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雪の女王は戦馬と駆ける  作者: 悠井すみれ
10. 側妃について
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戦いの予感 シャスティエ

「急で悪かった」

「とんでもないことですわ」


 久しぶりに訪ねた王を、シャスティエは腰を低く折って出迎えた。


 ――本当に……慌ただしくて困ったのよ……。


 急いで整えた身支度におかしなところはないか。伏せた目で衣装を確かめつつ、内心で溜息を吐く。不満も苛立ちも、決して顔に出すことはできなかったが。


「顔色は悪くないようだな。回復したなら良かった」

「……お気遣いをありがたく存じます」


 顔を上げれば王の青灰の瞳が微かに笑っていて、居心地の悪いことこの上ない。視線を遮ろうと、シャスティエは頬に手をあてた。指先に触れる頬は卵のようにどこまでも滑らかで、彼女をほんのわずか安心させてくれる。


 エルジェーベトが差し入れた――と思われる――石鹸によるかぶれも爛れも幸いに痕もなく完治した。顔だけでなく、身体も手脚も。今のシャスティエの肌には一点の曇りもないはずだった。だから、王に見せても何の問題もない、のだが。そう思うとどうしてもいかがわしい方向に考えが向いてしまうのだ。今や、彼女が王と閨を共にするのに何の障りもなくなってしまったのだから。


 ――何をしに来たのかしら。


 シャスティエはくつろいだ様子で椅子に背を預ける王をこっそりと睨んだ。

 肌を癒しているうちに季節は夏になっていた。とはいえ緑豊かな庭園を誇る王宮にそよぐ風は爽やかなもの。今日も屋外に席を設けて王をもてなしている。茶菓でだけでなく、花の彩りで目を楽しませることもできるように。――つまりはまだ日は高い。


 王が彼女を訪ねる理由は、世継ぎをもうけるためということの他にはない。これまでも王を迎えるのは深夜に近い時刻になってからだけだった。明るいうちから一体何をしようというのか。この時間から閨に誘おうというなら正気のこととは思えない。だが王に命じられれば、あるいは力で強いられたなら、シャスティエに拒むことはできないのだ。


 唇を結んで押し黙ったままのシャスティエを見て、王は不審げに眉を寄せた。


「お前は食べないのか。遠慮している方が食べづらい」

「……申し訳ございません。いただきます」


 もてなす方が気を遣わせるという失態を犯してしまったことに気付いて、シャスティエほのかに赤面した。イリーナの淹れてくれた茶で口を湿しつつ、まさか見舞いに来ただけなのだろうか、と訝しむ。

 取引で迎えただけの側妃を案じるなど必要のないことに思える。少なくともシャスティエの方は、用がないなら放っておいてくれた方がよほど気が楽だ。


 ――私に会いに来るくらいなら、ミーナ様のところへ行けば良いのに。


「ミーナも心配していた。治ったならば今度こそ会ってやれ」


 王妃に思いを馳せた途端にその名が王の口から出たので、シャスティエの心臓は小さく跳ねる。


「……それは……」


 側妃の分を弁えるなら、王に頷くのに間を置いてはならない。しかし、ミーナと合わせる顔などシャスティエにはないから即答することはできなかった。いつも微笑んでいるあの人に嫌われるのは怖い。もしもまだ優しく接してくれるならなお怖い。できることならこのまま会わずに済ませたいのに。


「前はよく招かれていたというではないか。一度会えばミーナも安心するだろう」

「……はい。必ず」


 渋々と頷きながら、王の口調がそれほどきつくないことに驚く。どうせ仮病を疑われて責められるだろうと思っていたのだが、シャスティエの言い訳を鵜呑みにしてくれたということなのだろうか。それほど甘い男だとは思えないのだが。


「……念を押すためにいらっしゃったということでしょうか」


 王でありながら暇なことだとは思うが、ミーナのために約束させに来たというならまあ訪問の理由としては分からなくもない。少なくともシャスティエを見舞うためだとか、昼日中から寝室に引き込むためだとかよりは、よほどまともな理由だった。


 しかし、シャスティエの言葉が意外だったのか、王は一拍を置いてから答えた。


「……いや、用があって来たのだが」

「用?」


 王が彼女に用とは、ひとつしか考えられない。


 ――不埒だわ……!


