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第十九話 「三体の巨人に捕獲されかけました。」

 その日の夜。



 僕は何故か帰ってきて早々、自宅の広いリビングの冷たい床の上で正座をさせられていた。

 しかも、目の前には僕を見下ろす様に仁王立ちをする巨人が三体。

 右から秋兄、千紘、兄さんの順で立ち並んでいる。



 誰か、僕に今の状況を説明してください。




「凛、昨日はどうだった?」



 どうやら、昨日のお泊りが原因で今、この状況が生まれているようなのだが……何があったんだ!

 朝会った時も昼休みも、部活の時も、千紘含め、皆普通だったじゃないか。

 勿論、部活が終わった帰り道だって、何時も通り四人で並んで楽しく話しながら帰っていた。

 

 

 そして、違和感を感じ始めたのはその後からだ。

 僕達の家に着いた途端、秋兄と千紘は我が物顔で家へと上がり込んできた。


 その時は、夜ご飯でも食べて行くのかと思ったのだが、何時もの流れで僕が自分の部屋へ行こうと階段を上ろうとすると、秋兄が黒い笑みを浮かべながら僕の腕を捕まえた。

 逃げようと抵抗する僕だったが、僕の全力の抵抗さへも鍛え上げられた秋兄に通用するはずもなく、そのままままリビングへと強制連行。




 そして今に至るという感じなのだが……。




 何だ。

 この目の前に立つ三人から放たれる、禍々しいオーラは…‥‥。




「あの……「凛」ッはい!」




 この張り詰めた空気の中で優しい笑顔を浮かべた兄さんから名前を呼ばれ、僕はあからさまに肩を震わせた。

 まるで、地獄の裁判にかけられている罪人にでもなったかのような恐怖が体中を駆け巡る。

 



 怖い。

 この空気と状況に似つかわしくない、兄さんのその優しい笑顔が怖い。




「凛、昨日は前野先生の家でのお泊り会楽しかった?」

「え……あ、いや……」



 待ってくれ、昨日のは違う。

 お泊り会とかいう楽しいモノではなく、泊まることになる前に色々あったんだ。

 頼む、まず最初から最後まで説明をさせてくれ!

 え、ていうか先生ちゃんと説明してくれたんじゃ無かったの。

 電話したなら、ちゃんと最後まで説明してくれよ!



 三人の巨人たちの中で誤解が生じていることが分かった僕は、慌てて真ん中に立つ千紘を見上げた。

 推しカプを応援する僕が、二人の邪魔をしたとなってはモブとして示しがつかんでは無いか。




「ち、千紘違うんだ……これには色々と事情があってだな……」

「凛」

「……ッ。はい」




 千紘が静かに僕の名前を呼び、正座する僕の前に膝をついて屈んだ。

 流石は主人公だ!

 誤解であることをいち早く察知してくれたのか!

 


 そう思った僕は期待の眼差しで千紘は見た。

 千紘の手がポンと僕の肩に乗せられ、兄さんと同じ優しい笑顔を僕に向けた。

 


 あ、これは……




「拓海さんの家でお泊り会って……なに?」





 全然察知してくれてなかったぁぁああ!!

 いやいや待って、主人公であることは置いておいても、仮にも僕達親友だよね?

 その親友をそんな笑顔で追い詰めるってどういうこと?!

 こうなったら、頼れる所は一つしか無い。




 僕は千紘から逃げる様に床を這い、慌てて秋兄の足にしがみ付いた。

 そんな僕を笑顔で見る兄さんと千紘。

 凄く怖い。そころのホラー映画よりよっぽど怖い。




「あ、秋兄……助け……ヒィッ!」




 助けを求めながら、しがみつく秋兄を見上げた。

 するとそこには、さっき僕の腕を掴んだ時に見せた黒い笑顔の秋兄の顔が僕を真っすぐ見下ろしていた。

 この三人の中で一番身長が高いから、圧迫感といいホラー要素といい、レベルが違う。




「凛、随分アイツと仲良くなったんだな」

「ち、違うんだって…!本当に、色々あって……」




 僕は尻餅をつきながら、ズルズルと後ろへと下がって行く。

 まるで、サスペンスドラマとかで出てくる殺される前のモブみたいじゃないか!



 そのまま、ソファーの後ろに逃げ込んだ僕は笑顔を崩さないままジリジリと此方へ近づいてくる三人を見て涙を浮かべた。

 怖すぎる。

 こんなの子供の頃ならトラウマになるレベルだ。

 というか、笑っている様で三人の目は全く笑っていないじゃないか!

 


 何でこんなに怒ってるの?

 待って、本当に分からないんだけど!

