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神も悪魔も倒す孤独な魔神の物語  作者: ロクライオン
プロローグ
5/36

002話 始まり~ある男の一日②~

「ふ~ん。なるほどね。それで今日の朝はギリギリだったわけだ。」


そうヤツは呟いた。そのヤツと言うのは友人のユウキだ。


なんの因果か中学からの付き合いで、そのまま何故か大学まで一緒になってしまった。男である。


「そういう事、しかも中途半端な体勢でよくわからん時間に寝たせいで眠いし。」


「ところで、一体全体何を観ていたんだい?最近観ているアニメでなんか貯めているのあったけ?」


そう言ってユウキは首をかしげた。

その動作も含めなんだか可愛らしく、線も細いため、中性的な印象も受ける。

だが、残念ながら男である。

というか、こいつはモテる、俺と同じオタクのくせに生意気である。


「今季のは、ボチボチと消化してるから問題ない。そうじゃなくて昨日は、レンタルしたのを一気見してた。」


「何を?」


「ダブルオー」


・・・なんかビミョーな顔してるなこいつ。


「確か去年一回観たって言ってなかったけ。」


「しょうがないじゃん。名作は2回は観たくなるもんだって。

というより、ゴールデンウィーク中に見始めて途中になっちゃったもんで、それの続きだよ」


「・・・因みに感想は?」


「なんで、ガン○ムがこの世に無いのだろうか。いや、むしろ俺たちはガ○ダムになるべきだ。」


「色々とツッコミどころ満載の感想だね。というか、どうやってなるのさ。」


呆れ顔のユウキさんである。


「やっぱそこだよね~。ということでユウキさん、ここは一つ髪の毛を剃って、無人島で研究をしてくれ。俺は友人として時々見に行ってあげるから」


「なんでさ。そんなのは自分でやって。というか、その前に先に謎粒子を見つけないと。」


「ですよね~。というかその前にロボットだろ。折角ロボット学科にいるんだから、なんとかつくれないかな。ユウキ博士。」


「いや君も同じ学科じゃないか。というか物理的に無理でしょあんなの。現状の科学では、どう頑張ったって重力下で歩行できないでしょ。」


「うーん。やはりせめて、軌道エレベーターかコロニーぐらいが作れる科学力が無いと無理か。」


「それか、宇宙船入りの隕石とかライオンが降ってくるか、古代の遺跡から何かが発掘されるかだね」


「現実は厳しいねぇ。」などと話していると、ちょうど昼食の鐘という名の俺の腹が鳴った。



「・・・ともかく、こんなところで馬鹿話してないでお昼にいこうか。朝の様子だとあんまり朝食食べてないんだろ。」


「そうだな。いや、全く食べてないわけじゃないよ。慌ててたけどパンぐらいは食べながらきたし。」


「はいはい。わかったから早くいこう。僕もお腹すいてきたし、近いから今日は食堂にしようか。」


「そうするか。」


そう言って二人はゆっくりと、講義室を出て行った。


第二話できました。

実際に書いてみるとなかなか進みませんね。

ネタはあるのに書けない、このギャップがたまらない。

というか、ガン○ムは大丈夫なのだろうか?

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