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かごめの唄  作者: 水桜 沙夜華
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不思議な言い伝え



僕の住む町には神社がたくさんある。


地元の子供達は、公園よりも神社の境内で遊ぶことが多い。もちろん僕も子供の頃は友達と境内で遊んでいた。


その中にはとても古くて如何にもナニかが出そうなほど薄暗くて気味が悪い神社もあった。



雲一つない青空、うだるような暑さだったことは今でも覚えている。



その日は、僕と友達8人で近所にある古い神社に遊びに来ていた。


そこはほかの神社よりも木が高く、ほとんどが木陰となっていたから涼むにはもってこいの場所だった。


ただ……ひとつだけ、その神社にまつわる奇妙な噂があった。



《ここで、かごめ遊びをやってはいけない》



なんでやってはいけないのかという理由は知らなかったけど、とにかくあの神社の境内ではやってはいけないという。


どうせ、ただの噂話でしかないと思っていた。


大人たちがどうして噂として僕たちにこんなことを言ったのか、本当に理解していなかった。

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