眷属ツバキ
朝起きるとレベル102に上がっていた。
ただ、スキルレベルは、
空間魔法しか上がっていなかった。
リサを宿に残して1人で
邪神の眷属を死体置き場から元の場所に戻しに行った。
そのまま、ドラゴン(ツバキ)がいる場所にも立ち寄る。
もう一度、ツバキを鑑定してみたけど、
何も表示されなかった。
鑑定スキルのレベルが低いからだろうか。
ツバキは、眠ったままだった。
どうやって話しかけよう...
何も考えてなかった。
どうしようか迷っていると
突然、頭の中に声が聞こえた。
"誰?"
意外なことに、優しい女性の声だった。
「はじめまして。ユウキっていいます。
最近、女神を信仰する国の聖女に、街ごと封印されて
この場所に来ました。」
"そう"
「あなたも昔、女神と戦ったと聞きました。
俺たちに力を貸してくれませんか」
"女神と戦うつもり?"
「どうしても避けられないなら、戦うつもりです。」
"あなたでは勝てないわ"
「それはわかっています。
ただ
俺はもっと強くなる予定です。
そして、あなたが力を貸してくれれば
女神から身を守れるようには
なれると思っています」
"この世界の、私以外のモンスターに頼みなさい。"
「俺のスキルで調べた限りでは
この世界は、あなた以外
生きている生物はいなかった。」
"そう。みんな死んだのね"
さみしそうな声だった。
「俺と一緒に来て頂けませんか?」
"無理よ。私の体はこの闇のせいで動かない。あなたの魔法も使えないわ。私のスキルのせいで"
「スキルですか。」
"そう。自動魔法防御スキルよ。スキルレベルが高いせいで加減ができないの"
「何か、俺にできることはありませんか」
"1つだけ方法はある。だけど、それは出来ない"
「教えてください。
何か力になれるかもしれない。」
"早く帰りなさい。小さな人間の勇者さん。私はこのまま一人で眠り続けるわ。"
その後は、声をかけても
何も返事は帰ってこなかった。
どうする事もできなかったので、
あきらめて、異空間スペースに戻る。
もう少し上手い話し方があったのかな。
ツバキは、このまま眠り続けて死ぬつもりだろうか。
自動魔法防御スキルを無効にするスキルは作れないだろうか。
ツバキの、自動魔法防御スキルを無効にできるレベルの魔法無効化スキルをイメージする。
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名前>>魔法無効化(※レベル99)
詳細>>ツバキの、自動魔法防御スキルを無効にできるレベル
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消費ポイントは200だった。
ポイントが全然足りない。
邪神や、自動魔法防御スキルについて
もう少し調べてみよう。
情報を集めて、さらに俺自身のレベルも上がった後に、また来よう。
今は、出来ることを積み重ねよう。
その日の夜は、
光魔法のレベルを上げるために、
部屋中を光魔法で包み込んで寝た。
(リサからは、「眩しいです」と文句を言われた..)




