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ステータス

無事に投稿できました。詳しいことは活動報告の方にのってます。

感想、評価、よろしくお願いします。

 広と相部屋だった。


 俺は広に声をかけた。


 「とりあえず、つっ立っててもしょうがないから奥に行って座ろう」


 「そうだな、そうするか」


 そういって部屋の奥に進む。

 俺は部屋の壁際かべぎわに人の全体が映るくらいの鏡を見つけた。


 そういえば自分の今の姿を確認していなかったな、と思い出した俺は鏡の前に立つ。


 「おぉ~」


 そんな声がでた。

 召喚された時に性別が変わっていることは嫌でもわかっていたので今更何か思うことはない。

 開き直っているだけかもしれないが・・

 

 自分で言うのもあれだが結構美少女だった。

 身長は、あまり変わっていないようだ。

 だが、制服がびっくりするほど似合ってない。


 あとで服を探そう。


 「なぁ、これからどうする?」


 広が声をかけてくる。


 「とりあえず今後の方針を決める必要があるからそれを含めて話し合おうか」


 「りょーかい」


 俺はベットに腰かけて、広は部屋の端にある無駄にでかいソファーに座る。


 「真宙はどっち選ぶかもう決めたか?」


 「協力するかしないかってやつか?」


 「そうそれ」


 「俺の中では協力する側に傾いてる」


 「ハハッ、やっぱりか。俺もおなじだ」


 「だけど、ずっとここにいるつもりはない」


 「じゃあどれくらいでここを出る?」


 「ちからかねが手に入るまでだな」


 「力か~」


 「ん?どうかした?」


 「いや、ステータスとかあんのかねー、と思ってな。ほら、ラノベとかじゃ定番じゃん」


 「まぁ、そうだな」


 「ほら!こんな感じでー、『ステータス・オープン』!!とかいってsうお!!」


 「は?おい、まさか・・・」


 「でちゃった・・て、テヘペロ♪」


 「出ちゃったじゃないし可愛くないし、どうせ嘘だろ?」


 「嘘じゃないって!!ほら!だまされたと思ってやってみろって!!」


 「はぁ~、わかったよ、やるよ。『ステータス・オープン』・・・あっ、でた・・・・え?」


 そこには驚くべきことが書いてあった。


______________________________________


name.真宙・逢沢

 種族 人族


 Level.1

 HP 120/120

 MP 40/40

 状態異常・なし

 

 天職.聖女


 筋力  7

 器用さ 10

 素早さ 16


 賢さ  B

 運   B+


 パッシブスキル

  経験値UP・聖なる光


 アクティブスキル

  光魔法Lv.1・空間魔法Lv.1・念動魔法Lv.1


 称号

  勇者・聖女

______________________________________


 マジか・・・

 なんで聖女?

 もしかして女にかわっちゃったのってこれのせいか?

 ・・・・・そんな気がする。


 「どうだった?なんてかいてあった?」


 広が聞いてきた。


 「俺が性別かわった訳がわかったかもしれない」

 「!?」


 「天職ってあるだろ?」


 「あぁ、俺は剣士だった・・・てことは天職が理由なのか・・・・まさか!!」


 「なんて書いてあるかわかったか?」


 「娼婦しょうふか!」


 「ちげーーーよ!あほか!聖女だよ!!」


 「その発想はなかった、」


 「むしろ娼婦が真っ先に出て来たことに驚きだよ!」


 「しかし聖女か~、つまり本来女性しかなれない職業に男である真宙がなっちゃったから召喚されたときに変わっちゃったってことかね?」


 「流すなし・・まぁ、そんなところだろうな」


 そして俺は広とステータスの詳細を教えあった。

 広のステータスはこんな感じ。


______________________________________


name.広・大石

 種族 人族


 Level.1

 HP 150/150

 MP 10/10

 状態異常・なし

 

 天職.剣士


 筋力  15

 器用さ 7

 素早さ 11


 賢さ  B

 運   B


 パッシブスキル

  経験値UP・剣士の構え


 アクティブスキル

  片手剣技Lv.1・両手剣技Lv.1・直感Lv.1


 称号

  勇者

______________________________________


 「真宙は称号のとこに聖女も入ってんだな」


 「Level.1だからかステータスあんま変わんないね」


 などとやっていると

 コン、コン


 扉をノックする音が聞こえる。


 「俺が出てくるよ」


 そういって広は扉に向かった。


 遠目に見てみると、どうやら侍女さんのようだ。

 そして広が戻ってくる。


 「夕食の準備ができたから食堂に案内するってよ」


 「あぁ、じゃあ準備があるからここで待ってて」


 広は準備?と頭をかしげていたが気にせず侍女さんのもとに向かう。


 「すいません、ちょっとお願いがあるんですけどいいですか?」


 と侍女さんに話しかける。


 「?はい、大丈夫ですけど、どうかなさいましたか?」


 「服が今着ているものしかなくて、似合ってないのでわたしが着てもおかしくない服を用意してもらえますか?あっ、あと下着もお願いします」


 「え?・・・///だっ、だいじょうぶですよ、衣装部屋へご案内します///」


 ん?顔が赤いぞ?・・・まぁいいか。

 侍女さんに案内された部屋で下着三セットと派手すぎない服を一セットもらってその場で着た。

 着かたがわからないと言ったら快く教えてくれた。


 そして侍女さんと一緒に広を呼びに行く。


 「待たせて悪いな広、準備できたから食堂行こう」


 「へ?・・おっおう・・わかった。どうしたんだそれ?」


 「ん?あぁ、いつまでも男物の服着てるのもおかしいだろ?だから服もらってきたんだ」


 「随分思い切ったなwよくスカートはけるな」


 「いつまでもうじうじしてらんないからね。こういうのは思い切りだよ」


 「ほんと、お前のそういうとこは尊敬するわ」


 そんなこんな話しているうちにどうやら食堂についたようだ。

 案内の侍女さんにお礼を言ってから二人で食堂に入る。

今回思ったより短くなっちゃいました。

天職が娼婦って悲惨ですねw

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