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パーティメンバー

書いている途中で間違って消してしまった時の絶望・・・・


評価、感想お待ちしてます。

 吉田と遠藤に勝った。


 「うへ~、負けた~」


 「悔しいですねー、勝てると思ったんですが」


 遠藤には魔法が直撃していたので、大丈夫だと思うが念のため回復しておく。


 「逢沢さん、ありがとうございます。というか、やっぱりヒーラーですよね」


 「一応、本職はヒーラーだよ」


 始めに”一応”を付けておいた。


 「ハハハッ、ほんと一応だよなぁ」


 俺の言葉に吉田が笑う。


 「しかし、あれはどうやったんですか?」


 遠藤に聞かれる。


 「ハハッ、さすがに教えられないな~」


 「ですよねぇ」


 はなから教えられるとは思っていなかったようだ。


 結局、その日はもう誰かに挑まれることもなく訓練は終わった。

 終わる際に、エオルンドさんが皆を集めて、


 「明後日は、魔物がいる森に遠征に行くことになる。お前たちにとって初めての実戦を経験することになる。最低四人以上でパーティを組んで行くことになるから、明後日までに誰と組むか決めておけよ。それから、明日は一日休みになる。訓練場は自由に使って構わない。以上だ」


 と言われた。

 遂に実戦か。


 「最低でも四人か・・・どうする?」


 広に聞かれた。


 「俺たちにはどんな人が必要かな?」


 「ん~、壁役なら俺がやるし、ヒーラーなら真宙がいるから・・・援護してくれる魔法使いとかか?」


 「・・・井村さんかな」


 「あと~斥候役もいたら助かるな」


 「・・・安田さんかな」


 「なんかもう・・ぴったしだな」


 「誘いに行くか、」


 「そうだな」


 まだ訓練場にいるといいんだが・・


 「おっ、いたいた」


 広が見つけたようだ。


 「二人ともちょっといい?」


 広が声をかける。


 「あれ?二人ともどうしたの?」


 安田さんが聞いてくる。

 広が要件を説明する。


 「さっき、エオルンドさんから話があっただろ?それで一緒にパーティを組まないか誘いにきたんだ」


 「あたしはいいと思うよ。明希は?」


 井村さんが同意を示す。


 「私も大丈夫だよ。他にも誰か誘うの?」


 これには俺が答える。


 「今のところその予定はないよ。そういうのも含めていろいろ細かい打ち合わせしたいんだけど、ここじゃなぁ。パーティになるんだしステータスとか見て役割とか決めたいんだけど・・・」


 「じゃあ、俺たちの部屋はどうだ?無駄に広いし四人入っても大丈夫だろ」


 広が提案してくる。


 「え?俺たちの部屋って、二人とも相部屋なの?」


 井村さんが聞いてくる。


 「あぁ、言ってなかったっけ?俺と広は同じ部屋だよ」


 「えっと、寝る時はどうしてるの?」


 今度は安田さんが聞いてくる。


 「ダブルベットがあるからそこに二人で寝てるよ」


 「「ダブルベット・・」」


 俺が答えると二人は驚愕しているようだ。


 「えっと、それで俺たちの部屋で大丈夫かな?」


 広は二人に聞く。


 「うっ、うん。私は大丈夫だよ。美紀は?」


 「あたしも大丈夫だよ、すこしビックリしたけど」


 「じゃあ決まりだね。行こうか」


 俺がそう言って四人で移動する。

 何事もなく部屋について、中に入る。


 「ほ、ほんとにダブルベットがある・・てか部屋ひろ!?」


 井村さんが驚いてる。


 「そんなに広い?」


 気になったので聞いてみた。


 「うん。あたしと明希は二人とも一人部屋だから・・・ていうか、なんで二人部屋になったの?」


 「案内してくれた騎士さんにカップルと間違えられた」


 「何という余計なお世話・」


 「まったくだよ」


 そんな話をしながら中に入る。


 「じゃあとりあえずステータスみて役割決めよっか」


 俺はそう言って、ステータスを見せ合う。

 俺と広は何も変わっていなかった。


 安田さんと井村さんのステータスはこんな感じ。


______________________________________


name.明希・安田やすだあき友達

 種族 人族


 Level.34

 HP 1110/1110

 MP 680/680

 状態異常・なし

 

