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カワミドリ  作者: 向井
序章
1/63

ー序章ー 始まり


昔、昔・・・今より大昔の話だ。



ある土地に不思議な力を持つ男がいた。



男が地に手を触れれば緑が育ち、火の玉を操り、その掌からは水が零れ、空を仰げば雨が晴れ太陽が現れた。



男は自分と良く似た力を持った人間を十二人集め、国を作った。



男は王となり、十二人はその配下となった。



王と配下の十二人衆の不思議な力のお陰で国は栄え、豊かな国となった。



王には友人がいた。



何の力も持たぬただの人間だったが、その心優しさに触れた王は大層気に入り、そばに置くようになった。



だがある日、その友人は・・・王を刺した。



王は亡くなってしまったのである。



十二人衆は悲しみ、怒り、憎しみに囚われた。



仕えた王が信頼していた何も力の持たぬ"ただの人間"に殺されたのである。



力を持つ者への嫉妬か・・・力持つ者への恐れか・・・



十二人衆は誓った。





力を持たぬ者への復讐を。









・・・遠い未来で王が復活するその時まで・・・









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