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Mr.NO-GOOD´  作者: 慎之介
第四章:新大陸の定め編
47/106

七話

民主主義を政治の基本とした、とある大きな港町。


そこは漁業ではなく、船による交易で栄えた町だ。


様々ない文化が混じり合って町の繁栄を支え、人口もその周囲では一番多い。


「うっ? なんだ?」


その町の灯台近くで、小舟に乗ってのんびりと釣りをしていた男性が、目を細めた。


船の下を、大きな影が通り過ぎたからだ。


魚にしては大きすぎるその水中の影は、港の桟橋に近付くにつれ、徐々に海面へと近づいていく。


そんなものが近付いているとは気付かないカップルが、桟橋の上で見つめ合っていた。


「受け取ってほしい物があるんだ、クロエ」


「なに?」


「これさ」


「これって……この指輪って……」


「ああ、僕と結婚してくれ」


「嬉しい、ニコラス」


「じゃあ!」


「はい、宜しくお願いします」


「やった! 幸せにするからな! クロエ!」


カップルの立つ桟橋の柱に、ベシャリと音を立てて、腕が絡みつく。


「クロエ? どうかした?」


桟橋の奥から聞こえてくる水が滴るような音に、女性側が先に気が付いた。


「どうしたんだよ?」


「ニコラス、後ろ……」


桟橋に両手を突き、黒い影が大量の海水を滴らせながら上ってきた。


それを見ていた女性は、恐怖から目を見開き、悲鳴も上げられないようだ。


「え? 何……うわぁぁぁ!」


よっこいしょっと!


まあ、大仰に語っては見たが、水中の影は平泳ぎしていた俺で、桟橋から陸に上っただけなんだけどね。


はぁぁぁ。


死ぬかと思った……。


『相変わらず、悪運だけは抜群じゃな』


「あ……あああ」


んっ?


カップルが、俺の足元に座り込んでしまっている。


何、見てるんだ? 


そんなに彼女いない俺が珍しいか?


殴るぞ! このクソカップルが!


「うわぁぁぁ!」


「まっ! 待って! ニコラス!」


ふん!


女を置いて逃げるなんて、最低だな。


しかし……。


あそこまで必死に逃げる事ないのに。


『海から作業服の不審者が上がってきて睨まれれば、誰でも驚くじゃろうが』


そんなもんかな?


『特にお前の目には、憎しみがこもっておったからな』


女は特に美人と言うわけじゃあなかったけども。


目の前でイチャつかれるのは気分が悪い!


てか、世界中のカップル絶滅しろ!


『相変わらずの歪み方じゃな』


歪んでない!


思春期の男子はこんなもんだ!


『世界中の思春期男性に謝罪しろ』


いやじゃ! ボケ!


それより、腹減った……。


『ま……まぁ、何か食べるか』


お?


今日は素直だな、ジジィ。


少しは性根を正したか。


『そう言うお前は、いちいちわしを煽らんと気がすまんのか?』


しかし……。


先立つものが何もないな……。


ミスリルっていくらで売れるんだ?


『無視した上に、わしを売ろうとするな!』


だって……。


俺の持ち物、今ジジィだけだぜ?


『だってで、売られてたまるか!』


でも、マジでどうすっかな?


作業服以外何もないぜ?


『そうじゃな……』


周りの飲食店から、いいにおいがする……。


腹減った……。


空腹で文無しって……。


やってらんね~……。


****


俺は服を乾燥させる為という意味でも、仕方なく街中に向かって歩き始めた。


そして、人だかりを見つけ、野次馬根性で様子をうかがった。


何だろう?


なんだか、厳つい男ばっかりが集まってるな。


「では、これより実戦のテストを、試合形式で行う!」


実戦? 試合?


何してるんだ?


行列のできていた大きな建物の門が開き、男達が入っていく。


「おい! そこの!」


えっ? 俺?


「はい」


「早く入れ!」


はい?


「早くしろ!」


「あっ……はい」


俺は厳つい男達三十人ほどと、その大きな屋敷の中へ入った。


これは……。


『うむ』


間違いないよね。


『そうじゃな』


何かに巻き込まれた!


ミィィィィスったぁぁぁ……。


今度は、何に巻き込まれんの? 俺?


『多少は覚悟しておくんじゃな』


一応嫌な事は想像しておくけど、大体何時も俺の想像を超えた不幸が襲ってくるじゃん。


『そうじゃな。今想像した事の、さらに悪い事でも想像しておけ』


ええぇぇ……。


こういうときは、嘘でも大丈夫とか言うもんじゃないの?


