第二十五話 「推しカプフラグ破滅?!そんな、まさか!」
推しカプ成立への意志を固めた僕、霧島凛は今日も元気に役員の仕事に励んでおります!
と言っても、目の前で行われている前野×千紘の役員相談会を鑑賞しているだけですけどね!
「ちょっと、凛。聞いてる?」
「ん?聞いてるよ~」
お相手決定イベントまで残り一ヶ月。
何故か此処で、このタイミングで、攻略対象キャラ達の積極性に少し衰えを感じる日々を過ごしながらも、折るフラグが無い今この一時は僕にとって、そう、まさに、楽園!!
毎日、前野先生の使う数学準備室に放課後集まり、合同創立記念パーティーについての打ち合わせをする日々。
幾つも席がある中で、敢えて隣同士で座る二人は、まるで付き合いたてのカップルのようだ。
あぁ、見えましたよ、二人の未来図が。
アイデアが降ってきましたよ、新曲の。 聞いて下さい『未来図』
とそんな冗談は置いておいて。
やはりモブの僕がずっとこの場に居ては、二人の”心の距離”も”物理的距離”も中々近づけないはず。
なので僕は、一時間程二人を鑑賞した後、毎日の様に生徒会室へと行き、次の内容を聞きに行く。という立派な口実を作って部屋を出る様にしている。
何て出来た幼馴染なんでしょうか。
僕の居ない数学準備室で、是非とも二人の”愛の方程式”を完成させて頂きたいものだ!
そんな事を考えているのも束の間、僕の胸元に入れてあるスマートフォンが愛を育む時間をお知らせする。
もう少し、二人の姿を拝みたかったが残念だ。 今日は、此処までにしよう。
僕はそっと椅子を下げ立ち上がり、目の前に座る二人に視線を落とした。
「それじゃ、今日も生徒会室の偵察に行ってくるよ!」
「また? そんなの行かなくて良いから、座ってなよ」
「いやいや、これは僕の仕事だからさ。 サボる訳にはいかないよ」
「ずっとサボってる奴がよく言うよ」
本日の千紘さんは少し気分が優れないのか、言葉の節々に小さな棘を感じながらも、僕は笑って、その言葉を受け流す。
「凛君、僕も千紘君と同じ意見だよ。 進み具合とかは、後で僕が責任を持って確認しておくから」
「え……いや、あの……」
おいおいおい。
一体どうしたって言うんだよ。
折角僕が、千紘と親密度を上げる機会を積極的かつ完璧にお渡ししようとしているのに…‥え、なに
?まさか……遠慮してるの?
他の攻略対象に悪いとか思ってるの?
そんな事思わなくて良いんです! 心を楽にして、全力で僕のプレゼントを受け取って下さい!
「ほら、前野先生もこう言ってるんだし。 早く座りなよ」
書類に視線を落としたまま、そう言う千紘。
その横に座る前野先生も、何時もと変わらない笑顔を浮かべながら深く頷いている。
いや、深く頷くなよ。
うぅ……どうしよう。
何時も通り抜け出して、校舎裏に売っているパックのカフェオレを飲みながら攻略対象キャラ達の日常を日記に綴ろうと思っていたのに……。
因みにだが、僕と千紘の部活動は、この合同創立記念パーティー役員を任されたことで、一か月もの間平日だけは免除という特別待遇を受けている。
その為、今この時だけ僕はFreeだ。
この機会を逃してしまうと、また何時も通り、部活に追われ、汗臭い日常が戻ってくる。
そうなると、攻略対象キャラの放課後の風景も、兄ちゃんと秋兄のバスケをしている姿を第三者目線で見れなくなってしまう。
それは惜しい。 そんな惜しい事は出来ない。
僕は意を決して、真っすぐと千紘を見た。
そんな僕の視線に気づいた千紘は、作業する手を止め僕へと視線を移してくれる。
そんな君の優しさが、僕は好きだ。
「千紘、これは僕にしか出来ない仕事なんだ。 僕にしか成し遂げられない仕事なんだよ!」
「何訳分かんないこと言ってるんだよ。 もう良いから、早く座って、このプリント数え「すまない!千紘!」」
千紘の言葉に被さる様に全力で謝罪をした僕は、自分の鞄を持って早急に逃げるが如く、数学準備室を飛び出した。
言っても通じないなら、逃げるが勝ちだ!
