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Q.1 ぐーたら好きな元成人男性がTSした後にしたいことは? A.Vかな~

「お前、普通そんなに変わりまくったら気付くだろ。あと、気付いたら驚かね? なんで驚かんの?」

「別にいーかな~って。あんまり変わらないからね~」

「いや変わってるよ!? ごりっごりに変わってるよ!? 具体的には、性別とか胸とかいろいろな!?」

「たしかに、おっきーよね~。それに、息子がいないのは変な感じ~」

「ぼぶふっ!? お、おまっ、マジで見せんな見せんな?!」

「ん~?」


 ただちょっと立ち上がって、服をたくし上げただけなんだけどな~。

 何か変かな~?


「はぁ、はぁ……マジで心臓に悪いわ……んで? お前それどうすんだよ?」

「どーするって?」

「そりゃお前、いきなり女になったんだぞ? やっぱ検査とかするんじゃねーの?」

「あー、そーゆーこと~? これって、どーすればいいのかな~?」

「お前のそれは多分TS病だから、普通に国に連絡って感じだな」

「詳しーの?」

「推しがTS病なんだよ」

「へぇ~」


 なるほど~、TS病ってゆーんだ、これ。

 二次元の作品でちょこちょこ見かけるよね~、TSって。

 そっか~、現実にもあったんだ~。


「つーわけで、連絡したら?」

「どこに連絡すればいーのかな~?」

「そりゃお前……国じゃね?」

「ん~……まー、調べてみるよ~」


 とりあえず、朝起きたら女の子に~、って調べれば出るかな?


『もしも、TS病を発症させたら、こちらまで』


 あ、もしかしてこの見出しのサイトかな?

