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プロローグ
新作品です。
不定期で登校するかもしれません。
あ、そうか。
僕は死んだのか
ごめん、父さん。
敵を討てなくて。
あの人がせっかく命をつないでくれたのに
僕生きられなかった
あの人との約束も果たせないまま
≪まだ死にたくないんだな、君は≫
少女の声がこだまする。
(な、なんだ)
≪私が君に力を貸してあげてもいい≫
(誰なんだ、君は)
≪私のことを話す暇はない。この力は、この世に唯一残された神々の力。その強大さゆえ、世界そのものを壊すことになるかもしれない。だが、もし君に世界を滅亡に導く覚悟とそれをして余る目的があるのなら…≫
(あるさ、母さんと約束したんだ)
≪よかろう。どうやら君にはこの力への強い適性があるらしい。では余すことなく受け取れ≫
周囲が黄金色に包まれる。
熱い。
苦しい。
痛い。
でもそんなこと気にならないくらいの高揚感。
体の底から湧き上がる魔力。
(まってて、すぐ戻るから)
そう、これは僕と彼女が創る新世界の物語。
評価してくれると救われます
続きも3日以内出すかもしれません、
拙い文ですが