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第7話 悩み

ーー






その後、俺達は面会時間が終わるまで他愛のない話をし続けた。


彼女と会話をしている時間はとても充実していて心地が良かった。

何より、あんなに憧れを抱いていた愛華と自分自身として会話が出来る事が何よりも嬉しく思う。


ついでに彼女が一体何の病気に陥っているのか聞いたが、上手くはぐらかされた。


「あっ、もう時間だね……」


「んなっ、もうこんな時間!?」


おい嘘だろ!?

これが相対性理論ってやつか!

ここまで充実した時間を過ごしたのは初めてだからこんな事を思ってしまうのだろうか。


ってかどんだけ可哀想な奴なんだよ………俺。


相対性理論とは、楽しい時間ほど短く感じ、辛い時ほど長く感じてしまうという現実的な理論である。


この理論の事をロマンチックなどと言う輩もいるが、俺からしたら残酷な理論だとしか思わない。


だが、これに思う所がある。

楽しい時ほど短く感じ、辛い時ほど時間は長く感じる。


これは理論上で言えば、楽しい人生を謳歌しているリア充ほど人生が短く感じ、辛い事が多い人生を送っている奴は人生を何倍も長く感じる、という事だ。


結果的には辛い人生を生きた方がお得なのではないだろうか?


つまり、辛い事が多かった人生を送った者こそが勝ち組であり、リア充どもは負け組である。


イェーイ、俺勝ち組ー。


……………違うか、違うよな。


「今日は楽しかったよ。 あの、また来てくれると嬉しい…かも」


愛華は頬を染め、身じろぎながら俺を見上げる。


だから、それは反則ですって

ってか身じろいでいる反動で、豊富な胸がゆさゆさと揺れているのでやめようね? 鼻血出ます。


俺は極力そこに視線を持っていかないように気をつけながらそれに応える。


「行くよ、絶対。 それとあの、今日はちゃんと話せて良かった」


「……うん! だから次もいっぱい話せたらいいな」


彼女は心底嬉しそうに言うと、手を胸の辺りで小さく振る。


「あぁ、まかせとけ。 それじゃあまたな、お大事に」


俺は手を振る彼女に手を挙げて応え、病室を出た。


帰りの電車内は満員ではないがそれなりに人が混み合っており、席を勝ち取る事ができなかった俺は扉の辺りでボケーっと窓の外を眺めていた。


すると、人のやり取りが聞こえてくる。


「どうだ?、俺の家に来てみないか?」


「いえ、そういうの結構です」


「そう言わず………ね?」


どうやら何処ぞの馬鹿な男が電車内でナンパをしているらしい。


そんな非常識な事をする奴の顔を拝んでみたいの一心で、身体は動かさず目だけで視線を向ける。


そこには、およそ三十代であろう中年おっさんが居た。


彼はお目当ての女が口車に乗らなかった事に落胆しながら顎に生えている髭を撫でる。


って、こいつloft社の代表やってた奴じゃん!!


名前は確か……おか…おかめ?……岡田だっけ?

こんな所に現れないで閉店していればいいものを。


ってか何やってんだ…コイツ。


俺が岡田に視線を送っていると、彼もこちらに気づいたようで、機嫌の良さそうに歩いてくる。


「おっ、五木くんじゃないか! どうだい?調子は」


「どうもこうも最悪ですよ。 記憶が無くなるのってこんな大変なんですね、追加料金が欲しいくらいです」


「まぁまぁ。 っていっても君の場合は記憶が無くなった……というより入れ替わったと言った方が正しいな。 その中でも絶望しないで生きていられるのは君の特性かもな」


そうだ、俺は凄いんだ、もっと褒め称えろ。

環境適応能力が高いから俺は仮想世界内でも難なく生きてこれた。


みんなから汚物を見るような目で見られようが、先生の『仲いい奴とペアを組め』の際にも全てに適応してきたんだぜ?

ご褒美の一つや二つ欲しいもんだ。


その人生の終わりが、ギャルゲーを買いに行った帰りに転倒し、首を折って死亡だもんな。


今まで俺が積み上げてきた頑張りはなんだったのか………よよよ。


「それより、君はこんな所で一体何をしているんだ?」


「岡田さん…見て分かるでしょ……電車に乗って外を眺めてるんですよ」


「俺が聞きたいのは、何故君が電車に乗る事になったのかと聞いている」


「あぁ、まぁ………散歩ですよ」


「そうか」


そうだよ、なんか文句あるか?