 眉をつり上げ、頬を朱に染めて。声高に抗議しようとした時だった。王が、改まった真剣な面持ちで口を開いた。


「マズルークを知っているな。ミリアールトとはどのような国交がある?」


 思いもよらない、何かの試験のような問いかけだった。あまりに意外で、シャスティエは気勢を削がれてしまう。


「どうといって――ごく普通の隣国ですわ。言葉も似ておりますし、雪の(コロレファ)女王(・シュネガ)を奉じる民もいるそうですから人も物も行き来は多いということです」


 答えるのも、 本を読み上げているかのような当たり前のことになった。少なくとも試験に答えるのだけは、彼女は得意だ。ただ出題の意図は分からなかったが。

 しかも、端的に答えたはずなのに、王は彼女の答案に満足しないようだった。


「しかし争うこともあるだろう」

「まあ、天候に恵まれる年が続くと戦う余裕もできるものではありますけれど……。ミリアールトには海も鉱山もありますし……」


 同じ北国とはいえ国土の事情は様々なのだ。農耕で身を立てるマズルークなどに比べると、ミリアールトは厳しい気候の割に資源においては恵まれている。というか、だからこそ王は他国ではなくミリアールトを狙ったのだろうに。

 首を傾げ。疑問と少々の反発を滲ませて見つめると、王は疑問に答えてくれた。


「今、イシュテンの北方がマズルークから侵攻を受けている」

「まあ……」


 シャスティエは驚きに目を瞠ったが、同時になるほど、と納得もした。争い合うのは何もミリアールトとイシュテンだけのことに限らない。現にブレンクラーレはティグリスと結んで何やら画策しているようだし、他の国だとて隙があれば領土を奪い財貨を得る機会を見逃さないだろう。


「先のミリアールトでの乱でこちらが弱っているとでも見たらしい」

「そうでしたか」


 事実、王もシャスティエの考えを裏付けた。ミリアールトは降伏し、実質上は交戦には至らなかったというのだから読みの甘いことだとは思うが。マズルークの気候からして、恐らくイシュテンの肥沃な農地を欲しているのだろうか。


「……それでは私にご用件とは? お忙しいのではないのですか」


 そして王の訪問の理由は依然として分からない。いかなる王も国土を蹂躙されるのを見過ごすはずがない。武を持って尊しとするイシュテンの気質があればなおのこと、こういう場合は迎え撃つ準備に追われるはずだと思う。わざわざ側妃などを訪ねるのは時間の無駄ではないのだろうか。

 眉を解くことのできないシャスティエに対し、王はあっさりと頷いて彼女の困惑を深めさせた。


「そうだな」

「では――」


 ――こんなところにいる場合ではないでしょう。


 そう言って早く追い返そうとしたものの、王が次の言葉を発する方が早い。


「防衛の将として、イルレシュ伯を任じたい。今日は臣下を借り受ける承諾を得に来たのだ」

「小父様……イルレシュ伯を、借りる……?」


 幼い頃から親しんだ人とイシュテン語の称号は用意には結びつかなかった。弱々しく呟いた後、シャスティエが王の言葉の意味を理解するのに数秒掛かってしまった。


「……そこまで信頼していただけるとは……」

「忠誠を示す機会を欲していると聞いた。女王のためならば裏切ることもないと考えている」

「女王、ですか……」


 再び鸚鵡返しに呟いて、シャスティエは俯いた。女王と呼ばれても、誇ることなどできはしない。彼女は祖国ミリアールトを遠く離れたイシュテンに囚われた身だ。復讐を遂げられるかも定かではない。何より、彼女は何も知らない何もできない小娘に過ぎない。今日に限らず、王には何度でも思い知らされるかのよう。


 王の言うことは分からないでもない。マズルークの侵攻を聞いた時点で、彼女の方から提案しても良かったのではないか、というくらいだ。王に警戒するあまり、恥じ入るほどの察しの悪さを晒してしまった。

 シャスティエとグニェーフ伯――今はイシュテンで与えられた称号でイルレシュ伯と呼ぶべきか――が降ったとは言っても、ティゼンハロム侯を始めとする者たちは形ばかりのことと疑うだろう。イシュテンのために命を懸けて戦うことは、ミリアールトへの信用を得ることに繋がるだろう。だから、本来ならばこの指名を喜ばなければならないはずだ。


「嫌か」

「いえ……」


 しかしシャスティエの表情は晴れない。あの砦で彼女はグニェーフ伯を始めとする臣下たちに告げたのだ。ミリアールトがこれ以上戦場で血を流すことがないように、と。彼女がイシュテン王の側妃になるのはそのためだと。


