前へ目次 次へ 40/62 第40話 世界樹到着 「真南から来たはずだが、不安だな」 俺達はあの後船を借り、ツゴウさんに動かしてもらっていた。 しかし、船を動かしながら魚も取るなんて、かなり器用なんだな。俺は禁書で位置を確認しながら、そんな事を考えた。 「待てよ、この辺か? 呪文を唱えてみよう『消滅の覚悟を持ちて世界の真実を知る』……って、おわっ!?」 ある程度進んだ所で呪文を唱えると、急に霧が濃くなり、その向こうに木が見えた。 「まさか、あれが世界樹か?」