まぁ、せいぜい二人は僕が居なくなった時間を使って、残りの恋人になる前の貴重な時間を楽しんでくれよ!
ニシシと心の中で笑いながら、長い廊下を走る。
もうそろそろ止まっても大丈夫かな?と思い、スピードを緩めようとした次の瞬間。
後ろから凄い音と共に、殺気にも似た黒いオーラが襲い掛かってきた。
え、なに!?
僕の中の本能が警告を出し、落としかけた速度をもう一度上げて廊下を走り抜く。
この黒い殺気は一体なんだ! 一体誰がこんな殺気を纏ったまま、僕を追いかけて来てるんだ!
ゴクリと唾を飲み、速度を保ったまま少し横目で後ろを確認してみる。
「ヒィ!!!」
追いかけてくる眼光の鋭さに、声にならない声が出る。
そこにいたのは、他でも無い。
先程、僕が話を遮って逃げ出したはずの七瀬千紘だった。
待て待て待て!!
主人公が何て顔して走ってんだよ!!
何時も笑顔で可愛くて、背中に羽が生えたエンジェルが、今は僕の命を刈り取る死神に見えるよ!
何時もの白い羽はどうした! 柔らかな微笑は、何処に落とした!
まるで獲物を捕らえたケルベロスが如く、ただ一直線に僕の後を追って来る千紘。
きっと、此処で捕まったら僕の命は無い。
命がけで校舎中を駆け抜ける事約5分。 僕はある場所へと辿り着く。
そう言えばこの先にある教室、前に先輩たちが鍵が掛からない教室だって言ってた様な……。
体力もそろそろ限界を迎えそうな僕は、生きるか死ぬか、一か八かの賭けに出ることに決めた。
次の角で直角に曲がり、そのまま教室へと飛び込む!
訪れた曲がり角、出来るだけコンパクトに曲がる事に成功した僕は、噂の空き教室の扉に手をかけた。
####
もの凄い足音が扉の前をとんでもないスピードで通過していく。
扉を背に座り込んだ僕は、息を止めた状態で、その音が通り過ぎていくのを静かに待った。
耳を澄ませ、足音が聞こえない事を慎重に確認する。
……行ったか。
「はぁぁあああ‥‥はぁ、はぁ、はぁ…ゲホッ」
乱れた呼吸と上がる息。
少なくなった酸素を肺に取り込もうと、必死に呼吸を繰り返す。
けど、まるで過呼吸にでもなったかのように上手く肺に酸素が回らない。
部活でも此処まで真面目に走ることは無いだろう。
崩れ落ちる様に床に倒れ込んだ僕は、仰向けになり呼吸を整えなが天井を見つめる。
攻略対象キャラの過ごし方を見る前に、死ぬところだった……。
さっきの千紘の表情を思い出すと、背筋がゾッとする。
鳥肌がたつ程のあの殺気の意味は一体何だったんだろうか。
というか、どうしてそこまで必死に僕を追いかけて来たんだろうか。
何時もの千紘なら「仕方ないな」の一言で終わるはずなのに、今回のケースは初めてで内心少し戸惑っている僕が居る。
これは、明日会った時どうなるんだろう。
取り敢えず、今日は千紘に会わない様に気を付けて家へと帰ろうと決めた僕は、ある事に気が付いた。
さっきは、自分の呼吸音で聞こえなかったが、静かになった今、微かに向こうの方から聞こえる音。
人の気配で誰がいるか分かる何て能力は僕には備わっていないので、恐怖心が生まれる。
誰が居るんだろう……。 逆に誰も居なかったらどうしよう……。
震える足で立ち上がった僕は、音のする長椅子が置かれた方へと近づいて行く。
机の影に隠れており、正体までは分からないものの、はみ出した足を見る限り生きた人間だ。
