【資料2】100%AIが執筆した『未来予報は、雨のち恋』プロローグ
1番わかりやすいAIくんやらかしポイントは、キャラクターの名前を思いっきり間違えていることですね。
私たちは主人公の名前を読み間違えることはしないと思いますけど、 AIくんは日本語が苦手なため普通に読み間違えます。
他にもプロットと比較すると人間ではありえないようなやらかしを結構しているので、資料でそこを解説していこうと思います。
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あたしが告白されたのは今日だけで、五人目。
屋上で「ずっと前から好きでした!」って言われて、リボン握られて……え、古っ。
而且正座してたし。令和よ?そろそろそういうのやめようって思わん?
もちろん断ったけどね。「ごめん、タイプじゃないの」って微笑みつつ、ちゃんと傷つけないように。そういうとこは大事よ。
で、階段を下りながらスマホ開いて、裏垢の通知見て、インスタ用の自撮り確認して……ま、いつも通りあたしは可愛い。
でも、なんかモヤつくの。
みんなが“いい女”扱してくれるのに、本命は現れない感じ?
だってさ。あたし、“晴鏡”したんだよ?
晴れた日の夜0時、合わせ鏡で未来の最強のあたしを見るっていうおまじない。而且伴侶まで映るって話じゃん。
でも――その夜、いきなり通り雨が来て、雨鏡になっちゃった。最悪。
それで……見ちゃったんだよね、最悪の未来のあたしと“運命の回避相手”。そこにいたのが――
武藤清彦。
あたしの高校生活の中で一番“地味”で“意味不明”な存在。口数少ないし、どこ見てんのかよくわかんないし。顔はそこそこ整ってるけど、無言でやたら空気読んでくるとこがムリ。
そいつが雨鏡に映ってたの。あたしの“未来回避の鍵”ってことらしいけど……はあ?どゆこと?
てことで、今日の放課後、あたしは武藤に声かける。
「武藤ぉ~、ちょっと良い?」
階段下で立ってる背中に声かけたら、無言で振り返ってきた。いつも通り、感情の読めない目。ふわっとした空気だけまとってて、本人の意思とか全然わからん。
でも、あたしは負けない。
「ねえ、帰り一緒にしてくんない?」
「ああ……別に」
この男、ツッコミなし。無言のまま並んで歩きだす。
駅までの道を並んで歩きながら、あたしはマシンガントークする。もちろん、“あたしがいかにモテるか”って話。
「今日ね、五人に告白されちゃった。すごくない?」
「……そう」
「而且全員イケメン。バスケ部のエースに、文化祭でバンドしてた先輩、あとは生徒会の書記!」
「へえ」
……感情なっっっっ!!
でも話し続ける。あたしがどれだけ選ばれてるか、どれだけ求められてるか、ちゃんと伝えなきゃ。
だって、“あたしの価値”を証明するのって大事じゃん?
駅の改札前で立ち止まりながら、あたしは胸張って言う。
「だからさ――」
「?」
「武藤はあたしと付き合うべきだよ。ほら、未来の鏡にだって映ってたし? だいたい、あんたみたいな地味男、あたしみたいな女と付き合えるなんて超ラッキーじゃん」
……完璧。これがあたし流の告白。上からって言われても良い。だって、あたしは努力してここに立ってるんだから。
なのに――
「あ、俺こっちだから」
え、は?
え、ちょっと待って?今、何?なにそれ??
武藤は反対方向の階段をふらっと指差して、そのままスタスタ歩き出した。
雑すぎない?今あたし、告白したんだけど!鏡の儀式とか運命とか未来とか、なんかいろいろ絡んでるシーンなんだけど!?!?
「……はあ~~~~~~っ!?!?」
思わず叫んだ。階段に響くくらい。
振り返りもせず歩いてく背中に、あたしはギリギリまで叫びそうになるのをこらえて――でも、無理だった。
「ぜ~~~~ったいに堕としてやるんだからーーーっ!!!」
周囲がびっくりして振り返るのとか、どうでも良い。
あいつ、雨鏡に映ったでしょ? だったら、あたしの最悪未来はあいつが握ってる。じゃあ、攻略するしかないじゃん!
いつか絶対に「ごめんなさい琴乃さん!僕が悪かったです!」って言わせてやるんだから!
――この恋は、始まりじゃなくて、“反撃”から始まるのよッ
負けてたまるか、地味男ぉ!!
同じプロットを元にした私が書いた小説へのリンクはこちら!
・未来予報は、雨のち恋!!
https://ncode.syosetu.com/n6541ky/
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