表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想入りした最強 〜強すぎる三強〜  作者: 狗井
第一章 幻想入りした高校一年生達
8/25

間話 ギャラリーその1とその2

ギャラリー視点になります。何か希望がありましたら、他のキャラも出せるので、どんどん感想等お願いします。

私こと、八雲紫は今幻想郷に連れてきた三人の内、狗井零壱郎という男の弾幕ごっこを見ている。私以外にも隠れて見ているのが一人居るがまぁそれよりもあの男が気になった。

(何なの!?あの強さ。私としたことがしくったわね。幻想郷一の私でもアレはちょっと…。だけど納得だわ。あれ程の力があるなら私のスキマでも視えないはずだし魔理沙の弾幕もあんなふうにあしらえるはず。)

とそんなことを考えていると私はスキマに隠れていてこちらはわかるはずが無いのに狗井と目があった。その瞬間、私の背筋につららが突き刺さったように感じた。

(偶然?……いいえ、角度的にこちらは見ないはずだし。………まさか私のことに気がついたとでもいうの!?)

そう私は考えていた時、魔理沙がマスタースパークを打っていた。なのに彼は避けようともせずに真正面から受ける気だった。そして彼は右ズボンのポケットからカードを取り出した。

(まさかあれは、スペルカード!?なんでそれを彼が持っているのよ!?)

(ちなみに紫は弾幕ごっこが始まるとこから見ていたので狗井の能力については、()()知りません。)

そして彼のスペルカードが発動した。しかし弾幕が出て来なかった。結界を張るタイプでもないようだ。だが代わりに魔理沙が打ったマスタースパークが消え去った。

「えっ?」

私は口から驚愕の声を出した。それに一瞬遅れて両手で口を押さえた。スキマの中にいるから聞こえるはずが無いが先程、目があったせいで恐怖心が埋め込まれ勝手な事をしたら殺されると妖怪としての勘を感じたからだ。そんなことをしていると魔理沙にトドメがさされ彼らは地面に落ちていった。地面に着いた後、彼は私と隠れていたもう一人の方を一瞥した。

(やっぱりこっちに気付いてた。それにもう一人のほうにも…。霊夢、変な事して彼らを怒らせないでよ。………もう幻想郷に連れて来るのやめようかしら。まぁ、とりあえず藍と話してみないと。)

         ===================

私、伊吹萃香は今、最近というかついさっき幻想入りしてきたあの男達の内一番弱そうな男が弾幕ごっこをする所を隠れて見ている。何故あいつが一番弱そうって?そりゃあ強そうな気配がしないからさ。他の二人(山田と三沢…だったか?)の方からはかなりの強者の気配がしたがあの狗井とかいう奴からはそういったものがしない。こりゃあ魔理沙によるリンチが始まるなとか考えていると遂に始まった。するとどうだろう。一瞬で決まるだろうと思っていたがすべての弾幕を狗井は避けていた。避けている中狗井は一瞬こっちを見た。その瞬間、私は氷漬けにされたかと思った。

「ハァハァ。…一体?ハァ今のは?ハァハァ、すぅぅ、ふぅぅ。」

私は落ち着くために深呼吸をした。そして、

「まさか、いや、なら、なんでしない?」

そう呟いた。そう私をあれ程恐怖させたなら強者としての気配がするはず。しかしそれをあいつから感じたのはさっきのあの一瞬だけ。それにあいつは気付いてた。それもさっきの一瞬じゃなく、前々から。

「まさか気配を消してた?いや、だとしたらあの狗井とかいう奴どんだけ強いんだよ!」

ちなみに私は戦闘狂(バトルジャンキー)だ。自他共に認める戦闘狂(バトルジャンキー)だ。というか鬼にはそんな奴しかいないだろう。だからわくわくしてきた。いつ戦えるのかまだかまだかと。そしていつの間にか魔理沙がスペルカードを使う段階まで進んでいた。それを彼は真正面から受け魔理沙同様スペルカードを使った。私はどんな弾幕が出るのかと思っていたが、予想に反して出てくることは無かった。しかし何も無い訳でもなく、魔理沙が打ったマスタースパークが消えた。

「はっ?………ハァァ!?」

そう消えたのだ。魔理沙のマスタースパークは、数秒はかかる。なのに全ての弾幕が消えたのだ。そして魔理沙はトドメをさされ終わった。そして地面に降りるとまたこっちを見てきた。

そして魔理沙が気絶したため、今日はもう弾幕ごっこはしないらしい。そこは残念だがあの狗井の強さが分かったので私はとても気分が良くなった。狗井の能力を調べるのを忘れるほど。

(萃香が何を言っているかの説明をします。魔理沙が打ったマスタースパークは皆さんご存知の通り発動時間は一瞬ではありません。なのに魔理沙のマスタースパークは跡形もなく、消え去りました。つまり、スペルカード自体の発動を無かったことにしたのと同義のことが狗井のスペルカードによって起きました。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