『お前に関しては、無理じゃ。ほれ、早く最悪を想像しておけ』


おいおい、ジジィ。


職務放棄か。


『どうせ、お前の事じゃからろくな事はない。早ようせんか』


考えたくもないわ!


『無駄な足掻きを……』


なんで不幸確定で喋ってるんだよ! クソジジィ!


「おい! そこのお前! 早く前に出ろ!」


あっ、俺?


先ほどから、厳つい男達は鎧を着た戦士らしき巨漢の男二人と、実戦形式のテストを順番に受けている。


次は俺の番らしい。


「お前! 得物は?」


「えっ? ないです」


俺は昔の癖で、反射的に魔剣を隠そうとしてしまう。


「それくらい準備して来い! 仕方ない、これを使え!」


受付のおっさんが、俺に刃挽きした剣を投げ渡してくれた。


とっ……とりあえず、頭がおかしい奴等ではないんだな……。


『まぁ、お前の事じゃから気は抜かんようにな』


だから、俺を不幸の代名詞みたいに言うのやめて!


なんかへこむから!


剣を握って棒立ちになっていた俺に、戦士の一人が斬りかかってきた。


これは……。


勝ってもいいのか?


俺は選択をよく間違うから、負けたほうがいいのか?


どう思う?


『ここで、負けんでもよかろう』


ん~……。


まぁ、どっちでも同じだよな。


おう?


俺が戦士の攻撃を避けていると、じれったくなったのか、もう一人も攻撃に加わって斬りかかってきた。


そいつらの持つ剣も刃挽きはしてるみたいだけど、そんなに本気で振り回すなよ。


多分、当たるとどっか折れるぞ?


まぁ、当たる気はないけどね。


『さっさとせんか! あ! 殺すなよ?』


へいへい。


といやっ! そいやっ!


俺は、戦士二人を動けなくした。


剣で殴るのはかわいそうなので、とりあえずパンチで殴って吹っ飛ばしたけど……。


『かわいそうに……』


二人とも鼻血を出して、泡吹いて気絶してしまった。


俺、手加減、苦手……。


「お……おおぉぉ」


先にテストを受けていた男達が、俺のその結果に驚いて声を出している。


「お! お前! 名前は!?」


「あっ、レイです」


「そうか! レイ! お前はどこかのギルドで働いていたのか?」


「まぁ、大分前に……」


「この二人は、フォースクラスの上位にいた二人だぞ!」


フォース……四番目のクラス?


この国のギルドのランクかな?


AかBクラスくらいかな?


「お前は合格だ! 今日からでも働けるか?」


落ち着け、おっさん!


状況が理解できん。


ん? 働く?


『雇ってくれるようじゃぞ』


おお! マジかよ!


さんざん苦労したから、お詫びが来たのか?


願ったり叶ったりじゃん!


「あ、お願いします」


「よし! 中で説明をする。ほかの奴らのテストが済むまで待っていろ」


「はい」


****


俺は、屋敷の中へ執事らしき人の誘導で入った。


そして……。


ああ、生きててよかった!


うまい!


肉って、うまい!


おなかが減っていると告げると、執事さんは食事を用意してくれた。


まともな食事って、何ヶ月振りだろう……。


ああ……。


しゃ~わせ~……。


「あら? 今度はまた、ずいぶんとみすぼらしい人を雇うのね」


みすぼらしい?


ああ、俺か。


誰がみすぼらしいだ!


『お前じゃ。ボロボロの作業着に、ぼさぼさの髪とまばらな無精髭、みすぼらしいじゃろうが』


おおおお……。


『ん? 何じゃ?』


めっちゃ可愛い!


俺の前には、真っ赤なドレスを着た美人が立っていた。


ブラウンのサラサラな髪が腰まである。


少し気が強そうな顔の女性。


この屋敷のお嬢様とかかな?


『また、悪い病気か……』


病気って言うな!


