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ミカヅキジンチョウゲ3

ユカが中学に行くのを見送ってから盟自身も学校へと向かう。気乗りするかといえばするわけがない。行こうと考えるだけで体のどこかが痛むような気がしてきた。子供みたいな理由だと思うと我ながら馬鹿らしく思えてきた。というか実際に痛いわけではないので行くという選択肢を取るのが正しい。そもそも行きたくないという思いを持つのは別に大学に始まったことではない。盟の学校行きたくない病というのは遡ること小学校の頃から始まっていったような気がする。かなり序盤からしくじっていたのだ。学校生活を送っていくということに。

 ユカを盟が預かっているような形になっているのは、時期によっては彼女の家に誰もいなくなる時だけであることは説明した通りだが。事の詳細をもう少し記載するべきであろう。何でそういう事態になっているかとか。ユカの父親は出張が多く、母親のほうも教育関係の仕事をしているのか週末になると合宿で家を空けがちになる。つまりは事情が重なった結果。子どもを一人にしておくと問題になるので盟が一緒にいるというわけだ。そして彼もまた独りぼっち。

 そのことに関して少しだけ昔話をしよう。外見が目立つせいもあってか仲間外れにされてしまい友達がいなかった。子供も大人も自分と違う存在や目立つ存在が嫌いなのだっていうここで学んだ。両親からも思い通りにならないからかう泊れていたようなものだ。

「うちの子なんてね―」

 周りを持ち上げる、ゴマをするためなら盟のことなんていくらでもバカにして見せた。美しい容姿をはじめ彼の能力を利用することしか考えていない。というか子どもすら自分をよく見せるためのアドバンテージだとしか思っていなかった。父親の先祖をたどると、明治時代頃にヨーロッパ或いはアメリカから渡ってきた、学者が彼の先祖だった。高名な人物だったらしいがそれは昔の話。彼の父は一介の会社員。母親はそれも気に食わなかった。自分の思い通りにならない、こんなはずじゃなかった。全てを敵視して常に怒っていた。

「めいくんが大人になってもっといいところに住めるようにしてね」

 子どもの時、こんなことを言われた。たかだが10年も生きていない少年に何ができるだろう。思い通りにならないからといって盟のことも気に食わなかったようだが。彼がやることをに関しては比較的、異議を申し立てることはなかった。けれどその分成果を出すことは厳しく求められた。

「金稼いでるんだから認めてあげるけど。きっちり結果は出しなさい」

 ユカの家庭教師を続けてもいいと思っているのは、どうもこの辺りの事情によるものだった。それで近所の覚えがよくなら自分にも利益があるということ。面倒を見て勉強を教えられるくらい優秀な子どもを育てた母親。

「反対側の家のさー」

 持ち上げるために盟をバカにしたのは。自分から言うのではなく周りにつつましやかだと褒めてもらうため。相するバランス感覚が異常に優れていた。意地の張り合い、自分が以下に苦しまずに正しく生きられて賞賛されて願いが叶うか。盟はそれが正しいか悪いかなんて考えておらず、親という存在はそれしか知らなかった。怒らせないように、不機嫌にならないように。ただその時その時で自分がどうすればいいのかを考えるときの最優先事項は両親の機嫌取りだった。勉強ができるようになるのも、家のことができるようになるのも、全ては波を起こさず安寧を求めた結果だった。けれど、最終的にそこで身に着けた能力は盟が生きていくのに役には立つこととなる。家にも外にも彼の心が休まる時間がなかった。父は仕事がどれくらいできるのか分からなかったが、母はいずれにせよ現状に満足はしていなかった。それは今もずっとそうだ。

「そういうことじゃない」

 親戚の集まりに行った時。父親が話を披露した。その内容が気に食わなかったので母親が不機嫌になり感情的になる。周りがとりなしてその場は何事もなかったように話は進んだけれど。盟はこの状況に近いものを何回も見ていた。父が人の心を考えないようなことを言い母親がそれに怒りをにじませる。少年ができることといえば、父がそういう話をしないように、話の流れを制御させるだとか。席の位置を自然な形で誘導させるとか。母が不機嫌になるような状況の種をつぶすとか。先回りして空気が悪くなるのを防ぐためにあらゆる手を打つようになっていった。

 ―自分が両親の手を煩わせてはいけない。問題を回避するようにふるまえば、衣食住に必要な場所は最低限確保できる。それさえ失うようなことはあってはならない。ここで恨まれてどこかに飛び出したら何が返ってくるか分からないのだから。

