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なかなか進みません。っていうか更新遅くてすいません。

無事に家に着き、楽しかった?キャンプもとい合宿?も無事におわった。


着いた途端、やはり疲れが出たのか、

かとうくんも、先生も、そして私も、それぞれソファでまったりのんびりし始めた。

すると、いつの間にか寝ていた。

夕方、キッチンから物音がして目が覚め、先生の姿を見つけた。

「私も手伝います。」

「もっと、休んでもいいんだよ?」

「先生も疲れてるだろうし、手伝いたいんです!」

「じゃぁ、おねがいね。」

そういって、野菜皮むきを指示された。

先生とこうやってキッチンに立ってる時は、

学校の話題や友達の話題など何気ない話題をおしゃべりしながら、料理を作って、

楽しい時間だった。


そんな、楽しい時間も過ぎて、夕食の時間。

いつの間にか、叔父さんがかえってきてた。

「お帰り美紀ちゃん!楽しかった?」

「はい。たのしかったです。叔父さんもお帰りなさい。」

「やっぱ、良い子だよね。早くお嫁においで?」

最近の叔父さんの口癖。

どうやら、先生との交際が発覚すると会うたびに<お嫁においで>と口説かれるようになった。

いや、叔父さんのお嫁さんじゃないんですけどね?

先生のほうを見ると、何気に呆れ顔。

「親父の嫁じゃないんだから口説くなよ。」

加藤君からの助け船。

「あっ、その手があったか!」

「「「えっ!!」」」

「美紀ちゃん、叔父さんオジサンだけど結構外見良いし、けっこんしてくれる?(笑)」

「ゴメンナサイ」

「即答ですか。」

「はい。」

だって、外見だけじゃね~。オジサンだし、さいご(笑)ついてたし。

絶対アレ、ジョーダンでしょ?

あれ?先生?顔ひきつってる??

「とりあえず、腹へったから晩飯しよう。」

という、加藤君の合図?で夕ご飯をたべて、叔父さんにお土産を渡し、

お風呂に入り、いつものように武兄とメールをしていると、先生が部屋に入ってきた。

「どうしたんですか?」とりあえず聞いてみた。

すると、「用がないと来ちゃいけない?」

うれしい言葉だった。

「親父のさっきのプロポーズちょっと嫉妬した。」

「へっ、でもあれ明らかに冗談ですよね??」

「そうだろうね。でもそれでも妬ける。」

「先生?あっあの・・・」

「何?」

「ぎゅってしていいですか?」

思いっきり勇気のいる告白だった。

「あっ、うん。いいよ。」

でも、なかなか行動に移せないでいると、せんせいが耳元で「こうすればいいかな?」って囁き

私の体を抱きしめた。

私も、先生の体に抱きついた。

この前は、先生酔っ払ってたけど、今度はちゃんと先生意識ありますよね。

「先生って、酔っ払っているとなんにでも抱きつくんですか?」

「・・・・・いや。もっとた・・なんでもない」

「なんですか?」

「うん、酔っ払った時のことなんて忘れよう、ね?」

「あの~、先生?」

「えっ、事実話してくれますよね??」

「でも・・・。」

「そんなに酔うとひどいんですか?私、酒乱な人とは・・・。」

「ちっ、ちがうよ。話すから、ね。」

「一度しかないんだけど、前にかなり酔って春季と一緒に寝ていたらしい。」

「寝、寝ていただけですよね。」

「あ~、うん。胸さわって寝ていただけ。」

「・・・・・加藤君かわいそう。」

「ソッチ!ですか。」

「あの、先生。私と付き合う条件言っていいですか?」

「いいよ。」

「禁酒!!」

「やっぱり。」

「だって、酒の勢いで何回も浮気だなんてシャレにならない(泣)」

「確かに・・・。解ったよ。」

「その代わり、美紀ちゃんの前では飲んでもいい?」

「良いですよ?でも加減してくださいね。」

「あと、2人のときはいい加減先生っていうのやめてくれると嬉しんだけどな。」

「じゃ、加藤さん?加藤君?」

「それじゃ、ご近所さんや春季みたい。冬季でいいよ。」

「冬季さん?」

「うーん、まぁいいんじゃない?じゃ、おれも美紀って呼ぶよ?」

「はい♪」










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