 ――小父様に嘘を吐いてしまったことになる……。


 力のなさが恨めしかった。どれほど胸が痛んでも、嫌だと言うことなどできはしないから。王が事前に教えてくれたのさえ破格のことなのだ。

 王自身、承諾と言いつつシャスティエの顔色を気にする気配もなく続けた。


「マズルークに猶予は与えられぬ。既にイルレシュ伯を王都に呼んでいるから明日にもこの命を伝えるつもりだ」

「光栄なことと存じます」

「ここで、お前の同席のもとで、ということにしようかと思っている」

「は?」


 嫌々ながら形ばかりに頷いていたので、思わぬ王の言葉にシャスティエは思わず声高く反問していた。


「なぜそのようなことを?」

「お前の意志を無視して命じていると取られたくはない」

「なるほど……」


 ――本当に、ありがたい心遣いね。


 口にする訳にはいかない皮肉は、辛うじて胸の裡にとどめることができた。あからさまに命令の形を取っていないだけで、断るはずがないのはお互いに承知しているではないか。思いやりがあるかのように見せかけるなど傲慢も甚だしい。

 油断をすると顔にも出てしまいそうな不快な思いを呑み込むために、シャスティエは再び茶を口に運んだ。しかしその努力も無駄になってしまう。


「それに、しばらくあの者に会っていないと聞いた。元気な姿を見せてやれば良い」


 王の次の言葉によって、無作法にも音高く茶器を置き、王の顔をまじまじと見つめることになってしまったのだ。


「そのように……お気遣いいただけるとは……」


 今度こそ、王がシャスティエを気遣っているのは疑いの余地がないことだった。なぜそのようなことをするのかは分からないし、グニェーフ伯が出陣を命じられる場に同席するのは大変気の進まないことではあったが。


「お前の扱いについても案じているだろうからな。実際顔を見ないことには落ち着くまい」

「では明日またいらっしゃるのですね」


 何気ない相槌のつもりでシャスティエは答えた。二日続けて王に会うのか、と気が重くなるのを感じつつ。戦うことを命じられたらグニェーフ伯はどのような反応をするのだろうか、と恐れつつ。

 しかし王は意外そうに眉を上げた。


「なぜわざわざ何度も行き来しなければならないのだ。今夜はここに泊まって、明日そのまま伯を迎えればよかろう」

「え……」

「一度ミーナたちにも会いにいくから一旦去るが、いつも通りの頃にまた来る」


 ――ミーナ様やマリカ様に会った後でこちらに来るというの……?


 言いたいことを言い終えたらしい王はすぐに立ち上がった。だからシャスティエは内心の憤りを口に出す機会に恵まれなかった。妻子に会った後に他の女を訪ねるなど夫として許しがたい所業だと思うから、さすがに苦言を呈したかったのだが。シャスティエと夜を過ごすことを、ミーナには決して言わないように祈るばかりだ。


 王と閨を共にした翌朝に祖父代わりのグニェーフ伯に会わなければならないという、その気まずさに気付いたのは、王を見送った後だった。




 王は言った通りに遅い時間になってから再び訪れ、シャスティエを安眠から遠ざけた。


 翌朝、王と共に食事を摂り王の前で身支度をするといういたたまれない時間を過ごした後――シャスティエはグニェーフ伯を迎えた。


「お元気そうで安心いたしました」


 彼女をよく知る老臣は、シャスティエの顔を見るなり相好を崩した。かつてないほどに緩んだその表情を見てどれほど心配させていたのかを悟り、シャスティエは精一杯の笑顔を浮かべた。憂いなど何もなく過ごしていると信じてもらわなければならないと思ったのだ。


「しばらくお会いすることもできず、申し訳ありませんでした。この通り、陛下には何不自由なく過ごさせていただいています」

「別に俺が虐げていたから会えなかった訳ではないのだ」

「……ええ、本当に良くしていただいておりますから」


 少なくとも王が側妃に対して配慮らしきものを見せているのは事実ではある。シャスティエがそれを喜べるかどうかはまた別の話というだけのこと。


「仲睦まじくいらっしゃるのが何よりと存じます、クリャースタ・メーシェ様」


 復讐を意味する婚家名で呼ばれたので、グニェーフ伯の真意は言葉とは真逆だろうと思えた。しかし、彼女を案じているのも変わらぬ姿を見て安堵したのも事実だろうとも思ったので、シャスティエの心はほんのわずか慰められた。




 それでも王が()()に入ると、シャスティエは息を詰めてグニェーフ伯の表情を窺った。怒りや非難の色が浮かぶのではないかと。またミリアールトに血を流させるのかと、詰られるのではないかと。

 だが――


「新参者には過分のご重用、まことにありがたく存じます。老骨の身ではございますが、持てる力の全てを尽くさせていただく所存でございます」


 グニェーフ伯は、しっかりと――いっそ満面の笑顔と共に――頷くと、王の前に恭しく跪いた。


「そうか」


 そして、シャスティエにとっては理解できないことに、王も当然のように頷いている。


「バラージュの息子もつけるつもりだ。若者を鍛えてくれるよう期待している」

「気骨のある少年と見ております。成長の手助けとなれるならば至上の喜びでございます」


 浅からぬ縁のある少年の名を聞いて、シャスティエは思わず脇に控える召使――少年の姉のエシュテルの方を見た。弟が活躍の場を与えられると聞いて目を輝かせている。控えめで穏やかな女性だと見ていたのに、戦いの予感を心から喜んでいる風なのが信じられない。


