俺と彼女は戦闘中!?
この物語はけして、米岡彼女さん(36歳♂)ではありません。
夕焼けの空に飛び交う閃光。
金属と金属が交じりあい、流れる鮮血。俺は右手に刀を持ち戦っている。
敵はまな板魔王。とてつもなく硬く、刀で切っても、刀の切れ味が鈍るだけ....
「誰がまな板だって」と魔王が叫び槍を振り下ろす。俺はなすすべもなく、ここで力尽きた。
目を覚ますと右手に痛みが走った。俺は痛む右手を見る。そこには、0.3mmのシャープペンシルが刺さっていた。0.3mmって痛いよね。ポケットに入れっぱなしで先端部分押すとかなり痛い。今回はなんと刺さってる・・・・こんなことするのは誰だ!?俺寝てる時なにやらかすかわからないけど、自分をシャープペンシルで刺す馬鹿がどこにいる!?
ー脳内ー
脳内の悪魔「お前なにやってんだよ!!痛いだろ!!」
脳内の天使「巻き添い喰らってるwざまーw」
脳内の俺「・・・・・・・(立場逆じゃない!?)」
『そろそろ、起きたら』と前の席の女子に話しかけられる。
「痛っ!!なんかおかしい!?シャーペン刺さってる。誰刺したの!?」
「寝起きに襲ってみました(///▽///)/」
「なんで!?」
「付き合ってるのに何の進展もないからかな♪」
「襲うって意味違うし!?照れても意味ないよ!?(襲うならもうちょっと成長してからにして欲しいな)」
「テヘッ♪」
あれれー右手に激痛がー。
シャーペンかなー
あれ?カッターナイフ?
違うよね。
突然ですがここで自問自答。
俺の右手に刺さってる物は何?
脳内の軍人「ハンティングナイフだろ!」
脳内の煩悩「冷凍のパスタ?」
俺「こいつら誰!?」
「「悪魔だが」」
俺「・・・・・・・」
正解は刃渡り15cmのナイフでしたw
沈黙・・・・・からの呼び出しを喰らう+病院送り(精神科)。
「(///▽///)/」