払ってくれたし……

俺、一銭も出してなくない?あれ?

………ちゃんとお礼言っとこ


それで仕事に邪魔されたく無かったから、今日までに終わらせたんだったな

うん、今日は後もう寝るだけだな

明日の予定を風呂入りつつ思い出してから寝るか


明日は……リアルタイム1週間の猶予の為に急いでレベリング、兄さん以外のボスとの挨拶か……

ボスが弱かったらあれだもんねぇ

後は……嗚呼そうだ、ボス達が一人だけ連れてこれる、俺はその枠らしいから俺ら含めて14……14?多くない?

まあ、いいか


「……ねむ…ふわぁ………ねよ…………おやすみぃ」

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