 ん~、中身は~……ふむふむ、ちょーどボクが身をもって体験してることばかりだね~。

 なるほど~、男性なら女性に、女性なら男性になるんだね~。

 本当にTS病って感じのびょーきだね~。


「とりあえず、ん~、電話しようかなぁ~」

「しとけしとけ。どうせ、色々手続きがあんだろうしな」

「だね~。じゃー、ちょっと電話しちゃうね~」


 めんどーだけど、ちゃんとやらないとなぁ~。



 そーして、電話をした結果、後日検査をすることになって、してーされた病院へ行くと……


「まあ、TS病だよね」


 TS病と断定された。


「そーですか~」

「なんか君、えらく反応が薄くないかい?」

「ん~、まー、今までどーりにぐーたらできるなら別にいーかな~って」


 適度にお仕事をして、それ以外はぐーたらライフ……それがボクのりそーだからね~。

 それなら別に、女の子になっちゃってもいーかな~って。


「なんというか、変わってるね。まあ、それはいいか。しかしまぁ、二回連続で幼女型とは……しかも、胸は大きいみたいだしね」

「ん~?」

「あぁ、気にしないでくれたまえ。ともあれ、検査は以上だ」

「そーですか~。じゃー、もー帰っていいんですか~?」

「もちろん」

「じゃー、帰りますね~。ありがとーございました~」

「気にしないでくれ。あぁ、そうそう、この診断書を持って市役所へ行ってくれ。戸籍の変更手続きとかがあるから」

「むぅ~、めんどー……」


 手渡された書類を受け取りつつ、お医者さんに戸籍のことを言われて、ボクはげんなりした。

 ぐーたらできればいーや~って思ったけど、こーしてめんどーなことがあるんだったら、なりたくなかったかな~。

 めんどーくさい……。


「しておかないと、この先の方が面倒になる。身分証の関係もあるからね」

「……仕方ないか~。じゃー、市役所行きますよ~」

「あぁ、そうしてくれ」

「じゃー、今度こそ、失礼します~」

「あぁ、何かあったらいつでも来ると言い。神、の名前を出せば通じるから」

「ありがとーございます~」


 最後にお礼を言って病院を後にした。

 はぁ、市役所行くの、めんどーくさいな~……。



 それから、陽野市の市役所で手続きをしてマイハウスに帰宅。

 そのまま、みんな大好きお布団にダイブ。


「はふぅ~、疲れた~。もー動きたくな~い……働きたくないでござる~……」


 いちおー働かなくともある程度の期間は生きていけるくらいのお金はあるけど、そこまでしちゃうと、ほんとーにダメ人間になっちゃうので、なしかな~。

 それに、今でもじゅーぶんぐーたらできてるし。


「お、帰って来たか、陽」

「そーま~。ただま~」

「おう。んで、どうだった……は訊くまでもねぇな。どう見ても、ボク疲れてますオーラ出してるしな」

「疲れた~。そーま~、ご飯作って~」

「おいおい、俺に投げんのかよ。何がいい?」

「すぐに作ってくれるそーま大好き~。あ、ハヤシライスがい~」

「へいへい。適当に作っとくわ」


 やったー。

 そーまが作るハヤシライスおいしーんだよね~。

 うんうん、楽しみだな~。


「で、お前は今後どうすんだ?」

「どーするって~?」

「そりゃお前、TSしたんだからやることねぇの?」

「ないよ~。基本、ぐーたらしたいだけ~」


 あー、お布団さいこ~~……。

 この、ふかふかお布団こそ、人類が生み出した至高の叡智だよ~……。


 ふかふかぁ、ふかふかぁ~……。

 んんぅ、眠くなってきた……。


「zzz……」

「おい陽、寝るなよ?」

「んにゃっ? 起き、て…る……くぅ……」

「いやマジで寝んな」

「んきゅっ! も~、頭を叩かないでよ~」


 ずびしっ! とそーまにチョップされて、頭を抑えながら抗議。

 こーゆー時、そーまはよーしゃがないからきらーい……。


「なら、会話中に寝るなよ」

「むぅ~、お布団にいるいじょ~、ボクの眠気ゲージは満タンなのだ~…………むにゃ……んぁっ! ね、寝てないよ~?」


 一瞬だけ意識が飛んだよーな気はするけど、寝てないからね~、ボク~。


「いや、うん、お前ほんとすごいな……」


 そんなボクを見たそーまは、呆れたように笑ってた。


「えへへ~、それほどでも~」


 それに対して、ボクはにへらと笑ってそー返す。

 褒められるのはうれしーよね~。


「ぬぐっ……ったく、お前がTSしてもあんまかわんねぇな……いや、むしろ破壊力は増したんか?」

「破壊力~?」

「おう、気にすんな」


 顔が赤いけど、まー、そーまがだいじょーぶってゆーなら、だいじょーぶなのかな?