 天職.暗殺者


 筋力  42

 器用さ 44

 素早さ 83


 賢さ  B

 運   A


 パッシブスキル

  経験値UP・隠密の心得・消音


 アクティブスキル

  短剣技Lv.6・歩行術Lv.4・見切りLv.4・魔力操作Lv.2・身体強化Lv.3


 称号

  勇者

______________________________________

______________________________________


name.美紀・井村いむらみき友達

 種族 人族


 Level.24

 HP 570/570

 MP 740/740

 状態異常・なし

 

 天職.魔法使い


 筋力  29

 器用さ 59

 素早さ 37


 賢さ  B

 運   A+


 パッシブスキル

  経験値UP・魔力制御


 アクティブスキル

  氷魔法Lv.4・水魔法Lv.3・多重展開Lv.2・魔力操作Lv.2


 称号

  勇者

______________________________________


 ・・・この二人強くね?

 特に安田さん。

 なに?暗殺者になってんじゃん。狩人から変わってんじゃん。レベル30超えてるし。

 パッシブスキル三つ持ってるし、短剣技なんかLv.6じゃん。


 それに、井村さんの多重展開ってなに?魔法を一気に使えるってこと?なにそれ欲しい。


 模擬戦よく勝てたな・・・


 「・・・強くね?」


 驚きのあまり広が声を出している。


 「えへへ、そうかな?」


 安田さんが笑ってる。


 「俺たちよく模擬戦勝てたな」


 「そうだな・・・」


 広の声に俺も同意する。


 「まっ、まぁとりあえず簡単に役割を決めようか。といっても、もうほとんど決まったようなものだけど」


 と、広が言って細かい打ち合わせが始まる。

 そして、


 「まぁ、こうなるわな」


 俺はそうつぶやいた。


 結局、俺がヒーラー、広が壁役で相手を引き付ける。安田さんが斥候、井村さんが魔法で遊撃。

 典型的だが、かなりいいパーティなんじゃないだろうか。


 「パーティは決まったけど明日はどうする?訓練場使う?」


 安田さんが聞いてくる。


 「いや、明日は街に行こうと思う」


 俺は安田さんの言葉を否定して街に行こうと提案する。


 「街にいっても大丈夫なの?」


 井村さんの疑問に俺が答える。


 「訓練初日にエオルンドさんが休日は街に行ってもいいって言ってたよ」


 「あぁ、そんなこと言ってたなぁ」


 広が思い出すように言う。


 「でも、何をしに行くの?」


 安田さんが聞いてくる。


 「とりあえず買い物だな。ほら、さすがに支給品の武器じゃ心もとないだろ?」


 他にも目的はあるが、そっちは出来るかわからないので今は言わない。


 「買い物っつてもお金がないだろ」


 広が聞いてくる。

 俺は答える。


 「かねならあるよ」


 「確かにあるけど、給料だけじゃ武器とか安いやつしか買えないだろ」


 広はそう言ってくる。


 「いや、給料だけじゃなくて、メアリーさんから巻き上g・・・こころよゆずってもらったお金がある」


 俺はそう答えた。


 「おい真宙、いま巻き上げたって言わなかったか?」


 「イッテナイヨ」


 「なんで片言なんだ・・・まぁ、いいや。で?いくら巻き上げたの?」


 「大金貨四枚」


 「大金貨って上から二番目に価値がある貨幣じゃねーか!しかもやっぱ巻き上げてんじゃねーか!」


 「マキアゲテナイヨ」


 「はぁ、後で詳しい事教えろよ?」


 「わかった」


 こうして四人で街に行くことが決まった。

鼻水が止まらないです。

皆さんも気を付けてください。

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