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君の花  作者: 向日葵
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中学生一年生、中野風香

二人の憧れは、向日葵だった。

今。

そう、今だ。

私は、今現在の状況を理解出来ずにいる。

だって、だって、そりゃそうだ。ついさっきまで、いつもどうり学校で授業を受け、部活をして、スクールバスで帰ってくる。

そんな、当たり前の日常を送っていたのに…

なんで今、私の前には、両親と思われる首吊り死体があるの????


1.中学生一年生、中野風香です

両親は、自殺だった。

理由は、……分からない。警察も、親戚も私に教えるのを拒んだ。

私には、居場所が無くなった。最初は、遠い親戚の家に預かられる予定だったけど、私にも分かるぐらい、迷惑そうな顔をされたので

断った。そして、施設で暮らすことを決めた。学校は、今まで通っていた学校へ行っている。私の学校は、生徒が広範囲から登校してるため、スクールバスだ。

毎日、施設からバス停まで歩き、学校へ行く。また、新しい日常が始まった。

学校は嫌いじゃない。友達もいるし、部活も楽しい。勉強は、好きじゃないけど友達に会えるなら頑張る。

部活は、陸上部に入っている。

たいして、運動も得意じゃないし背も小さいから、あんまり活躍出来ないけど、結構頑張ってる。

今は、以外と楽しい。

両親が、亡くなった当時は、悲しくてさみしかったけどもう、気持ちの切り替えも済んでいる。ただ、未来が怖い。今が、暖かければ暖かいほど寒くなって周りの人が消えて行くのが怖いんだ。

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