 千紘は、僕が先生にちょっかいを掛けていると勘違いして怒っているんだとしても、

 後の、兄さんと秋兄は?

 説明が出来てなかったのを省いても、先生が昨日泊まる連絡はしてくれたはず。

 現に今、そのことについて問い詰められているのだから。

 なら、あれか。

 連絡が遅かったから?

 それとも、夜ご飯の準備が出来てるのに帰って来なかったこと?

 



 僕は無い頭を必死に動かし、思考を巡らせる。



 

 ダメだ。

 それでも秋兄が怒っている理由だけはどうしても出てこない。

 考えろ。考えるんだ、僕。

 きっと、あるはずだ。

 三人が怒っているこの状況に合う理由が……。

 必死に思考を巡らせた僕の頭に、一つ奇跡的につじつまの合う理由が浮かび上がった。



 あ、そうか。



 僕はソファーの裏から出て、三人の前で土下座をしながら声を張り上げた。




「連絡遅くなってすみませんでした!沢山心配と迷惑かけたよね。こ、今度からは、もっと早く連絡するようにします!」





 きっとこれだ。

 僕の連絡が遅かったせいで、兄さんに沢山心配かけた。

 そして、心配してパニックになった兄さんは眠っている秋兄と千紘に散々電話をかけ、二人を巻き込んでしまったのだ。

 これなら確実につじつまが合う。



 前に居るはずの三人から何の反応も無く、僕は心配になって顔を上げた。

 もしかしたら、怖がらせて申し訳ないと思っているのかもしれない。

 

 だが、僕のそんな想像は完璧に外れ……



「ヒィッ!」




 目の前に立つ三人は、貼り付けていた笑顔を消し鬼の様な形相で僕を見下ろしていた。

 


「何で?!」




 そんなはずない!

 これじゃ、まるで僕の推理が間違っていたみたいじゃないか!




「今度から……」

「もっと早く……」

「連絡ね~?」




 その時僕は悟った。

 これは、自分で地雷を踏んでしまったのだと。

 


 ますます、この部屋に漂うオーラが不吉なモノへと変わっていくのが分かる。

 そして僕は思い知った。

 地雷を踏む怖さを、イケメンの笑顔の裏に隠された本当の恐ろしさを。



 もう駄目だと諦めた僕は、巨人達を前に降参の白旗を上げるが如く、目を閉じた。

 煮るなり焼くなり好きにしてくれ。

 僕には、この状況を打破する力はなかったようだ。



 そんなことを考えていると、静かな部屋に着信音が鳴り響いた。

 この状況化を変えるか如く鳴ったその音は、まさに天使の歌声の様に聞こえ僕は顔を上げた。

 どうやら鳴っていたのは千紘のスマホの様で「はい」と冷めたトーンで電話に出ていた。

 そして少しして、その声色は次第に変わり、焦りが見え始めた。



 一体こんな時間に誰だろう?

 


 時計を見ると八時過ぎを示している。

 千紘の顔を見るからに何かあったようだが……。




「うん、分かった。すぐ行くからそこで待ってて」




 電話を切った千紘は焦った様子で「ちょっと出かけてくる!」と言って家を飛び出した。

 残された僕達はというと、気まずい沈黙の中でそれぞれ話を切り出すタイミングを探っている。

 


 兄さんも秋兄も変な所で遠慮したりするからな~。




「千紘、どうしたんだろうね」




 さっきの状況から普通に話し出すのは流石の僕でも無理のなので、ポツリと呟くように言葉を溢す。




「さぁ……慌ててたみたいだが」

「そうだね……あの様子だと少し心配だね」




 威圧的な雰囲気が無くなった部屋で、今度は兄さんと秋兄がソワソワと落ち着かない様子を見せた。

 


 と言いながら、僕の中では既にあの電話の人物に目星がついている。

 夜の電話、家族?会談中に掛かってきたところと、この時期からしてアイツだろ。

 最近、全くといっていい程、出番が無かったから殆ど忘れていたが、柊蓮。

 まだ、千紘との親愛イベントが起こっていないキャラクターだ。




 見に行きたい気もするが……。

 正直今はそんな気分じゃない。

 というか、言っちゃ悪いが柊には別に興味が無い。

 ………うん。

 やめておこう!

 別に僕が行かなかったからって、今回の事で柊に矢印が向くわけでは無いのでその辺は心配ない。

 ということで、この微妙な雰囲気になっている間に僕は此処から退散して、お風呂に入ろう。



 リビングの中でウロウロしている兄さん達に気づかれない様そっと移動し、扉へと少しずつ近づいていく。

 が、そう簡単にはいかないようで。

 



「凛、何処行くの」

「え?あ……アハハ」





 後ろから兄さんの冷たい声に制止させられた僕は、ゆっくり振り返る。

 一体何に怒っているのかも教えてくれない。

 なのに、部屋から出ることも許されない。

 八方塞がりの僕にどうしろというのか……。





「兄さん、本当に心配かけてごめん」




 僕はなすすべもなく、取り敢えず頭を下げてもう一度謝ることにした。




「……はぁぁ」




 だが、そんな僕の謝罪の後に聞こえてきたのは重い溜息。

 


 え?お兄さん、今溜息をつきましたか?

