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神も悪魔も倒す孤独な魔神の物語  作者: ロクライオン
1-1章 『魔法って何だろう?』
26/36

023話 続く修行、増える修行、更なる修行

魔法の修行を初めて一週間たった。

因みに、ここの暦も365日かつ12ヶ月で一年構成になっているらしい。

今は、ノーム歴83年の5月とのことだ。

どっかの転生した人かなんかが一年が365日って広めたんだろうか?

歴の名称は、皇帝や王様とかの名前かと思ったらそうではなくて、100年毎に変更されていく歴らしい。

毎回100年で違う歴になるんだが、何でも同盟に加わっている国で持ち回りで決めていくってことだそうだ。



まぁそんな事はさておき、じゃあ魔法の修行はどうかって言うと、取り敢えず、四大属性の魔法弾を打ち出せる様になりました。

イェーイ。

って言っても以前使った『着火』の魔法に毛が生えた様な小さいものなんだけどね。

ジーナ『師匠』(修行二日目から師匠と呼べといわれた)からは、

「これで基礎の基礎はクリアかね」と言われた。


更に更に、言葉の勉強も始めました。

講師は、シャイナさんとアリス(こっちも対抗してか呼び捨てで呼んでって言われた)です。

こっちはまぁぼちぼちッス。

これの勉強時は、翻訳の腕輪を外すんだが、まぁサッパリだわ。

でも、ちょっと単語と簡単な文法は覚えた・・・気がする。

この勉強のしてる際に2点程判明したことがある。

一つはアリスが翻訳系のスキル(詳細不明)を持っていてそれが、俺の翻訳スキルとの相乗効果で違う言葉でも通じていたってことと、もう一つは、俺の『翻訳』スキルはヘボいってことだ。

まぁスキルがへっぽこなのは『鑑定』スキルの例もあるしぼちぼちレベル上げると今後に活きるかな?


そんな感じで午前→魔法の修行、午後→言葉の勉強とそれなりに、充実した一週間だった。

・・・休みはなかった気がする。

まぁ面白かったしいいか。

そんな感じで今は、魔法の修行中。


「おりゃ、小火炎(ファイア)、続けて、小気流(ウィンド)更におまけの小土弾(ストーン)小水弾(ウォーター)だぁ」

いい感じに的に当たった。ちょっといつもより規模を大きくしてみた。

まぁやっている事は、火をつけて煽って消火してるだけだが。


因みに、アリスは隣で俺より大きな炎の玉を連射していたりする。

まだまだ足りないな。


「ふむ、連続での発動にサイズもよくなったじゃないか、所でショウ?」


「はい?なんです師匠?」


「今発動した中で、他より使い易いとか使いにくいやつはあったかい?」


「発動しやすいですか?うーん、特に無かったですね。魔力もほぼ同じで、同規模位の効果ですから」


「そうか・・・、むぅひょっとしてアンタ無属性か他の属性なのかもしれないねぇ」


「無属性ですか?」


「あぁ、大抵の人間は使いやすい魔法使いにくい魔法があってそれが得意属性になるんだが、少なくとも四大属性じゃあ無いみたいだね。ただ、他の属性だとあんまりメジャーじゃないからねぇ」


「その得意属性が分かるといいことがあるんですか?」


「まぁ色々あるが、修行に限れば、魔力消費とまずもっての方向性を決めるって意味かね。基本的に魔法の初等教育は魔力が少ない事が前提にあるから、消費が少ない得意属性を伸ばすことから始める事が多い。因みに、アリスは『火』『風』は確定のようだよ」


「へぇーそうなんですね」


「まぁ、アンタやアリスはそもそもの魔力が多いから、かなり手を広げても問題無いかもしれないね。

もう少し他の属性も試していきながら得意属性の発見と使える魔法を増やす方向に進むとするかね。

・・・さてと、今日からだが、新たな修行と勉強を追加する事にするよ」


「え、マジっすか」


「マジっす」

いや、その返答はどうなんだ。


「具体的には何をどんな感じで?」


「まず手始めに、戦闘訓練とこの世界の歴史なり、地理なりを覚えてもらう事になるね。まぁ安心しな、そろそろ週一位に休みも儲けるし、流石に魔法の訓練してから、戦闘訓練なんて事はしないから。

・・・今は」


なんか最後に不穏な発言が混ざってるなぁ。


「歴史や地理はまぁ週一位で言葉の勉強の前に行う。戦闘訓練と魔法訓練は毎日交互にやるからそのつもりでいな。言葉の勉強は毎日行ってもらうがね」


「・・・了解(ヤー)

うぇ、ついに来た。俺地理とか歴史とか一番キライなんだよね。

未だに四国のどれがどれかよく分からんし。

まぁ、この世界じゃあいらん知識だが。


「なんか不満そうな声だねぇ。湿気た面しても、どっちみちやらんといかんことだからね。

という訳で、昼飯を食べたらアリスと一緒に村長の家にいきな」


「へ?村長の家ですか?」


「あぁ、屋根も直ったし、今日から始めるそうだ。村長はあんなだが、一応村長らしく、地理だとか歴史だとかには詳しいからね。それに、あいつも村長らしい事をそろそろしたいそうだ。

今日の勉強会の後は、パッソに従いな。なんか色々考えてるらしい」


いや、師匠の村長ディスり具合は何なんだろう。

まぁともあれそういう事になったらしい。

さて、この一週間考えました。


資料も増えたし、色々考えた訳ですよ。


でもね、速度を飛ばすかとか今後の方向性とか考えた結果、結論は出ませんでした。


そんな折、言葉が降りてきたんですよ

「どーせそんなうまい文章でもないし、思う通りに書きなさい」

って。


いやー天啓ってあるもんですねぇ(笑)


という訳で迷いは置いといてマイペースで行きましょう。


(PS3が壊れてどうしょうもないから泣く泣く新しいPS3を買ったので、更新スピードが落ちそうな言い訳にマイペースって言葉で誤魔化そう。うんそうしよう)


△4 20170731

最後のジーナのセリフを一部追加

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