「それでさあ」

「美味しいよねこれ」

 気が付けば盟は一人になってからだいぶ時間が経っていた。誰にも相談できず頼れず行動をすればそれは最悪な結果を招くことになる。一回両親のことをそれとなく話したことがあった。その結果、燦々たる事態を彼を見ることとなったわけで。両親は悪くない、むしろ君を育てていることに感謝するべきである。わがままを言うべきではない。子どもは逆らうな、親を手伝うことは当たり前だと。

「……」 

 恐怖という感情すらもう分からない状態になりただそれを受け止めた。自分に落ち度があるのだから変えるべし。それ以来この話をユカに除いてはしなくなる。他の人間がどうなるのか彼が関与しないので興味もないが少なくとも自分だけはやった行動の責任と目的だけは、誰かに押し付けたりすることはやめようと。一人で居続ける限りはその考えを刻み、世間で授業を受けて過ごす。

 しかし、だ。最初から1人だったわけだが1人というのは時間がたてば慣れていくものである。大体時間の使い方というものにも慣れてきてそのまま中学へと上がった。幸いにして周囲よりも少しは勉強ができたこと、もっといい環境を。という親の薦めから別の区域にある私立へと進んだ。そこでやり直すことができたかといえば別にそんなことはなかった。今度は別の問題に巻き込まれることとなる。小学生の時は黙って絵を描いてるかして人と距離さえおいていれば誰もかかわってくることもなかった。が、中学では仲間外れにされるうえに外見が目立つ、気取ってる、偉そう……などととにかくやたらと因縁がつけられるようになった。こっちからは何もしていないのにはた迷惑な話でもある。最初の頃は絡まれたり、呼び出されても無視していたがやがてそうもいかなくなってきた。物をとる、手を出すといった直接こちらに嫌がらせを書ける手段を取り始めてきたのだから黙って見過ごすわけにもいかなかった。あまり面倒な事をしたくはなかったので周りの大人に相談してみたのだが自己保身に走るばかりで何の役にも立たなかった。特に教師はひどかった気がする。

 例外もいた。けれどそういう存在に限ってすぐいなくなってしまうものだ。そこにまつわる中学時代の話をもう少しだけ詳しくしよう。美術部に出入りしていた。学年の最初に好きなだけ絵が描いても何も言われない。そう考えて部活を選んでいた。

「君はいっぱい作品を作るね」

 上級生から褒められた気がする。出展しても賞がもらえるわけでもなくただ絵を描き続けて研究をしていたがそれが楽しかった。

「クラスに誰かよさげな人がいれば教えてね」

 部員の勧誘も任されてはいた。呼べそうな人間に心当たりがないわけではなかった。盟が入学してからクラスになじむことはなかったので過ごすときは大体一人。どこに行っても何をするときも。ただ問題があるとすれば、2人で何かをしないといけない時だとか。同じように一人だった人間がいた。

 須崎レイカ。どういう理由で一人になっているのかは分からないのだが盟にとっては重要なのはそこではない。たまにクラスの発表で二人組を組まされたりということで一緒になったので顔は知っていた。

「部活どこか入ってるの」

 授業の合間の休み時間。彼女のもとへ早速行った。距離感を考えない彼の態度に驚いたのか一瞬戸惑う。そして周囲もめったにしゃべらない彼が口を開いたということもあってかざわついていた。

「あ、いやどこにも」

「美術部に入って。明日迎えに行くから」

 肯定も否定もしなかったが、話をまとめこんでしまう。すぐに拒否しなかったから全く関心がないわけでもないはず。彼はそう考えていた。今日この後でもよかったがスケジュール的に明日じゃないと見学は行いづらかった。また何を描こうか。、研究しようかその前に面倒な作業をまとめないといけないと考えながら部室へ入ると。

「意味が分からないです」

「でもこればっかりは」

 もめ事を目にしてしまった。絵を描けばそれだけで別に困っていないのが盟であって総じてその辺はいい思い出だと今でも彼は勧化ている。

 けれど一点だけよくない思い出というか。当時所属していた部員に目の敵にされていた。最初はこっちから挨拶をしても無視されていた。なんでもここで絵がうまいのが評価されてもコンクールで受賞がないことが気に食わないらしい。完全な言いがかりであるし、盟からすればそれは自分のスキルの問題では。

「もう帰ります」

 そういって部屋を出て行った。空間が気まずい。部活は平日の水曜以外は大体活動していた。その日は月曜日。交流のあった先輩に用事を聞かれた。

「君は明日どうするの」

「須崎さんを連れていくのと、明日は掃除当番なんです」

「待ってるよ。部室の用意はしておくから」

 掃除をしながらおおよその時間を考えた。上級生が部室に入り人数分の椅子を出したあたりで、盟が須崎を連れて室内に入ってきた。

「いらっしゃい。」

「そんな時間かからなかったです」

 座るように促されて、適当な位置に座る。

「んじゃ、本題に入るね。レイカちゃん見せて」

「あ、これです」

 須崎レイカが机の真ん中に何かを置いた。大きさはたばこの箱くらい。昨日はなしていた例のカードだ。豪華な装飾が施された扉の絵が描かれている。人や動物などは何もっ存在していない。手を伸ばしてカードを裏かえしてみた。そこに描いてあった絵は漆黒の闇と球体。その絵だけでカードの裏面全体の8割ぐらいを支配している。その外側が青いラインによって縁どられていた。

