来訪(霊夢視点)
どうも、狗井です。
誤字報告ありがとうございました。
まだ、機能になれてなくて、まだ難しいですが、頑張っていこうと思っています。
私こと博霊霊夢は今日向ぼっこ中である。
「ふわぁぁ〜。」
とあくびをしていると男達の声がした。
「参拝客!?」
と驚かながらも急いで表に出てみると鳥居の下で男達三人がいたので、
「お参りしにきたの!?」
と勢い良く言ったが真ん中に居た男が、
「あ〜、用があんのはこの神社じゃなくてあんたなんだ。」
と言ってきて少しいやかなりがっかりしたが、私に用があると言ってきたので私は首は傾げながら、
「私に用?いったい、…あれ?そんな服幻想郷じゃ見たことないわね。あっ分かった!あんた達外の人ね。どうせ紫が連れてきたんでしょ。とりあえず上がって。」
と言い彼らを神社に上げた。
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そして私は彼らに居間で待つように言い飲み物を用意した。
「はい、白湯だけど。」
と私は言いながら彼らの前に白湯が入った湯呑を置き机の反対側にすわった。
そして真ん中の彼が
「それじ自己紹介といきますか。俺は狗井零一郎。狗井で良い。」
「そんで俺が三沢流雲。俺も三沢で。」
「最後に俺が山田風花。もちろん俺も山田で良い。」
と言っていき、
「んであんたは博麗霊夢であってるよな?」
と狗井が言ってきて私は驚いた様子で、
「あら私のこと知ってたの。じゃあそこの二人も?」
「「知ってます。」」
とハモりながら言い二人は同時にお互いの顔をみた。
「なぜ俺達がそんなことを知っているかというと俺達は東方好き同士が集まった仲だからだ。」
と狗井が言うと私は、
「東方?それって何かしら。というか外の世界で知られていたのね。」
と驚かながら言い、
「まぁ一部の人だけな。それも空想上の物としてだ。」
と狗井が言うと私は、
「一部ってことは他の人も知っているのよね。それなのに、なんであなた達だけなのかしら。」
と聞くと、
「あぁ、それは俺達が能力持ちだからだと思う。」
と狗井が返してきたので、私は驚きながら、
「何。あなた達能力持ちだったの。因みにどんな能力かしら?さっきのことからして知っているだろうけど私の能力は、
≪主に、空を飛ぶ程度の能力≫と≪霊気を操る程度の能力≫よ。」
と言いながら、
(三人共に能力持ち。これは少し厄介ね。紫が連れて来るくらいだから多少なりともこの幻想郷に影響があるはず…)
と考えていた。すると、
「俺は≪具象化する程度の能力≫。」
「≪理解し模倣する程度の能力≫」
「んで俺が≪時を司る程度の能力≫」
と狗井、三沢、山田の順で答えていった。
私は気付かれないようにしたが内心とても驚いていた。
(三沢の≪理解し模倣する≫は、よく分からないし、山田の≪時を司る≫は、咲夜の上位互換だとして、なによ!?狗井の≪具象化≫って!?もし、そうもしも彼に敵対したら…。下手したら、この幻想郷が消滅するじゃない!い、いえ。でも何か制約があるかもしれないしそれにまだ危険とは決まってないけど…。万が一にも絶対にこの男と敵対しちゃいけないわね。)
と考えているとそんなことは知ったことじゃないように狗井は
「そんでさ一つ聞きたいことがあるんだけどさ。」
と言ってきたので私は
「何かしら?」
と聞くと
「俺達何処で暮らそうかな〜って。」
と言ってきたので、
「あら、それならここに居候でもすれば良いじゃない。」
と言ったがすぐに自分の失言に気がついた。何時でも自分を殺せる奴といるなんて絶対にお断りだからだ。そしてそんな思いが通じたのか狗井は、
「嫌だ。」
といっていた。そして他二人は、
「「いいね…って、えっ?!」」
と言って驚いていた。
「えっ、…て、あのな俺はやろうと思えば天空の城とか動く城とか家とか創れるし命の創造とかロボットも造れるからな?」
「「だったら、俺らもそっちに…」」
「ヤダよ。男と一つ屋根の下で三人きりはさ。」
「「ショボ〜ん(´・ω・`)」」
と狗井が言っていた。どうやら狗井は別の所に行くそうだ。
私は内心ほっとしていた。
「てかそんなことよりも(グサッ×2)、こっちの金銭面ってどうなってんの?」
何か横の二人から刺された音がしたが、狗井が気にしていなかったので私も気にしないことにして狗井の質問に答えた。
「えっ、あっ、あぁ、一円玉とか千円札とかよ。」
「よし、じゃあ大丈夫だな。」
「それで残りのあなた達はどうするの?」
「とりあえず居候で。」
「俺も。」
と三沢と山田が言ったので明日というか次からは三人分のご飯を作らなければいけないらしい。
「んじゃ霊夢この二人のこと宜しく!……後、一応言っとくけど、もし、その二人をぞんざいに扱ったら、タダジャオカネェカラナ?」
そう言って狗井は立ち上がり外に出ようとしていた。その時の私の顔はひどく青ざめていたと思う。狗井のあの言葉に私は心の底から恐怖していた。私はこれまで殺気やら敵意やら色々なものを感じたが多少足がすくむくらいでそこまでではなかった。だが、これはそんなものとは訳が違う。死や絶望そのものを植え付けられたのか、私には解らない。そして狗井は外に出ようとしていたがなぜか出て行かなかった、その理由は私にもすぐに分かった。魔理沙とあの新聞記者だ。そして私と(後で知ったが)狗井も魔理沙の一言で白目を向くことになった。
「あぁ〜!霊夢が男を三人も連れ込んでる〜!!」
別に霊夢が死ぬとか、幻想郷が
消滅とかはないので、安心してください。
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