昆虫食で気づいた、政治の裏側……。勘の良いガキは嫌いだよ、みたいな話。
「イナゴ食おうぜー」
みたいな意味わからんブームありましたよね。ご存じない? あったんですよねー、ちょっと前に。
でね。
ちょっと思ったんです。昆虫食って、コスパ良いんじゃね、って。
いや。昆虫食をオススメしてるんじゃないですよ。まず前提として、ちょっと考えて欲しいんですけどね。
動物育てる餌=定数aあったとするじゃないですか。定数とか言うなハゲって? まぁ、一定量と考えてください。
その餌を食って、動物って育つわけですよ。まぁ、餌食わんと牛も豚もカメムシも育たないわけです。
でね。
問題は、可食部分なんですよね。一匹の牛から、どれだけ牛肉取れんの? って話です。
食ったら食った分だけ太ってくれたら、万々歳なんです。超巨大牛が、できたら、焼肉食べ放題ですからねー。
でも、そんなことないんですよね。食ったら食ったぶんだけ、太ってたら、たぶん「ギャル曽根さん」は、惑星ぐらいになってますから。生物って、食ってもぜんぜん太らんわけです。
餌→可食部
これの効率が、いちばん良いのが、昆虫なんだと思うんですよ。まあ、要するにですね、ぶくぶくに太った牛を、数匹作るよりも、ぶくぶくに太ったイナゴを、大量に作る方が楽チンって、わけです。細胞分裂の加減とかもありますから、一個体から増やせる可食部には、限度ってもんがあるでしょうからね。
しかも、昆虫の場合は、外骨格も食えますから。牛は骨は食えませんからね。
餌→可食部
がめっちゃ効率的なわけです。
しかも、まだあります。
昆虫は、食べれるようになるまで、早いでしょ。牛を食べれるようになるまで、育てるより、圧倒的に早いわけです。育てはじめてから、「牛さん出荷よー」よりも、「虫さん出荷よー」のほうが、くっそ早いわけです。
多少、金がかかっても、循環が早いと、経済も回るわけです。
「なんやねん、昆虫食の押し売りかいな」って、思われるかもしれませんが、いや、私が言いたいのは、そこじゃないんです。もうちょい聞いてください。
昆虫食は、おそらく、理論的に正しい。
で。
それを、どっかの政治家が、推し進めようとしたわけでしょ。
政治ですからね。そりゃもう、初期発生から細胞分裂、消費エネルギーのことまで、計算式に入れて、そりゃもう生物学やら熱力学から経済学のことまで考えて、コスパが良いと算出したんだと思いますけどね。そうですよね? ちゃんと計算しましたよね。ええ。してると思います。
結果……
どうです?
「は? 昆虫食べるとかキッショ」
これが、国民の声です。
いや。ふつに考えれば、わかると思うんですよ。そりゃそうでしょ。昆虫とか食べるの嫌ですから。私も出来ることなら、牛肉食いたいですよ。いや。高いですからね。食べれませんけどね。
ちょっと話が、長くなったんですけどね。
つまり、ですね。
昆虫食考えた人って、数式とか理論を組み立てといて、「昆虫食がキショイ」ってことが、わからなかったのかな……って。人の感情のわからない、バチクソ頭が良い人が考えたのでは? って、思ったわけです。そんな人が、政治に関わってるのかって思ったら、ちょっと怖いな、なんて思ったわけです。
以上。
まぁ、私の妄想なんで、「アホなこと言うてるわ」ぐらいに思ってください。