「作品って言われて持ってきました」

「上手」

 隣にいる上級生が盟の手元を覗き込んできた。実力がどれくらいあるかの検分も終わったことで上級生に手渡す。同じように裏返したりしてるけど違うのは光にかざしてるってこと。これが、ミステリーだとそのうちアルコールランプとか使ってあぶりだしとか始めるところ。あのカードが作品。彼女にとってはこの場では大事なもの。大げさな言い方をして人生を変えるための鍵っていう。多分文字どおりの意味で解釈すると少し違う気がする。さて盟はというと。彼女がさ作った作品のカードとかが気になってて部室に来たけどその目的は果たせた。

「先生には既に言っておいたんだけど今日は受験対策補修でこの後抜けないといけないから今日はお開きなんだよね」

「明日また来ます」

「昼休みに図書館に来てね」

 盟と須崎が返事をしてこの日は解散した。盟の家にはやはり誰もいなかった。何も起きることなく夜が明けて学校へ行き、約束の時間がやってきた。

「あ、いたいた」

 上級生が入口のそばにある閲覧席の前で立ち止まる。まだ奥に言ってないけどそんなに早く目的の人間がいるのだろう。ほとんどの施設は中高合同で使う。ちなみに、図書館自体は県内でも屈指の蔵書数と面積を誇ってることで有名。

「こんにちは」

「須崎さんだよね。ちょっと話聞かせてもらいたいんだけど大丈夫かな」

「はい?いいですけど……」

 閲覧席には上級生と顧問が座っていた。あまり上級生に話しかけられて驚いたのか声が裏返っている。しかし、盟は彼女に特別な感情を持っているわけではなかった。遊び相手でもないが、人助けに近いもの。かといって心底嫌いなわけでもないのであった。詳しいわけではなかったが。一瞬、盟の後ろの方を見たかと思うとおびえたような表情するが彼には理由がよく分からなかった。別にどう思われようと気にはしないんだが彼自身は。どうお思われようと関係ない。しかし誰かに怖いって印象があるってことは、学内でよからぬことと、どこかで接点があるはずなのだと盟は考えている。。

「美術部顧問の高見です」

「須崎レイカです」

 2人のやり取りをすぐそばで見ていた。 席から立ち上がって頭を下げる。須崎のほうは言いよどむことなく自分の名前を言うけれど声が少しばかり震えていた。制服紹介で出来た写真まんまの容姿だ。髪が黒くてセミロング。で盟が記憶にあった点で言うと胸がそこそこあって。ただひとつ違うのはメガネをかけていないということだったけど。気にすることでもない。

「説明はできたので、明日の放課後また来てください」

「ありがと盟くん」

「じゃあオレは行くから」

 別れて、午後の授業をクラスに戻って受ける。特に何も起こらない日のはずだった。しかし運命を分岐させる出来事は突如として起こる。

「あんたさあ。生意気なんだよ」

「盟くんに近づくとか」

「そんなつもりじゃ」

 帰ろうかと思って、学内を歩いていたら耳障りな声がした。無視しようかと思ったがそれはできなかった。言われている相手が須崎だったから。

「じゃあなに」

 引き返して、彼女のほうへと向かう。多勢に無勢。

「人の名前出してふざけたことしてんじゃねえよ」

「め、盟くん」

 主犯格の女子生徒、そして取り巻き数人。怯えた顔の須崎。どう見たってやってることは卑劣。そして右手を伸ばして彼女の腕をつかむ。思いっきりひねった。

「痛い!やめて」

「何しようとしてたんだか知らねーけど、もうやめるって言えよ」

 ハサミが落ちて、それを踏みつける。

「しないから!」

 降参して、取り巻きを連れて彼女が走り去った。

「盟くん」

「じゃあな、始末はつけとかないと」

 須崎を連れて職員室へ行った。彼女をいじめていた件が公になり処分が下る話が上がった。同じころ須崎も転校することになってしまった。何も言わずにそれはあっという間だった。この問題は幕引きがされるかと思われていた。そうはならなかったわけで。

