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読んでくださっている方ありがとうございます。

おかげさまで、いつの間にか、お気に入りに登録してくださっている方が

増えていてとても嬉しかったです。

これからも、よろしくお願いします。

夏休みもあとわずか。

昨日の夜、草香から加藤君のケータイ連絡が入ったそうだ。

「「図書館でみんなで宿題しよう!」だとよ。」

朝7時に起こされ、「おはよう!」の挨拶よりも前にそう言われた。

「うん、わかった。」

私は、そのまま起きて朝食の準備。

冬季さんも、30分後には起きてきた。

冬季さんは、今日はお仕事。

なので、たぶんいつもの部活メンバーだけなんだろうな。

ちょっと、寂しい気持ちになりながらも、加藤君と図書館へ。

図書館へ着くと早速教科書を開き宿題開始!

2時間後、あっという間に終わらせた、男子たち&草香。

菫と私は、ノロノロで先に終わらせた人に教えてもらいやっと終わりました。

13時過ぎ、どこかでみんなでお昼を取ろうということになり、近くのファミレスへ。

注文をしたところで、キャンプ地でのことを思い出し聞いてみることに。

「そういえば、加藤君と草香って付き合ってるの?」

べしっ!!・・・隣から菫に思いっきり頭をたたかれました。

「そういうのは、本人が言うのを待つのが友達ってもんでしょ?」

「そうなの?」

「そうなの!」

「じゃ草香、加藤君聞かなかったことにして。」

「・・・・何を今さら・・・。」

「まぁ、みんなもいるし丁度いいんじゃないね、春季君?」

「まぁ、いっか。つきあってるよ。」

おぉ、認めたよ。へぇ~

「で、兄貴に言うなよ。上野。」

「えっ?たぶんもう知ってるよ??本人から聞いたわけじゃないけど・・・。」

「う・・そ・・。」

「ほんとvすっごく楽しそうな顔してた。がんばってねv」

「うわ~~~~!!」

加藤君当分の間、この話題で冬季さんにからかわれるな。

「あれ?草香ちゃんどうしたの?」

「美紀ちゃん、お願い春季君助けてあげて?」

「へ??助けるって?何から?」

「先生から!」

「いや、冬季さんはからかってるだけだからね、心配することないよ。」

「そうなの?」

「そうだよ。」

「よかった~」

雑談を交わしながら、お昼を食べ終え駅前まで行きお気に入りの雑貨屋さんに寄った。

草香は、クマのキーホルダーを見ながら「これ可愛いよねv」と加藤君に同意を求めていて、

その姿は、いかにも高校生カップルって感じだった。


私が、目の前の上段の棚を見ると可愛い鉢植えがあった。

鉢植えを見ていると、中野君が黙って取ってくれた。

「ありがとう。」といって値段も手ごろだったので鉢植えを買うことにした。

2つセットの鉢植え。1つ1つリボンをつけてもらい、包んでもらった。


帰ると、冬季さんはもう帰っていたようで、「おかえり。」

という声が、聞こえた。

「ただいま、冬季さん。」

「これ、お土産です。」

そう言って、片割れの鉢植えを渡した。

「ありがとう。可愛いね、この鉢植え。」

「これ、もう一つあって、おそろいなんです。あの、勝手におそろいなんかにしてゴメンナサイ」

「なんで、謝るの?嬉しいよ、おそろい。」

「よかった・・・。」

「とりあえず、部屋に置いてきます。」





図書館で勉強会でした。

勉強会よりファミレスの雑談のほうが長かったような気がします・・・。


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