偽物
あるところに女の子がいました。女の子は何不自由なく家族と幸せに暮らしていました。けれども女の子が12歳の誕生日を迎えた日から女の子は毎日同じ夢を見るようになりました。夢の内容は綺麗な髪の長い女の人がなにかを訴えかけるように口を動かしているのです。女の子には女の人が何を訴えかけているのか分かりませんでした。なので不思議な夢を見て一週間くらい経ったある日女の子はお母さんに相談してみました。お母さんは聞いた途端、スキップをしてお父さんに知らせに行きました。お母さんから夢の女の人のことを知らされたお父さんもぴょんぴょん飛び跳ね喜びました。女の子はどうして嬉しいの?と聞いてみましたがお母さんとお父さんは聞いた途端喜んでいた様子が嘘のように泣きながら謝り始めました。女の子は理由を聞きました、その途端女の子はお母さんに消されて女の子の体には女の人が入りました。
「すごいぞ!コピーの記憶でここまで壊れなかった機械は初めてだ‼︎」
そうだっんだ 私はコピー ただの偽物
読んでくださってありがとうございますm(._.)m