「あいつが黙ってればよかったのに」

 今度は盟に対して嫌がらせが始まった。彼女に好意を持っていた存在が少年を赦せなかったのか卑劣なことを始めた。それはどうも、美術部にいたあの部員によるものらしい。盟のことがそもそも気に食わないうえに、彼女を学校から排除した。金髪の少年は宣戦布告として受け取る。火消も行われたがそれくらいでは収まらない。間に学期をまたいだこともあってか教員も入れ替わっていた。美術部の顧問は別の学校へ異動していた。担任は盟が女の子に手を挙げたのは事実だという点ばかり強調して、問題が悪化していった。こうなってしまうとどうすればいいのか分からない。

「誰だよ一体」

 下駄箱に無理やり手紙が突っ込まれていた。カギをかける仕組みなので、中身に何か細工をするなんてことはできない。中には彼を非難する文章が書いてあった。どう見たってやり方が建設的じゃない。しかし主犯が誰かを突き止めておきたい。

 そんなわけで自分が直々に出て行って問題に始末をつけるしかない。手紙が出されてから数日のこと、呼び出されたとおり屋上へと向かっていった。周囲には何人かいたような気がする。5人だったかもしれないし10人だったかもしれない。ただ多くの人数がいたのは記憶している。

 行ってやったら「調子に乗るな」とかみたいな発言をされたが適当に返事をした。それが気に食わなかったのか向こうの機嫌を損ねた。

―胸ぐらをつかまれて殴られそうになったが逆に殴り返してやった。一発じゃ足りないので何発も。こっち側の優勢になったがやめる理由はない。変な音がし続けるまで殴ったような気がする。周りの連中が逃げていこうとしたが同じ目に合わせてやった。そのことに関連することで罰則に振れたらしく謹慎処分を食らった。しばらくたった後に復帰したが空気の流れが変わっていた。そのまま中学を卒業するまでは何も起こらんかあった。たぶんあることないこと変な噂が出回っていたのだろう。速阪に関わらないほうがいいとか切れるとまずいとか。結果的に卒業まで何も起こらなかった代わりに話す機会もなくなった。でも都合がよかった。レベルの低い人間の相手をしなくて良かったから。ちなみに殴り飛ばしてやったやつは裏で女の子にひどいことをしていたらしい。盟はそんなことはしないしする気もない。そんな程度の低いやつに偉そうにされていたと思うと、彼自身の中にいら立ちが芽生える。ずいぶんとバカにされたものだ。なんでそんな奴が自分より立場が上だと考えるのか。

 高校に入ってからも同じように人に関わらないようにして生きていこうかとも考えていた。別に困りはしないだろう。そう思って毎日を過ごしていた。

「数日前に、家に帰ってる途中のことだったんです」

 学校から帰る途中に、昼寝をしていたら何か聞こえてきた。何かと思ってみたら芝居の練習していたらしい。図書館は行きづらいからこっちに来たけど人も増えてきた。市払いの練習で言うと、閲覧席で会話をするわけにもいかないので自由に話せる場所のほうが都合がいい。

 そのセリフには聞き覚えがあった。誰かが作った創作演劇。断片的に見たシーンで言うと底は部室だった。思い出せる範囲を絵に起こしてみる。誰にも見えないように。

そして答え合わせをした。案の定彼女も机の上に座っている。言葉を紡ぐ彼女の黒髪が窓から入ってくる風によって揺れていた。

「まわりが暗くて笛の音が聞こえだして。それで気が付いたら音が聞こえる方向へと歩きだしていって……。で、立ち止まったら女の子が起っていました」

「それで誘われたんだよね」

「はい。あなたにもっとふさわしい世界へ連れて行ってあげるって。理想郷へと」

「ふさわしい世界ねえ」

「服装とか覚えてる?」

「黒いスカートと青いブラウス……気がします」

「それにしても笛の音か」

 演劇の話はまだ続いている。盟の中ではなんとなく、次のシーンを思い浮かべていた。

数回しか見たことなくても、どうなるかっていう簡単な推測はできていた。予想では物音を立てないように机を降りて窓のもとへと向かう。ゆっくりとあけて外を眺めることにした。徐々に太陽が沈んでいくのが見える。いつもと同じように真っ赤に燃え盛って。

「笛を吹いたら人が消えるなんてハーメルンの笛吹きみたいだ」

 想像の範囲にある窓の外を眺めながら誰に聞かせるわけでもなく相手はひとり呟く。

「ハーメルン……」

 ハーメルンの笛吹きも謎が多いけど実際に起きた事件。何かの暗喩とか謎解きを表しているみたいだが、盟は馬鹿真面目に解釈するなら宇宙人が起こした事件っていう見方もできると考えていた。それはそれとして首謀者の宇宙人がいたとしたら、人間は通常と違うと気配で察したりすることができたりするのか。そんな時に

 ―彼女と出会った。

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