「まぁ、腕が立つならそれでいいんでしょうけど……。もう少し、腕の立つ美形の剣士とかって、いないもんかしらねぇ」


あっ……。


なんか、あの子の中では俺は論外っぽい。


あぁぁぁ……。


期待しちゃいけないんだよね。


『その通りじゃ。そろそろ、懲りろ』


ですよね~……。


てか、性格悪そうだから、俺の方からもパスだな。


****


それから、俺以外に三人の男が採用されるらしく、屋敷の中へ入ってきた。


俺はそこで何に雇われたかが、やっとわかった。


この大きな屋敷は町長の家で、さっきの女性だと思うけど娘さんの護衛が仕事だ。


最近、娘さんが人外の者に数度襲われたらしい。


それで、腕の立つ者を募集していたそうだ。


さっきの受付をしていたおっさん……オルコットさんが警備責任者をしているので、俺はその指揮下に入る事になった。


とりあえず、俺は遭難して何も荷物がない事を説明した。


その為、屋敷の使用人が使う部屋と、衣服等一式を用意してくれる事になった。


ああ……。


こんな当り前の事が幸せでたまらない……。


やっと、まともな服が着られる。


やっと、まともな食事がとれる。


目から心の汗がにじんでくるよ、ジジィ。


『……不憫な』


****


「では、この部屋をお使い下さい」


打ち合わせを終わらせた俺は、日が暮れた事もあり執事さんに部屋へ案内してもらう。


「あ……あの、風呂って今から借りられますか?」


「それでしたら、部屋にそれぞれユニットバスが完備されております」


「ああ……」


「お着替えのほうは、部屋に届けておきます。それと、剃刀なども洗面台に用意しておりますので」


「ありがとうございます」


やっぱり金持ちは違うな。


高々、使用人の部屋が、ホテルみたいになってるよ。


『わし等には好都合じゃな』


まあね。


カーラ達を捜す為の準備が、ここで整えられるな。


さて、風呂でも入るか。


『そうじゃな』


俺は、バスルームへ入り数カ月ぶりの入浴を……。


えっ……?


マジでか?


『本当に楽をさせてくれんようじゃな』


勘弁してくれよ。


作業着を脱いだ俺の体中に、鳥肌が立つ。


この付近のモンスターは、全般的にこんな魔力を放つのか?


『わからん』


なんか魔力に撫でまわされるみたいで、気持ち悪いから嫌なんだけどな。


「うわぁぁぁぁぁ!」


のんびりもしてらんないか。


俺は部屋を飛び出し、声のした玄関ホールへと走る。


そこには、窓ガラスから侵入したらしい……蚊?


なんかでっかい蚊がいる!


それも、デザインが妙にグロい。


何で虫に乳房があるんだよ。


どんなコンセプトだよ。


『あれは、そう言う生き物なんじゃろう』


あ……。


一人殺されてる。


多分、俺と一緒に雇われたと思われる男のミイラが、ホールに転がっていた。


あの髪型には見覚えが……。


「ぎゃああ!」


うおっと!


もう一人が、蚊に刺されて血を吸われそうだ。


他の傭兵は……。


全然役に立ってないな。


よいしょっと!


俺は階段の踊り場から襲われている男のところへ跳び、蚊が刺しているくだを魔剣で斬る。


それでひるんだ隙に、腹部から蚊を両断した。


「おお! レイ! よくやった!」


オルコットさん……。


特別戦闘力は高くなさそうだな……。


『まだじゃ』


分かってる。


もう一匹は……。


二階か!


俺は話しかけてくるオルコットさんを後回しにして、階段を駆け上がる。


そして、魔力を感じる方向へ全力疾走した。


「いやぁぁぁぁぁぁ!」


魔力を感じていた付近の、ある一室ないから、ガラスの割れる音と同時に女性の悲鳴が聞こえる。


狙いはお嬢さんか。


俺は悲鳴が聞こえた部屋の扉を蹴破ると、女性に襲いかかろうとしている蚊を斬り捨てる。


一撃で仕留める事に成功はしたが、敵は俺の動きに視線を向けてきた。


今の俺に多少でも反応出来るって事は……。


Bランクはあるな。


『室内で相手の動きが制限されていたのは、運がよかったのぉ。気を抜きすぎんようにせねばな』


ああ……。


ん?


この女の子は……。


さっきのお嬢さんに似てるけど、別人だ。


誰?


『オルコットが、この屋敷の娘は二人おると、言っておったじゃろうが』


ああ、もう一人のほうか。


「ご無事で?」


俺は床に座り込むお嬢さんに、手を差し出した。


「いやぁぁぁぁ!」


あっ……。


また、やっちゃった。


でも、緊急時だったし仕方ないと思うんだけどなぁ。


『お前の運命じゃ』


うん。


もう、分かってる。


抵抗しても無駄なんだろ?


諦めろって事なんだよな?


悲鳴を上げるお嬢さんの前には、風呂に入ろうとしてパンツ一丁で剣を握った……。


ええ、俺です。


俺が着ていた作業着はつなぎで、一度脱ぐと着るのに手間がかかる。


理由はそれだけ……。


ちくしょう……。


これ絶対、神のクソ野郎にはめられてるよ!


お嬢さん美人だけど、これはもうどうやってもフラグなんてたたねぇぇよ!


俺は、童貞がお似合いってか?


俺は、一生一人で生きて行けってか!?