岡田は気だるそうに欠伸をすると、俺の隣で窓の外を眺め始めた。


すると電車内のアナウンスで最寄り駅の名前が呼ばれる。


「じゃ、俺此処なんで…」


「あぁ、何かあったら高梨に連絡してくれ。可能な限りはサポートしよう。 それと、俺は岡田じゃなくて岡部だ」


岡田が言い終えると、扉が独特の音を出しながら閉められる。


あぁ、岡部だっけ?

どっちも似たようなもんだ。

面倒くさいので岡田と呼ぼう。


駅を出た辺りには仕事から解放され、疲れきった顔をしたサラリーマンなどで溢れかえっていた。


この時間はどうやら帰宅ラッシュの時間帯になるらしく、その雑踏の中をかき分けて自宅の方向へと向かう。


しばらく歩くと道を歩く人の姿は少なくなり、人混み地獄から解放された俺は既に暗くなり始めている空を見上げた。


真夏の夜というのは日中に暑さをたっぷり吸収したアスファルトがその熱を外に解放するため、かなりの暑さになる。


直射日光もそれなりにキツイが、俺は熱帯夜独特のむわっとむせ返るような暑さが苦手だ。


昼も夜も暑いとかどんだけ地獄だよ……夏。

などと考えているとポケットの中の携帯が振動する。


ん、……誰からだ?


着信画面を確認するとそこには『心のオアシス ラブリーエンジェル高梨さん』と表示されている。


高梨さんから電話だと……?


なんだこの最高のイベントは。

なに?俺今から死ぬの?

通話ボタンを押し、携帯を耳に当てるとスピーカー越しに元気のいい声が聞こえてきた。


『五木くんこんばんわ! 今暇ですか?、暇ですよね! それじゃあ一緒に行きましょう!』


高梨さん?

その聞き方だと俺が常に暇を持て余している可哀想な奴になるから止めようね?

いや、事実上予定などないが。

それと主語が抜けてますよ?


それだと、誰が、何を、何のために、どこに行くかが理解できない。


まぁ、心のオアシス高梨さんだから許すが。


「確かに暇ですけど……。 行くって一体どこにですか?」


ハッ!!


まさか行く、ではなく逝くという事なのか?

つまりこれは新手のプロポーズ!?


『うふふっ、この前の約束です! 今から五木くんに夕飯をご馳走しちゃいますっ!! 今何処にいますか?』


やだなにこの人、めっちゃ可愛いんですけど。


俺は詳細的にどこにいるのか分からないので、とりあえず近くにあるコンビニの名前を伝える。


『分かりました、駅に近いファミマですね! 今から向かうのでそこで待っていて下さい!』


彼女は可愛らしく言うと、電話を切った。


随分と今日はハードスケジュールだな、きっと人生の中で一番人と関わっているのではないだろうか?


朝は祐美さんと会話をして、次に秋山の病室に行き、電車の中で、えっと……おか……岡崎? と会って、次に高梨さんと食事とは。


もしかして今の俺は充実しているのだろうか?