 まさかの頭を下げて誠心誠意謝っている弟に溜息をつかれましたか?



 顔を上げ、兄さんを見ようとすると視界が暗くなり、体が暖かいものに包まれた。

 僕と同じ匂いだけど、僕よりも鍛えられた兄さんに抱きしめられている今の状況に、僕は目をパチクリとさせる。




「兄さん?」

「お泊りが駄目だって言ってるんじゃないんだ、ごめんね」




 少し肩を震わせる兄さんに僕は焦りだす。

 兄さんの肩越しに見える秋兄も何故か申し訳なさそうな顔で僕を見ていた。

 どういう流れ?

 待って待って、僕じゃついていけないよ!




「いや、兄さんが謝ることじゃ……」

「連絡もちゃんと貰ったよ。説明もしてもらった。先生の弟さんを助けたんでしょ?」

「あ、うん……」




「ちゃんと聞いてんじゃん!」とツッコミを入れたかったが、僕を抱きしめる兄さんの腕に力が籠り、僕でも今は冗談を言っては駄目だと理解した。

 というか、ちゃんと説明してくれてたんだ先生。

 疑ったりしてすみませんでした。

 今度、何も言わず珈琲でも持っていこう。



 そんなことを考えていると兄さんが僕の頭を撫で始める。




「偉かったねって褒めてあげるつもりだったのに……ダメなんだ‥‥…」





 すみません、そこに居る秋兄。

 何が駄目なのか貴方は知っているんですか?知っているなら今すぐ教えてください。

 僕は、この初めての状況に戸惑いを隠せずにいます。



 僕の助けを求める視線から逃げる様に秋兄は、僕から目を逸らした。



 今、貴方は逃げましたね。

 僕は見ましたよ。

 貴方が逃げた瞬間を。

 リアルタイムで、この目で!





「い、いいよ兄さん!僕も沢山心配かけただろうし……ね?」





 兄さんの肩を掴み、顔を覗き込むと涙を堪える様に唇を噛んでいて僕はギョッとした。

 本当に今日の兄さんはどうしたんだ。

 感情のジェットコースターにでも乗ったのだろうか。

 乗るなら乗ると先に連絡をしてください!





「あ、秋兄……」

「俺も悪かった。」

「え………」





 正直、謝るのは慣れているけど、この二人に謝られるのは慣れていない。

 兄さんのこんな顔を見るのは初めてだし、いつも笑ってる秋兄だって暗い表情をしてる。

 こんな二人は見たくない。





「い、いやー!僕は本当に愛されてるなー!」

「え?/は?」

「兄さんと秋兄がこんなに僕のことを好きだったなんて!こんなの学校の女子が知ったら、僕は殺されてしまうね!」





 両手を広げてハッハッハと鼻高らかに笑う。

 僕の浅い知識と頭脳じゃ、この雰囲気を変えるには馬鹿みたいな事を言うしかないと思った。





「兄さん、あんまり唇噛むと血が出ちゃうよ!あぁ、でも。本当にさっきの三人は怖かったよ!まるで巨人かと思ったね!」

「ご、ごめん」

「いいよぉ!その代わり、今日の夜ご飯はオムライスがいい!」




 兄さんの顔を覗き込みながらそうリクエストすると「うん!分かったよ」と言って慌ただしくキッチンへと向かった。

 そして、僕は気まずそうに立ち尽くす秋兄に近づいて肩に腕を回して飛び掛かった。




「おわぁ!お、おい!凛!」

「秋兄もご飯食べてくんでしょ?」

「え?い、いや……今日は」

「兄さーん!秋兄もご飯食べてくってー!」





 僕がそういうと、エプロンを付けて準備をしている兄さんが「了解」と可愛らしい笑顔を向けてくれた。

 うん、やっぱり僕の兄さんはこうでなくっちゃ。

 だが、その一方で肩を組んだまま浮かない表情を続ける秋兄。

 どうしたものか……。

 怒ってた原因も結局分からないままだし、何を言えばいいのかも分からない……。





「秋兄、何でそんな顔してるの?」

「……いや、凛のこと怖がらせたと思ってな」

「ん?あぁ、確かに怖かったけど、別に気にしてないよ?」

「そうか……」




 

