また一つ賢くなったぞ
短いです
後Twitterのアカウント作りました!!
突然始まったオーガスとツーリスの戦闘に俺はオーガスによって瞼が半分程落ちているレイリーに預けられた
「ん、じゃあルーティーン様はここに座って大人しくしていてね」
レイリーはそう言うと机に突っ伏し、一秒もしないうちにまたすやすやと寝息を立て始めた
それにしても暇だ
何かするにしても授業を聞くのは論外、レイリーは寝てしまっているため話をすることは出来ない
仕方ないので腹ごしらえする為に教室から出ようと思いレイリーを跨ぎ、窓枠に足をかけたところで何者かに声をかけられた
「あ、あの〜...」
声がした方に顔を向けるとクラスメイトである名前は知らない女生徒がいた
「なんだ?」
「あ、いえちょっと、あの...」
俺が何のようだと聞けばその女生徒は何かを言いたそうにしながらも何も言わずに、顔を俯けたと思うと女生徒は机の上に置いてあった女生徒の物と思われるノートの1ページを破ってしまった
突然の事に驚いていると、その女生徒は破ったノートの1ページとペンを俺に向けて差し出すと言った
「どちらに向かおうと思ってらっしゃるかは知りませんが、やはり突然お姿が見えなくなりますとオーガス様やレイリー様が心配なさると思うのでせめて書置きを残してはいかがですか?」
それは俺にとって正しく目からウロコだった
よく考えれば、突然いなくなった俺にオーガスが説教するのは俺がどこにいるか分からないからだったのではないだろうか?
だとすると書置きを残すことによってもうオーガスの長い説教を聞かなくてもいいのではないか?
ならば、早速書こうではないか!書置きを!!
女生徒が差し出してくれた紙とペンを受け取りサラサラと文章を仕上げていく
うむ、これで完璧だ
行き先の他に理由まで書いてあるなど、これはオーガスに逆に喜び踊り狂うのではないのではないか?
後はこれをすぐに目に行くように眠っているレイリーの背に魔力の糸で紙を縫い付け、女生徒に向き直る
「ありがとう、これで説教されずにすみそうだ。恩人よ、名はなんというのだ?」
「えっ!?いえいえ、恩人は言い過ぎですわ。私はミリーア・コンツェンタと申し上げます」
「そうか、俺はルーティーン・ロッロマージュだ。ミリーア、俺のことは好きに呼ぶといい」
「えっ、.....どちら様ですか?」
ミリーアが俺の顔をマジマジと見ながら首をかしげる
俺には認識阻害の魔法が常時発動している
理由は簡単だ、素顔を晒していると王と王妃譲りの整った外見のお陰でまるで砂糖に群がるアリのように女が寄って来たりするから
だが、俺が認めた者には解除するようにしている
「恩人に偽りの姿を見せるわけには行かないからな、これが俺の本来の姿だ。今後何か困ったことがあったなら遠慮せず何でも俺に言ってくれ。ではな、俺はもう行く」
そして俺は今度こそ窓から飛び降りた
前書きでも言いましたが、Twitterのアカウント作りました
Twitterの方では登場人物達の絵を描いて投稿したりして行こうと思っています
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ここまでお読み下さりありがとうございました!!