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少女の名前決定!!

「それじゃあ、今回は俺の能力の説明……の前に自己紹介をしたいと思いまーす」

「ああ、そういえば一話目では私達の名前が全然出てこなかったわね」

「だろ。あそこでまだ気絶してる頭に@と書かれた男なんて完璧に文字稼ぎ要員になってたからな」

「ていうか、気絶時間長くない?」

「そこは気にしちゃ駄目なところ」

 ちなみに頭に@と書かれた男は作者が持ってきた布団に横たわって、大きなたんこぶには氷水を入れた袋をのせた状態である。

「じゃあまずは俺から。みなさんご存知の通り作者です。今のところ書けるジャンルはコメディだけです。(これから増えるかどうかも分かりませんが)よろしくお願いします」

 こちらが作者のくわしいプロフィール「永遠に待ったああああああああああああああああああ、第三者視点さあああああああああああああああん!!」……また邪魔してくる作者。

「また、じゃないよっ!!俺はキャラクターじゃないからね、現実に居るからね。個人情報出すのダメ、絶対」

 ……分かりましたよ。教えても差し支えないのことだけ載せるようにしますよ。

 それでも作者は首を横に振った。

「いや、そこらへんのことは後々あとあとネタで出すからそれも却下」

 そのまま少女に自己紹介をするように促す作者。少女もそれに応じる。

「はい、これが少女の名前だよ」

 作者は小さな紙を少女に手渡す。

「えーと私の名前は……」

 紙に書かれた名前を確認した瞬間に少女が固まった。

「ん?どうした」

「ねえ作者。これ本当に私の名前なの?」

「そうだけど何か問題?」

「問題大ありよっ!!」

「へぶっ!」

 少女は自分の目で見てみろという言う風に名前が書かれた紙を作者の顔面に押し付ける。その紙に書かれていたのは、紙からはみ出しそうなぐらい大きく書かれた『前』という一文字だけだった。

「あんたのネーミングセンスはどーなってんのよ!!」

「いやあせっかくだから小説タイトルにちなんだ名前を付けようと思って」

「だとしてももうちょっとましなの考えなさいよ!」

「えーーーーーー」

「とにかく!『前』なんて名前認めないから考え直しなさい」

「はいはい」

 紙に書かれた文字を消して少女が納得するような名前を考える作者。

 ――十秒後――

「早っ!」

「とりあえず漢字変換で一番良さそうなの選んだから今度は大丈夫だ」

 作者は自信満々で紙に書かれた文字を見せる。そこに書かれていたのは――。

真恵まえ……」

「真実のに恵みので真恵。けっこういい名前だろ」

「……まあこれならいいわ」

「読者のみんなーこの少女の名前は今から真恵だからねー。覚えてあげてねー」

「ちょっ作者、恥ずかしいからやめなさい」

 転入生が来た時の先生のようなテンションの作者を顔を真っ赤にしながら止める真恵はかなりかわいらしかった。




 

 


 

 


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