充実した事無いからわからねぇ。

悲しい事実を確認しながら俺はファミマの前で高梨さんを待っているとやがてピンク色のコンパクトな軽自動車が駐車場に停まる。


それを注視していると、運転席から高梨さんが出てくる。


俺はその姿に見惚れてしまった。

彼女はいつものように白衣にスカートという研究者スタイルではなく、清楚さを感じられる大人しめの服を着ている。


髪の毛も普段のように茶色のストレートロングではなく、よく分からないが、セットされていた。


「お待たせしました!! ………? 五木くん? どうしましたか?」


見惚れていた俺は、やがて正気に戻ると、激しく動揺した。


「いや、その。 いつもと雰囲気が少し違うので………」


俺の言葉を聞いて高梨さんはカァッと頬を赤く染めると、照れ笑いをしながらこちらを見上げた。


「ふふっ、もしかしてお姉さんに見惚れてしまったんですか? 」


「いえ、あの………はい」


「えっ…………。 あっ、その………行きましょうか!!」


彼女は冗談で言ったのか、真面目に答えた俺の言葉に更に顔を赤くする。


彼女に促されながら助手席に座ると車内はとてもいい匂いがした。


「それじゃあ何処に行きましょうか?」


決めてなかったのね……。


「五木くんの気分的に今食べたいものってありますか?」


うーん……って言われてもな。


今の気分的に高梨さんを頂きたいが、そんな事を言ってしまった日には車から蹴落とされるだろう。


「肉………ですかね?」


「ふふっ、五木くんも男の子ですね。 分かりました! では行きましょうか!」


そうですね、男の子ですね。

精神年齢的に言えば貴方と同じ歳なんですけどね………。


彼女はシートベルトをすると、車を発進させた。


俺は運転する彼女の横顔をじーっと見つめていると、彼女はやがて口を開く。


「五木くんは今日何をしていたんですか?」


「今日は昨日話した秋山の所に行っていました」


「そうなんですね。 どうでしたか? 上手くいきました?」


「はい、少なくとも俺が感じていた罪悪感は無くなりました。 そのお陰で彼女とは普通に話せるようになりました。 高梨さんのお陰です」


「良かったですね!! いえ、私は何もしていませんよ」


それから俺たちは目的地に着くまで他愛のない世間話をしていた。


目的地に着き駐車を済ませると、俺達は車から出た。

どうやら肉を食べたいと言った俺の為に、彼女は焼肉屋を選んでくれたらしい。

高梨さんは心配そうにこちらをチラチラと見てくる。


「あ、あー!! 焼肉大好きなんですよ俺!! ヤッター」


とりあえず反応はこれでいいよな…。

彼女は俺の反応を見るとにへらっと破顔した。


本当にこの人は優しいし、可愛い。

店の中には人があまり居なく、お世辞にも繁盛しているとは言い難かった。


店員さんに席へと案内してもらった俺たちはお互い向かい合う形となって座る。

高梨さんは『とりあえず生中下さい』と生ビールを注文した。


「じゃあ俺はコーラ下さい」


店員さんはかしこまりましたと言うとカウンターの中へと入っていく。


「ここの店よく来るんですけど。 お肉が柔らかくて物凄く美味しいんですよ?」


と高梨さんは天使の笑顔を俺に向けながらメニューを渡してくる。

頭を下げメニューを受け取り見てみると、リーズナブルな値段で注文に気は使わなくて良さそうだ。


やだ、いきなり値段を確認するとか俺はどれだけ気が使える紳士なのかしらん?


「私的には中落ちカルビの塩ダレがオススメですよ」




おー!

この人も焼肉を食べるときに塩ダレを注文する側の人なのか!


ついでに俺の食べ方は塩ダレを頼み、焼き終わった後更に塩をかける。

焼肉のタレとか邪道ですよ、塩こそが肉本来の美味しさを味わえると言うものだ。


「じゃあそれをお願いします」


高梨さんは満足気な笑顔を向けると店員さんを呼びつけ、代わりに注文をしてくれる。

ややあって、飲み物と肉が運ばれて来る。


乾杯を済ませると、高梨さんは喉を鳴らしながらビールを煽っていく。


なんでもいいけど美味そうに飲むな……この人。


その姿を見ていると高梨さんは俺の視線に気付き、ジョッキをテーブルの上に置く。


「五木くんはまだ未成年だから飲んじゃダメですよ? 大人になったら一緒に飲みましょう」


いや、俺も精神年齢的には成人を迎えているのだが………これも言うまい。


彼女が自分の分と俺の分の肉を丁寧に網の上に乗せると、肉はジューっと食欲をそそる音を立てながら焼かれていく。

やがていい具合に肉は焼かれ、高梨さんが俺の取り皿へと肉を運んでくれた。


網目模様に焼かれた肉からは肉汁がたっぷりと溢れ出し、香ばしい匂いが鼻腔を刺激する。


塩を適量かけ、俺はその肉を口の中に放り込むと、あまりの美味さに目を見開く。


「この肉……めちゃくちゃ美味いですね!! 」


「ふふっ、でしょ? ここのお肉は私も本当に好きなんです」


彼女は自慢気に言うと、更にビールを煽る。

その姿を見て俺はふと思った。


「そういえば、高梨さんって車の運転しますよね?」


もしかしたらこの世界には飲酒運転という概念がないのかもしれない。


すると彼女は引きつった表情をしながらテーブルの上に箸を落とす。


あっ、この人完全に忘れてたな。


ジト目を送る俺に高梨さんはあわあわしながら言い訳を始める。


「いや、家が近いのでいつもなら歩いて来るんです!! なのでついその癖で飲んでしまって……」


途中から彼女の声は萎んでいき、聞こえない程までに小さくなる。


「別にいいですよ。 高梨さんは近いなら歩いて家まで帰れますし、俺はタクシーでも拾って帰りますので」


すると彼女はダンッとテーブルを叩き、勢いよく立ち上がる。


「それはダメッ!!! 流石に申し訳がなさすぎますっ!!」


「じゃあどうするんですか?」


「うっ、運転するぅー!!! 五木くんを家まで送ります!」


既に酔いが回っているのか、高梨さんは頬を染めている。


ってか駄々をこねる高梨さん………たまらないです、はい。


「その酔い方じゃ無理ですよ…。 本当にタクシーで帰るんで大丈夫です」


「………じゃあ、私の家に泊まっていくのはどうですか? それなら納得してあげます」


…………はぁ?


いやいやいやいや!!!