 うん、だいじょーぶだね。


「んで、お前、なんかやりてぇことねぇの?」

「ないかな~」

「ほんとかぁ? せっかく異性の体になったんだぜ? なんかねぇの?」

「ないってば~。……あー、でも~」

「お、なんかあるのか?」


 なぜか食い下がって来るそーまの質問に、ボクはないと答えたけど、そこでふと頭の中に一つのことが思い浮かんで来た。


「んーと、ほら、そーまが好きな、VTuber? が気になるな~って」

「え、何、デビューしてぇの?」

「面白そーだな~って」


 あんまり見たことはないけど、キャラクターになり切って配信をするのは楽しそーだなーって思ってたし、興味あるんだよね~。


「ほう、お前、VTuberに興味があると申すか。なら、らいばーほーむという面白い存在を布教してしんぜよう」

「それはいーや~」

「なんでだよ!?」

「だって、そーまの話長いんだも~ん」


 少なくとも、そーまがそのらいばーほーむについて語りだしたら、すっごくめんどーだし長いもん。話。


「そんなばかな!? 俺はただ、至高の存在と言っても過言ではないらいばーほーむという企業Vについて四六時中語りたいだけだが!?」

「ボク、熟睡だよ~?」

「叩き起こす」

「しんゆ~やめるよ~?」


 叩き起こすと真顔で言ってきたそーまにジト目でそー答える。

 そーゆー、めーわくなことは嫌で~す。


「おいおい、冗談だって」

「わかってるよ~。でも、VTuberはやってみたいな~って思うよ~」

「なるほど。お前イラストレーターだし、自分で自分生み出せんだし、ありじゃね? 俺は応援すんぜ! あ、登録者の記念すべき一人目は俺が貰うぜ!」

「い~よ~」


 そーまはVTuberに詳しーから、色々と安心できるしね~。

 それに、しんゆーが最初のとーろくしゃなのは嬉しーので。


「だとすると、あれだな。VTuber用に、加工する必要があるよな? お前、そこんとこどうすんの? やっぱ依頼すんのか?」

「ん~? それくらいなら個人で出来るから自分でやるよ~」

「マジ?」

「自分のイラストをLive2Dに加工して遊んだことがあって、その時に覚えた~」

「お前、マジでそっち方面は多彩だな……」

「物語は書けないけどね~」


 そっちは専門外だし、さいのーはなかったからね~。

 あと、物語考えるのはめんどー。


「そうか。ま、あとは機材か?」

「そっちはすぐちゅーもんするからだいじょーぶ」

「お前、財力は普通にあるもんなぁ。つーか、イラストレーターの収入だけでもかなりのもんだしな」

「まーね~。まー、今年は冬コミについてはー……んまー、委託のほーにしてるからね~」

「そうなのか。お前、毎年参加してなかったか? 現地に」

「ほんとーなら、知り合いの人にも挨拶したかったんだけどね~。めんどーだった」

「お前はそう言う奴だわー……」


 とゆーより、お仕事のほーが忙しかっただけなんだけどね~。

 もしお仕事が終わらなかったら~、って思ってあえて委託にしたわけでね~。


「ま、今年はその方がよかったんじゃね?」

「そーかな?」

「おう。だってお前、今クッソ可愛いロリになってんじゃん。絶対碌なことになんねぇって」

「ん~、そーかな~? ただちょっと銀髪で胸がそれなりにおっきいだけのイラストレーターだよ?」

「いや普通にアカンやろ。お前、結構自分に対してが無頓着だからな……」

「どーでもいーからね~。そもそも、見た目や肩書、その人のステータスだけで近づいてくる人って碌な人じゃないから~。そーまならわかるでしょ~?」

「うんまあ、すっげぇわかるわ」


 理解のあるしんゆーでよかったよ~。

 そーまはVTuber好きって言うのはあるけど、性格は快活で明るいし、びょーどーに接することができるから、モテてたしね~。

 それで、よくめんどーなことになった~、なんてよく愚痴ってたしね~。

 人を嫌うことはなかったけどね。


「そう考えると、誹謗中傷とか一切気にしないお前はある意味VTuberというか、配信者とかは向いてんのかもな」

「だって、安全圏からしか殴ることのできない人たちのことを気にしてもしょーがないもん」

「それはそう。ってか、お前の場合金はあるから、普通に開示請求もできるし、裁判もできるもんな」

「そーだね~。めんどーだけど」

「あぁ、そう言えば経験済みだったか」

「やー、あの時はめんどーだったよね~。まー、そーさく界隈にめーわくをかける人に慈悲は無いからね~」

「そりゃそうだな。……で、いつやんだ?」

「ん~、自分で使うデザインだから~……まー、二日くらいでどーにかなるよ~」

「普通に一日でデザインして、一日で加工するって言ってんだよなぁ……」

「特技~」

「はは、ま、お前はそうだわな」


 とりあえず、早速デザインしないとな~。

 でも、どーゆーキャラクターにしよーか……。


「そーま。VTuberで受けるデザインってどーゆーの?」

「デザイン? そりゃあお前……今人気がすげぇのはやっぱ、ロリ系だな。まあ、ロリ系はおすすめしな――」

「ふ~ん。じゃー、ロリにしよ~。今のボクはロリだからね~。やりやすそ~」

「え、お前正気? 自殺志願者とかじゃなくて?」

「どーして?」


 ロリ系でやるって言ったら、そーまがものすごいおバカな人を見る目をボクに向けて来た。なんで~?