 言葉だけじゃ納得しないのか、秋兄は僕を凝視する。

 僕はそんなに信用がないのか。





「よーし!ご飯が出来るまでの間、一緒にテレビ見よう!」





 時間が経てば秋兄の機嫌も直るだろうと思い、僕は二人でソファーに座り適当にチャンネルを回した。

 すると、よく見るお笑い番組が丁度やっていた。

 二人揃ってお腹を抱えながら無我夢中でテレビを見ていると、いつの間にかご飯を作り終えた兄さんも隣に座り一緒にテレビを見ていた。

 テーブルを見ると、四人分の食事が置いてあったので、多分千紘が帰ってきてから食べようということなんだろう。



 千紘はいつ帰ってくるんだろう。

 あぁ、お腹空いたな~。



##### 


 お笑い番組が終わった辺りで千紘が戻ってきた。

 だが、何故か浮かない顔で戻ってきた千紘はずっと上の空で、兄さんの作ったご飯を食べている時も一人ボーっと考え事をしている様子だった。

 柊と何かあったのだろうか?

 


 そう思い、二人でお皿洗いをしている最中に何気なく聞いてはみたが「なんでもないよ」とぎこちない笑顔で誤魔化され、結局何も聞けなかった。



 その後、いつも通りに戻った秋兄と上の空の千紘は隣にある自分達の家に戻り、僕は兄さんと交代でお風呂に入った。

 部屋に戻って、疲れた体を投げ出す様にベッドにダイブ。

 目覚ましをセットして寝ようと思い、鞄の中からスマホを出すと、登録されていない番号から鬼の様に不在着信通知が来ていた。

 




「え、こわ!一体誰だよ……」





 まさか寝る間際で今日一怖い体験をするなんて思ってなかった。

 何て思いながら、一番最後に掛かってきた時間を確認すると三十分前に三回。

 こういう場合ってどうすることが正解だ?

 かけ直す?それとも無視する?

 うーん。




「無視に限るな」





 僕は七時に目覚ましをセットし、ベッドへと入って目を閉じた。

 今日もまた、色々なことがあったからすぐ眠れるに違いない。

 そう思っていたけど、





「眠れねー」





 あの大量の不在着信が気になって全く眠れない。

 




「あぁ、クソッ!」





 僕はベッドから出て、大量に不在着信を残している番号にかけてみることにした。

 サンコール待って出なかったら切ろう。

 そう心の中で決意して、通話ボタンを押す。

 すると、ワンコールも終わらないうちに電話が繋がり、僕は声が出そうな程驚いた。

 早すぎない?

 


 電話の相手は外に居るのか、風の音や車の音が聞こえる。

 それに、ギィッギィッと如何にも怪しい音と微かに人の泣き声も……。

 え、待って。

 これって何かの事件電話なんじゃね?

 僕、今とんでもない人と電話繋がってるんじゃない?



 相手は何も話さず、ただ電話だけが繋がっている状態が続く。

 待って、本当の怖さってこういう事を言うのでは?

 え、逆に何で電話続いてんの?

 



「あ、あの……」

『なに』

「え、あ‥‥…すみません」




 いや、何で僕が謝ってんのぉぉおお!!

 かけてきたのそっちだよね?

 あんな鬼の様な不在着信残したの其方ですよね?

 え、何で半ギレなんですか?



 僕は少しスマホを放し、荒れ狂う心を落ち着かせようと深呼吸をした。

 落ち着け僕。

 もしかしたら、何か大変なことがあったのかもしれない。

 誰か分かんないけど。

 取り敢えず話を聞いてみよう。

 誰か分かんないけど。




『……ぅっ…グスン……』




 電話越しに鼻をすする音と、泣き声が聞こえる。

 どうやら、泣いているのは電話をかけてきたご本人のようだ。




「あの……大丈夫ですか?」

『……何でそんな‥‥グスン‥‥…他人行儀なん‥‥だよ!』

「‥‥…え、お前」





 半ギレで敬語であることにクレームを入れてくる電話相手。

 その声には確かに聞き覚えがあった。

 まだ、声変わり途中の少し高い声と、クソ生意気なモノの言い方。

 間違える訳がない、間違えようがない。

 アイツだ。



「お前、柊蓮か?」


皆さま、休みは如何お過ごしでしょうか?

私は毎日だらけた生活を続け、アニメばかりを見ています(笑)

後は、夢小説を書くとニート生活をエンジョイさせて頂いております!


あ、私事ではありますが最近ツイッターをやっと作りました!

暇が続くと色々なことをしたくなりますね(笑)好きなアニメやゲームの話が出来るお友達を探せればいいな~などと思いながら、今後ツイッターに慣れていきたいと思います!




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