 ――危険だとは、思わないのかしら……。


 姉弟の父の死に関してはシャスティエも少なからぬ責任を感じていた。だから、彼らの復讐心がティゼンハロム侯に向いていると聞いて少しだけ安心することができたし、王やシャスティエへ助力を望んでいるというのは喜ばしいことだった。かつて王宮に務めていたという――あいにくシャスティエは当時の彼女を全く覚えていなかったが――エシュテルは、この離宮でも何かと目を配ってくれているしイリーナたちとも上手くやっているようだった。

 だからシャスティエもこの女性の存在を歓迎していたのだが――やはり、イシュテンの者とは考え方の隔たりを感じる。


 シャスティエが戸惑う間にも王とグニェーフ伯は会話を進めていた。


「マズルークと戦ったことは?」

「何度も。かの国の者にも多少は我が名は知れているはずでございます」

「頼もしいことだ」

「恐れ入ります。……此度の侵攻ですが、追い払うだけでよろしいのでしょうか? それとも、捕虜を取って身代金を得たり領土を奪うなどは――」


 ――小父様がそんなことを言うなんて……!


 平然と貪欲なことを口にした臣下に、シャスティエは驚きの念を禁じえなかった。ミリアールトでグニェーフ伯が任じられていたのはあくまでも国境の守護。先にことを起こしたのはあちらとはいえ、進んで他国に攻め入るなどと考える人とは思っていなかった。

 一方の王は、再び滑らかに頷いている。伯の提案は予想していたとでも言うように。


「余裕があれば戦果が欲しい。バラージュの家から領地と爵位を奪ったままにしておきたくはないからな。本人にも同じことを伝えるが――褒賞は自分の手で奪ってくるが良い」

「は!」

「――イルレシュ伯」


 まるでグニェーフ伯までイシュテンの気風に染まってしまったようで落ち着かなくて、シャスティエは口を挟まずにはいられなかった。息を吸ってから妙な間が空いてしまったのは、やはり新しい称号が呼び慣れなかったから。


「どうかお気をつけて。要はマズルークを退ければ良いのでしょう? 無理はなさらないで――」

「クリャースタ様」


 彼女が望んで戦いを強いているのではないと、訴えようと紡いだ言葉は、しかし、きっぱりと遮られた。しっかりとシャスティエと目線を合わせたグニェーフ伯が、微笑んでいるのはどういう意味に取れば良いのだろう。


「お気遣いはありがたく存じます。ですが、必要なことと考えますので。陛下の――そしてクリャースタ様の御為にも」

「私のため……?」

「は」


 老臣の目を再び見て、シャスティエはやっと彼の意図に気付いた。


 ――手柄を得て王の力を、更には私の立場を安定させようというのね……。


 納得すると同時に激しい怒りに襲われて、唇を噛む。王に対してでもグニェーフ伯に対してでもない、自分自身に対する怒りだ。

 ミリアールトに血を流させない、などと甘すぎる考えだった。イシュテンに逆らうことが不可能だったのは確かだが、従ったら従ったで常に忠誠と、侮られない程度の力を見せ続けなければならなかったのだ。シャスティエには分かっていないことが、男たちには自明のことだったのだろう。イシュテンに併合されるのは避けられないことだったが――同じ占領地といっても従うだけの者と力を差し出す者とでは扱いが違うのは自明のことだ。


 結局、生き抜くためには戦い続けるしかない。もはやミリアールトは王と運命を共にしているのだ。ティゼンハロム侯やティグリスは、王ほど寛容な隣人であってはくれないだろうから。


「……分かりました。ありがとうございます」


 苦い思いを隠して、グニェーフ伯に微笑みかける。次いで、王にも。


 ――私も、価値を示さなければならないのね。


 王の訪れをしばらく断っていたから懐妊はまだ遠い先のことだ。だからこそグニェーフ伯も剣でミリアールトの存在を誇示してくれるのだ。戦うことのできないシャスティエは何と非力なことだろう。ならば、せめて言葉で役に立つしかない。いずれ生まれるであろう――そう信じるしかない――彼女の子のためにも。


 王が注意を向けてくれたのを確かめてから、口を開く。


「陛下、ご提案したいことがございます。聞いていただけますでしょうか?」

2015/11/21加筆しました。

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