まずいだろ……これは。


「はぁ!? いや、流石にダメですよ、俺だって男なんですから」


「大丈夫です! 私は自宅に男の子人を呼んだ事がないので!」


いや、そういう話をしている訳じゃなくてですね……………。


「それに、五木くんはそういう事しないでしょ?」


これを言われたら何も言えないんですよ、男っていうのは……。


「………はぁ。 分かりました、それじゃあお邪魔します」


高梨さんは満足気に頷くと、ビールを注文する。

流石に飲み過ぎではないだろうか?


彼女は帰るまでに合計6杯のビールを飲み干した。


会計に向かう彼女の足取りはおぼつかなく、俺はそれを支えながら歩く。

会計を終えた俺たちは熱帯夜の中、汗を掻きながら高梨さんの自宅へと向かう。


途中、高梨さんが『もう歩けません』と嘆くので俺は彼女をおんぶしながら歩いた。


高梨さんの胸が……。


見た感じそこまで大きくはなかったのだが、やはり背中で直に感じる柔らかさは心地がいい。

これはラ、ラッキースケベというやつだろうか?


俺は今幸せだぁーー!!!


心の中で叫んでいるうちに高梨さんの自宅へと着き、彼女から鍵を渡されるのでそれを使い部屋へと入る。


部屋の中は綺麗に片付けられており、中からはとてもフローラルな香りがした。


彼女は俺の背中から降りると『ありがとうございます』と頬を染めながら俯き、おぼつかない足取りで部屋へと入っていく。


俺は一応お邪魔しますと小声で言うと、靴を脱いで恐る恐る部屋へと入ってく。


とりあえず置いてあった小さなテーブルの前に腰掛けると、高梨さんを待つ。

どうやら彼女は家着に着替えていたらしく、ジャージ姿で現れる。


おぉ。

高梨さんのジャージ姿!!

よしっ、盗撮っと……って捕まるわっ!!!


落ち着け!!! 俺!!!


すると、テーブルの前に座る俺の背中に高梨さんは抱き着く。


はぁ!?

え………と? なにこの状況?


俺の心臓はアホみたいに鼓動を早め、口からはみっともない声が漏れる。


「はぇっ!?!? えと? 高梨さん?」


高梨さんの俺を抱きしめる腕に力が入る。


「本当に………ごめんなさい。 私のせいでこんな事になってしまって」


………あぁ…なるほど。

彼女は優し過ぎる位に優しい。


未だ、俺に対する罪悪感に苛まれているのだ………この人は。


俺は、俺の事を抱きしめる彼女の腕の上に優しく手を置く。


「本当にもう気にしなくていいですよ。 それに高梨さんの責任でもありません、俺が自ら望んでやった事です」


「でも…………」


こんなやり取り、ついこの間したな。


………はぁ。


しゃーないか。

出来ればしたくはなかったが、この罪悪感から彼女を解放するにはこれしかない。


優し過ぎる位に優しい彼女に一番有効的な最終手段。


「高梨さん……貴方が俺に謝るという事は、遠回しに現実世界の俺を馬鹿にしている事になる。 貴方は俺の事を、自分でしてしまった事を人に押し付ける様な奴だと豪語しているんですか?」


高梨さんは俺から離れ、暗い表情で歯がゆそうに俯く。


「違うっ! 私はそんなつもりじゃ…………」


「何度も言いますけど、俺は俺の意思でRWDGの実験に参加したんです。 そして正当な報酬も貰っている。 それに対して高梨さんが罪悪感を感じるのは自意識過剰だ。 何でも自分の所為にするのは度が過ぎると自意識過剰になる」


これは詭弁だ。


俺は今、心にもない事を淡々と述べている。

本当は、俺は彼女の優しさに甘えていたいが、そうすると彼女の罪悪感は一生消えない。


それは………駄目だ。


「だから……だからもう気を使うのはやめて下さい」


そう言うと、高梨さんはしばらくして瞳を濡らしながら顔を上げ、俺を見つめる。


「五木くんは本当に優しいですね………」


彼女は深く深呼吸をすると、笑顔を取り戻す。


「じゃあせめて今まで通りサポートはさせて下さい。 契約内容にも『被験者が被害を被った場合、損害賠償は発生しないが人生に置いての介護は適応される』と書いてありますので」


この人は案外強情だな……。

でも、こう言われたら俺からは何も言えない。


俺はため息をつくと、彼女に笑顔を向けた。


「分かりました。 それじゃあ、これからもよろしくお願いしますね」


その言葉に高梨さんは今日一番の可愛らしい笑顔を俺に向けた。




どうも!!


牧野悠です!!

見てくれてありがとうございます!!




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