良かった。もう少しで学園七不思議の一つを体験する所だった。
ホッした気持ちのまま、僕は机の上からひょっこりと顔を出し、音の正体を確認した。
「な、なんだと…!!」
僕の目に飛び込んできた予想外の人物。
「不知火さん……」
自分の腕を枕代わりにしながら、規則正しい寝息をたてる不知火太陽。
少し開いた胸元と曲げられた足から布越しでも分かる立派な筋肉。
そして、何時もは目つきが鋭く、流石極道一家の長男坊!って感じの気迫をお持ちの彼だが、今現在無料公開されている寝顔は、それはとても、とても可愛らしい。
そして何よりも、僕が最初怖がっていた音の正体。
それは、此方にいらっしゃる不知火さんの寝息だったということに、僕は頭を抱えた。
「可愛い……」
え、これが世にいうギャップ萌えってやつですか?!
世の中の女子が弱いという、ギャップ萌えですか?!
何時もは冷たく怖いと噂のヤンキーが、雨の降った帰路で捨てられた子猫を助ける!的なギャップ萌えですか?!
僕はポケットの中から、そっとスマホを取り出しカメラ機能をオンにする。
不知火さんの寝顔スチル何て、ゲームでは一度も登場したことが無かった。
この奇跡的な瞬間を形あるモノにするため、僕はシャッターをき……
「何してんだ」
「ヒュッ・・・・・」
シャッターを切ろうとした所で、画面越しに目を覚ました不知火さんと僕の視線が交わる。
その鋭い眼光と寝起きで何時もよりもドスの効いた声に、僕の口から声とは呼べない音が鳴る。
背中に冷たい汗が伝うのが分かる。
この状況をどう説明する。
偶々スマホを触っていたら、不知火さんの方にカメラが向いてしまってました。とか?
いや、無理があるだろう。 流石の僕でも嘘が下手くそすぎるだろう。
というか、よくよく考えれば、幾ら攻略対象キャラとはいえ、幾ら顔面国宝とはいえ、幾ら神に与えられた選ばれし最高傑作とはいえ、寝顔を撮ろうとする何て失礼な話じゃないか。
許可なく、主人公でも無い”ただのモブ”がしてはいけない行動だった。
モブとして、何て恥ずべき行為。
顔を上げ、天を仰ぐ。
あぁ、神よ。僕の愚かな行為をどうか、どうか!お許し下さい!
カメラを向けたまま、指と画面との距離が残り一センチで動きを停止させ、自分の行いを心から悔やむ。
だが、そんな僕の切実な気持ちは神に届かなかったようで……。
僕の熱いこの気持ちを嘲笑うかの様に、己の手元からカシャッと冷たい機械音が鳴る。
静かな二人だけの空間に奇妙な沈黙が流れ、僕は手元のスマホへと視線を戻す。
画面にはカメラ目線&上目遣いの不知火さんの顔が記録されていた。
「グハッ!!」
「凛?!」
あまりの衝撃に僕は、後ろへと倒れ込む。
ノールック&ノーカウントでこのクオリティー……だと…。
鼻からタラリと流れる赤い液体。
あぁ、これは神が僕に与えられし罰……いや、日々のご褒美だとでも言うのだろうか。
僕のスマホに記録された、このスチルはどれだけ課金しても手に入らない貴重なものだ。
あぁ、家宝にしよう。
代々、受け継がれしベストショット。
そんな中、突然倒れ込んだ僕の体を起こしてくれる優しい不知火さん。
「ありがとうございます」
「あぁ。‥‥‥凛、さっきの写真だけどな…」
不知火さんが少し顔を歪めながら、僕の手元のスマホを見る。
まさか、奇跡的に撮れたこのベストショットを消せとおっしゃるのか!