「いやお前……今のVTuber界隈じゃ、新規のロリ系Vは出て来てねぇんだよ」

「そーなの? もったいないな~」

「もったいないて」


 人気のジャンルなのに、人が少ないなら、やるチャンスだよね~。

 なぜか自殺志願者って言われたけど、何事もちょーせんちょーせん。


「んま~、お前ならたしかに成功しそうだな。つーか、あれか。お前は別に本気でやるわけじゃねぇんだろ?」

「そりゃーそーだよ~? ほんぎょーはイラストレーター。VTuberは趣味程度だよ~。遊び遊び~」

「それでクソ人気になってたら笑うわ」

「さすがにないよ~。あ、ネットの友達にも色々言っておこ~」

「あぁ、そういやお前、ネットの友人がいるって言ったっけ? しかも、お前が資産的なあれこれを知っても手のひらクルーしなかったっていう」

「そーそー。お金持ちなんだって~。個人的にはすごくありがたいよね~」

「だな。お前は仲がいい友人が俺か三橋くらいしかいねぇし、ネットとはいえいた方がいいわな」

「そーだね~」


 いちお~、ボクの事情を知ってるがくせー時代のどーきゅーせーとはたま~に連絡を取り合うけど、今でも会ったりするのはそーまと三橋さんだけだからな~。


「で、どんなキャラにする気だ?」

「ん~、ぐーたら」

「まんまお前じゃねぇか」

「ボクだからね~」


 ぐーたらはボクの代名詞みたいなところがあるからね~。

 がくせー時代はじゅぎょー以外は基本寝てたし、昼休みもパンを一個食べるか、おにぎりを一個食べるかだけで済ませて、そのままぐーぐー寝てたしね~。

 それに、昔からこんな感じだし、今更変えるひつよーはないわけで。


「ま、企業勢ならまだしも、個人ならいいんじゃね?」

「きぎょーはどんな感じなの?」

「ん~、詳しいことは知らねぇけど、向こうが決めたキャラで行くか、話し合って決めたキャラとかでやるんじゃね?」

「そっか~。まー、ボクはぐーたらなキャラで行くよ~。ん~、そーだな~……」


 どーゆーのがいーかな~。


 ぐーたら……ぐーたら……ん~、そー言えば、ソシャゲに天使でぐーたらなキャラがいたっけ。

 ふむ~、天使、天使……こー、頭にわっかがあって、ぶかぶかなTシャツを着て、眠そーなひょーじょーで……天使だから、金髪のほーがいーかな?

 髪型は……ん~、今がゆるふわロングだから……くせっ気……あ、寝ぐせ。

 天使で、眠そーな顔で、だぼだぼTシャツを着て、ロングで寝ぐせな天使……うん、いいねいいね~。

 いい感じの案が出て来た~。


 あとは、たいけー……は今のリアルの姿でいっか~。

 身近なモデルがあるおかげで楽だしね~。


「ん、決まった~」

「お、デザインをどうするか決まったのか?」

「決まったよ~。天使、金髪、Tシャツ、ロリきょにゅー、寝ぐせロング~」

「こりゃまた、ベッタベタなのできたな……まあ、お前のイラストマジで上手いし、普通にVTuber向きのタッチだしな。そう考えりゃ、むしろそれくらいシンプルな方がいいのか」

「多分~? じゃー、ボクは早速デザインに取り掛かるね~」

「おう。そう言う事なら、ハヤシライスは二日分あった方がいいな」

「やった~。そーま愛してる~」

「おう、すっげえドキッとするからそう言うこと言うのヤメロ。鼻血出る」


 じょーだんで愛してるって言ったら、そーまがなぜかすごくいい笑顔でやめろと言ってきて、どーじに鼻血出る、なんて変なことを言った。


 まー、何はともあれ、ご飯の心配がないのはありがたいよ~。


 そーして、やることが決まったボクは、早速とばかりにVTuberのデザインを始めた。

 というわけで、補足!

 作中で登場した、らいばーほーむというのは、作中世界における頭のおかしいVTuber事務所です。

 邪神シスコンとか言われるヤベー人。常識人の振りしたヤンデレ。なんか総資産がえぐいコミュ障ゲーマー。年下の後輩Vにおぎゃってる現役ラノベ作家な常識人(笑)。ただのド変態なロリコン。やることなすこと核爆弾なお狐様系TSっ娘ロリVTuberなどなど、個性的なのがいる事務所です。他にも色々います。

 以上! 今回の補足でした!

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― 新着の感想 ―
あっ、これハマルやつ、、、まだ一話目だけどもう面白い。
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