【資料3】100%AIが執筆した『未来予報は、雨のち恋』第1話
AIくんやらかし案件その2。
プロットのキャラクター情報と比較してください。
琴乃と清彦の性格がプロットとかなり違います。
プロットにはキャラクターの背景情報を書いておきましたが、見ての通りAIくんは完全に無視しています。
主人公の琴乃は中学時代に陰キャで本ばかり読んでいた女子という過去があるのに、文章から全くそれを感じさせません。
これはAIくんが表面的な一軍ギャルという情報のみ抽出し、そのイメージに沿った形で執筆しているためです。
意外とAIくん記憶力ないです(笑)。
陰キャ女子が〇ik〇ok漁りまくるとか違和感しかない。
あと現実の固有名詞そのままポン出しするな!
もめたらどうすんだコラ!?
危ないのでここは修正しておきます(笑)。
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「ごめん、タイプじゃないんだよね〜♡」
今週もあたしはバシッと断った。
これで今週3人目の告白。しかも全員まあまあ顔面偏差値高め。
だけどね、あたしにはもっと似合う男子がいるし〜?って思ってるし、そもそもあたしは今の立位置を保つのに忙しいのよ。
校舎裏で涙目になってる子にはちょっと申し訳ないけど……仕方ないじゃん?
あたしって、“選ばれる女”だから。
この生活だって、全てあたしが努力で勝ち取ったものだし。
だってさ、中学までは地味子だったんだよ?
信じらんないでしょ。
カーディガン灰色、前髪ぱっつん、ボソボソしゃべって読書してる系女子。
それが今じゃ、休み時間の輪の中心♡インスタのストーリーは毎日盛れるし、売店帰りのプリにはイケメン男子が常に映ってる。
ここまでくるのに必死で努力したし、トレンドもメイクも人間関係もガチで勉強したんだから。
夜中に泣きながら〇ik〇ok漁ってた時期もあったし。
なのに……あんなモノ見ちゃったせいで、今マジで意味わかんない状況なんだけど!
あれは昨日の夜。
友達の愛花に聞いたの、「晴れ鏡って知ってる?」って。
愛花が言うには――晴れの日の夜0時、合わせ鏡を覗くと、未来の“最高に輝いてる自分”と“その伴侶”が見えるってヤツ。
オカルト寄りだけど、都内のカワイイ女子の間ではわりと知られてるらしい。
マジ恋が叶うおまじないって。
で、あたし思ったの。“今こんなに幸せなあたし”なら、きっと鏡の中にも最強の未来が映るはずじゃん?
モデルみたいな生活して、超絶イケメンと結婚して、インフルエンサーになってる未来がさ。
ってことで、その日の夜、鏡を合わせてベッドの上でスマホの時計見ながら0時ぴったりを狙ったの。
部屋の電気は消して、間接照明だけつけて、ちょっとドキドキしながら鏡の中を見た。
その時――ポツ…って音。
「……は?」
ベランダのガラス越しに、音が鳴る。
通り雨。
それが一気にザーって降り出して、窓ガラスに水の筋ができていく。
ちょっと待って、このタイミングで雨って何!?
やば。これって、愛花が言ってた“雨鏡”になっちゃってるんじゃん!?
雨鏡は、最悪の未来が見えるって話。
しかも、その未来を回避するには“もう片方に映るパートナー”を探さなきゃいけないってやつ。
怖い。
でも……鏡の中に目を奪われたあたしは、動けなかった。
そこには――
ボサッとした髪、無表情のあたし。
目の下にはクマ、部屋はゴミだらけで、鏡越しなのに生活臭がするような……それはあたしが絶対になりたくない未来だった。
そして、もう片方に――武藤清彦。
「……はあ?」
清彦っていうのは、同じクラスの男子。顔はまあまあ。
だけど、地味だし、無言だし、空気薄いし。
どこに存在してるのかたまに忘れるレベルで影が薄い男子。
なのに……あの鏡に映ってた“パートナー”が清彦だったんだけど!?
で、今日。
あたしは決めた。「告白するしかない!」って。
やだもう、告白っていうか“回避のための交渉”なんだけど?
とか思いながら、授業終わりに清彦に話しかけた。
「ちょっとさ、あんた、時間ある?」
清彦は、何も言わずに立ち上がった。
まあ、無口なのは知ってるけど、普通返事とかするじゃん。
なんなのその無言スタイル。
てか、ついてきてるからまあいいけど。
校門を出て、一緒に歩く。
あたしはわざと話しかける。
「今日ね~また告白された!まじでうざいんだけど!何回断ればいい訳?てかさ、あたしってモテすぎじゃない?」
清彦は「ふーん」って顔だけ。
なんなの?反応薄くない?
もうちょいビックリするとかないの?
それとも、あたしの可愛さに慣れてる訳?
「てことでさぁ……あたしがこんだけモテる女ってわかったでしょ?」
「……うん?」
「だから、そろそろ付き合ってもよくない?運命的にも、鏡的にもさ~」
清彦は立ち止まった。
そのまま、ポケットからスマホ出して、ちょっと画面見て――
「あ、俺こっちだから」
とだけ言って反対方向へ歩き出す。
は?
なんなんその雑な対応!?
告白受ける側として最低なんですけど!?
無視とかマジありえないんですけど!?
「ねぇぇぇぇぇっ!?!?あたし今、告白したんだが!?聞いてた!?人の話し聞け~~っ!」
振り返ることもなく歩く清彦。
……何その背中。
イラつく。
めっちゃイラつく。
でも、鏡にはあいつが映ってたんだから、認めるしかない。
あたしはその場でくるりと回って、制服のスカートがふわって揺れるのを感じながら――
「ぜ~~~ったい堕としてやるんだからああああっ!!」
校門の外に響く大声に、帰宅中の生徒たちがチラチラ見てくる。
でもどうでもいい。
だってこの恋は、運命と戦う第一歩なのよ。
鏡に映った最悪な未来なんて、あたしの手でぶっ壊してみせる!
地味男?
関係ない。
むしろそのミステリアスさ、ちょっと燃えるし!?
この物語、ぜーったい“逆転勝利”で終わらせてみせるんだから!
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背景を無視した表面的なキャラクター描写だけを続けると、キャラクターの成長は発生しません。
キャラクターが死んだまま物語が展開してしまい、結果として凡庸で薄っぺらい物語となってしまいます。
この点もAIが技術ある人間に勝てない理由ですね。
・未来予報は、雨のち恋!!
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読んでね!