まさか、まさかそんな!!
「消してくれねぇか」
やっぱりかぁぁぁああああ!!!
待ってくれ! 撮るつもりは無かったとはいえ、こんなベストショットを手放せというのか!!
悶えそうになる気持ちをグッと抑え込み、平然を装った僕は、目の前に立つ不知火さんを真っすぐ見る。
そして一言、
「消したくないです。」
「駄目だ。消してくれ」
まさかの即答の切り返しに、僕は為す術を無くす。
だが、此処で諦めてはオタクの恥。
僕は、静かに両膝をつき、深々と、そして美しく頭を下げた。
「お、おい!何してる!!」
慌てた不知火さんが、僕の体を起こそうとする。
だが、それに負けじと、自分の体を力一杯曲げ、声を張り上げた。
「お願いします! この通りです! どうか、どうか、この不知火さんを僕に下さい!」
「変な言い方すんな!っというか早く頭上げろ!」
「嫌です! 不知火さんを僕にくれるまで上げません!」
まるで、結婚前に行われる彼女の両親への挨拶を連想させる様なこの光景は傍から見れば面白いだろう。
だが、僕にとってはそれ以上に重要な出来事である。
あの不知火太陽の上目遣い写真ですよ? 多分…いや、絶対この先手に入らない事間違え無しですよ。
此処で手放せば、二度は無い。
僕は、不知火さんにこの熱い思いを伝えようと頭を下げる。
暫くすると、頭上から小さな溜息が聞こえ、僕の肩にポンと大きな手が置かれる。
ゆっくり顔を上げると、呆れ顔で笑った不知火さんと目が合う。
「分かったから、もう顔上げろ」
「……不知火さん! ありがとうございます!家宝にします!」
「それは止めてくれ」
お礼を言って、差し伸べられた手を取り立ち上がる。
これは、当分の間僕のスマホのホーム画面にでもしておこうかな。
「その写真、絶対誰にも見せるなよ」
「……ウィスッ」
と思ったが、実行に移す前に指摘が入ったので、大人しくカメラフォルダーのお気に入りに入れておくことにしました。
####
「それで? 凛は此処で何してるんだ」
落ち着きを取り戻した僕は椅子へと腰かけ、不知火さんは机に座る。
窓に一番近い席だから、丁度後ろから差し込む夕日が良い感じに雰囲気を出していて非常にエモい。
この姿も写真を撮りたいと思うが、これ以上我儘を言うと不知火さんを困らせそうなので、喉まできていた言葉を飲み込んで、僕は口を開いた。
「ちょっとした事情がありまして……追いかけてくる千紘から逃げていたら、偶々この教室が開いていたので救いを求めて飛び込みました」
「千紘……あぁ、あの幼馴染か」
そう言って顔を竦めた不知火さん。
なになに? この前の壁ドンイベントの事でも思い出してるんですか?
話は聞こえなかったけど、あの時の二人は僕のスマホで綺麗に撮影されていますよ!
「そうですけど……なんですか、その顔」
「いや、別に。 ……凛」
「ん? はい、何でしょう」
突然真剣な眼差しで僕を見る不知火さん。
少し傾いた夕日が、そんな不知火さんの整った顔の半分を怪しく照らす。
ほんの二秒程の間のはずなのに、張り詰めた空気がその時間を長く感じさせる。
「お前の幼馴染……七瀬千紘に近づくな」
それは、何処かで聞いたことのある台詞だった。
僕の小さな頭のメモリーボックスから、この聞き覚えのある台詞を探し出す。
『不知火先輩にあんまり近づかないでほしい』
ん? 待てよ。
まさか……そんなまさか……。
『今、なんて?』
『だから、不知火先輩に近づかないで』
僕は目を見開き、目の前の彼を見た。
何処かで聞き覚えがあると思ったら、この台詞……。
不知火さんと千紘のイベントシチュが終わった後、様子が可笑しかった千紘が言った言葉と同じじゃないか……。
この流れはもしかして……?