ざけんな! こんちくしょぉぉぉぉ!


俺のフォローを、オルコットさんと執事さんがしてくれている。


****


下手な事を言いたくなかった俺は、そのまま自分の部屋へ戻り、風呂に入った。


だって、もうどうしようもないからね!


それ以外に何もできないから!


パンツ一丁で言い訳しても、通じませんよ!


ああ~。


もう何だろうな……。


死のうかな。


『剃刀を持ちながら、危険な事を考えるな』


えっ?


だって、髭そらないと。


いくら俺が十七歳でも、まばらにだけど髭は生えてるよ?


『考えてないのならそれでよい』


首筋と手首、どっちが楽かな?


『ちょ! 待て!』


う~そ~で~す~。


誰が童貞のまま死ぬか!


死ぬにしても、一回は大人の店に行ってから死ぬっての!


『……このガキ』


髭は剃れたけど、髪は切らないと駄目だな。


毎日直射日光にさらされて、毛先だけじゃなく全体がボロボロだ。


これ……ハゲたりしないよね……。


二十代でハゲるのは勘弁してほしいなぁ。


まぁ、今そんなこと悩んでも仕方ないよな。


さて、服を……。


ジジィ! 大変だ!


『なんじゃ?』


真っ黒なスーツが用意されてる!


『問題あるまい? また、悪役に見えるとか、くだらない事か?』


違うわ! 馬鹿!


『では、な……』


ネクタイの結び方! 知らん!


『想像以上にしょうもない……』


いやいや!


大事じゃないか!


どうしよう。


ジジィ知ってる?


『わしはスーツなどない時代の人間じゃ』


相変わらず、使えんジジィだ。


どうすっかな。


あ! 執事さんに聞こう!


とりあえず、ネクタイ以外を着てっと……。


コンコンガチャという、繋がった音が俺の耳に届いた。


「きゃぁぁぁぁぁ!」


その次には、女性の悲鳴ですか。そうですか。


ジジィ?


『なんじゃ?』


ノックしたら、返事あるまで待つもんじゃないの?


もしくは、多少でも待ってから扉をあけるべきじゃないかな?


『お前にしては、ノックされただけマシなんではないか?』


確かにね……。


先ほど俺のパンツ姿で悲鳴を上げたお嬢さんが、今度はパンツをはく途中のほぼ全裸の俺を見て、扉をあけっぱなしで走り去った。


扉閉めなさいよぉぉぉ!


俺、全裸ですからね!


何で俺は、こんな羞恥プレイを受けないといけないんだ?


俺が一体、何をしたって言うんだ……。


少しフリーズしてしまったが、パンツをはいて扉を閉めた俺は、スーツをネクタイ以外着用し……。


部屋の隅で体育座りをした。


『もう、慣れるしかないのぉ』


慣れるわけないだろうが、こんな事……。


『わしは慣れてきたぞ?』


ジジィが慣れても、仕方ないだろうが!


俺は無理!


裸を見られて喜ぶような性癖は、持ち合わせてない!


なんだよ! これぇぇぇぇ……。


『ネクタイの結び方を執事に聞きにいかんのか?』


もう、どうでもいい。


一気にブルーになった……。


『何気に、ものすごくへこんでおるのぉ』


ないわ……。


これは、ないわ。


思春期の男子が、若い女の子に裸見られるなんて……。


無いわ、これ……。


『ここ最近で一番落ち込んどるな』


ちょ、マジで。


一人にしてくれ。


先程と同じように、コンコンという音とガチャリという音の間には、ほぼまったく間がない。


えっ? どう言う事?


このクソアマは、ノックさえすれば返事無しで、部屋に入っていいとでも思ってるの?


もぉ、死になさいよ!


首括りなさいよぉぉぉ!


「あ……あの、レイさん? 二度も失礼な事を……」


分かってんなら、向こう行きなさいよぉぉ!


「本当に、申し訳ありません」


お嬢さんは、俺に頭を下げてきた。


雇われるわけだから、ここで文句言えないじゃないか……。


「いえ、いいですよ……」


「よかった!」


あ……ヤベ。


笑顔可愛い。


「先ほどは助けていただいて本当に、ありがとうございました。明日の朝、正式に他の方共々挨拶させていただきます。本当にすみませんでした」


お嬢さんは一方的に謝った後、部屋を出て行った。


可愛いんだけどな……。


『だけど?』


あの馬鹿女は、扉を閉める事を覚えるべきだ。


『そう……じゃな』


なんか、お嬢様二人とも、見た目だけで中身が残念っぽいなぁ。


ったく……。


やってらんね~……。

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