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逆恨みから始まる魔王討伐  作者: クソラノベ量産機
3/8

永遠の17歳

今回は残った盗賊の頭を簡単倒し、ラクレット城下町に到着するまでね話です。

 「こいつらを倒したくらいで調子に乗るなよ?」

盗賊の頭は力をためる事で筋力が2倍に膨れ上がる。

そして、巨大な斧を両手で持ち斬りかかって

きたが、俺は軽く回避しながら隙をうかがう。


「どうした、どうしたぁ? 

 さっきまでの威勢はどうしたよぉ冒険者ぁ!?」


「やれやれ、肉体強化に大振りな攻撃か…、今まで

 力任せな戦い方しか知らない奴の動きだな。」


「真っ二つにしてやらぁー!!」

盗賊の頭は斧を振り上げ、リヒターに対して叩きつけようとした瞬間にドスッとリヒターの拳が鳩尾に深々と刺さる。


「うっ! ぐぅ…ぁ…?」


「隙だらけだな、そんなんじゃ

 殺し合いだと死んでるぜ?」


盗賊の頭の筋肉量が元に戻り、ドサッと白目を剥き倒れる。


「すごい、あの数を一人で全滅させるなんて!」


馬車の近くの女性が呟く、見た目は三角帽子と黒いローブに先端に青い球の付いた木の杖を手に持っている。


「どうやら、怪我はしてねーみたいだな。」

「え? あ、はい大丈夫です! 

 お陰様で助かりました。」


俺は倒れている兵士を見ると生きている事が分かると懐から

ポーションを取り出す。


「さてと、良かったらこのポーションを

 兵士の人達に使ってくれ。」


「そんな、迷惑では?」


「良いんだ使ってくれ、俺はそうそう使う事に

 ならないくらい強いからな!」


俺は、ポーションを渡すとシュレイド城へ向けて進もうとすると後ろから「あの、お名前だけでも」と声をかけられる。


俺は振り返り名前を口にする。

「リヒター・ラクレット、永遠の17歳だ!」


(えぇ…。)と女性は少し引いていたが、自身の名前を教えてきた。


「あ、アタシはロゼ・フレーメンよ! ありがとね。」


「いいって事よ、じゃあな可愛いお嬢さん!」


手を振り、その場を後にする。


「あれ? ロゼさん、あの方シュレイド城下町に向かって

ませんか?」


怪我の治った兵士が盗賊達をロープで縛りながらロゼに語りかける。


「そう、みたいね…用事が済んだら後でお礼しなくちゃね。」


そして、リヒターはシュレイド城下町に到着する。

城下町はいつも以上に盛り上がっており皆、お祭り騒ぎに

なっていた。


「何だ? 前に来た時と違ってヤケに

 浮かれてるな?とりあえず、

 長旅の準備ついでに色々聞いて回るかな。」

星はつまらなかったら0 今後に期待は1

普通は2 ただ何となくは3

面白かったら4 見続けたいと思ったら5


感想等、お待ちしております。

気軽にお楽しみ下さい。

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