僕の顔からサーッと血の気が引いていくのが分かる。
まさか、あのイベントが切っ掛けで二人の親密度が急上昇したのか?
いや、まさか。 そんな事あるはずない。
だが、もしそうなら全ての事に合点がいく。
最近、他の攻略キャラが動きを見せないことも、
僕が、気を利かせて前野先生と千紘を二人っきりにしようとしたのに拒んだ理由も、
必死に僕を追いかけて来た千紘の行動も、
二人の共通の知り合いである僕に対して言った、お互いに『近づくな』の言葉の意味も、
「まさか……そんな……」
「ん? 凛、大丈夫か?」
お相手選択イベントまで残り一か月。
覚悟を決めたあの日から、僕は推しカプ実現の為努力は惜しまなかったはずだ。
前野先生と千紘の接点を出来るだけ増やす為に全身全霊で頑張った。
なのに!!
僕が欲を出して、初の出会いイベントなら良いか!何て軽はずみに思ったばっかりに……。
頭を抱え、項垂れた僕は重い溜息をついた。
上手く思考が回らない。
僕の中では、そこそこ順調に進んでいると思っていたが、本当は逆だった。
後悔の渦が僕の心を悪天候にしていく。
「おい。 大丈夫か、凛」
いつの間にか目の前に来ていた不知火さんが、項垂れる僕の顔を覗き込む。
少し冷たくゴツゴツとした手が、僕の頬に優しく触れる。
何時もの僕なら、この光景に歓喜の声を上げていただろうが、今はそんな気分ではない。
今、僕の目の前に居る男。 不知火太陽がハッピーエンドの最有力候補だと分かってしまったから。
僕は、その触れた手から逃げるように顔を逸らすと、静かに立ち上がった。
その行動に驚いた様子の不知火さんは、目を丸くして僕を見る。
「おい、凛。 急にどうした」
「…何でもありません。……役員の仕事があるので、僕はこれで。」
軽く頭を下げて、そのまま踵を翻した僕は、床に投げ捨てていた鞄を拾い、空き教室を出る。
夕暮れの誰も居ない静かな廊下。
突然の急展開に頭がついていかない僕は、何も考えることなく無心で歩みを進める。
開けられた窓から優しい風が吹き、それと共に鳥の囀りが耳に届く。
虚無感に襲われる僕は、ゆっくりと窓に近づき運動部が活動をするグラウンドへと視線を投げた。
ランニング中の男子部員の掛け声や女子の楽し気な声が聞こえてくる。
放課後の穏やかな時間。
「これから、どうしたら良いんだよ……」
誰かに伝える訳でもなく、誰かに求める訳でもない言葉が音も無く風に乗って消える。
はずだった……。
「凛、何か悩み事?」
まるで水の様な透明感のある声が俺の溢した言葉を拾うまでは。
お久しぶりです、沖田さくらです! そして、あけましておめでとうございます!
皆様は、新年どうな風に過ごされたでしょうか? 私はダイエットに明け暮れておりました(泣)
そんな話は置いておいて、随分と久しぶりの更新となりました。
知らない間に『ブックマーク登録;163』、『評価人数;18』と、この小説を見て下さいっている方が増えてとても嬉しい限りです(泣)
そして、感想を書いて下さった皆様! 本当にありがとうございます!
皆様が書いて下さった感想を読み、もう一度小説を書こうと力を貰い更新を再開することが出来ました。
返信は、またさせて頂きますので少々お待ちください!
本当に読んで下さっている方々に感謝しかありません。 今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。




