【資料1】「未来予報は、雨のち恋!!」のプロットの一部
【注】
プロットの一部としているのは、六話以降の展開がキャラクターの成長と世界への理解により、当初予定していたものと全く違ってしまったため削除修正を行ったからです。
それによりAIが書いた小説は資料――アナザープロットとしての価値がゼロになってしまったので、掲載するのは五話分までとしました。
なお、プロット内では五話としていますけど、私が本文に書き起こしたものでは九話(多分……)となっています。
AIくんが書いたものは当初の予定通り五話……でも私が書いたものは九話。
この分量の差が小さいですけど人間とAIの間にある差の一つですね。
誤字脱字はありますけどそこはプロットということでスルー。
編集さんに企画書として提出するものではないので、自分がわかればオッケー。
※わざわざ直すのメンドい
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【以下、プロット】
<仮タイトル>
未来予報は、雨のち恋!!
<キャッチコピー>
絶対に、アンタを堕としてやる……私の未来のために。
<設定>
舞台は日本のどこか。大都市圏ではないが、電車一本でいける場所。
・晴鏡
一部で噂になっている未来が見えるおまじない。晴れの日の深夜0時に合わせ鏡にして覗き込むと、片方に最も輝いた未来の自分の姿、もう片方にその伴侶が見えるというもの。
・雨鏡
晴鏡の反対。雨の日の深夜0時に合わせ鏡にして鏡を覗き込むと、最悪の未来を選択した自分の姿が見えると言うもの。その未来を回避するためのパートナーがもう片方に映るので、うっかり雨鏡をやってしまった人はパートナーを探さなければならないと言われている。
<キャラクター>
・主人公 宿木 琴乃
クラスカーストトップに君臨するいまどきギャル。零士のみ自分のお願いを聞いてくれないためケチ臭い&ウザい奴だと思って嫌っている。晴鏡で最高の自分とその伴侶を見ようとしたところ、通り雨が降って雨鏡になってしまい、最悪の未来を見てしまう。零士が伴侶としてその時映っていたため、零士を呼び出して告白するが、見事に振られて逆上する。
中学の頃は冴えない地味子だったので、女王キャラは高校デビュー。流行り廃り、センスや人間関係などに学習能力を裂いたため成績は悪い。過去を暴かれるのを何よりも恐れており、自分中心の人間関係を構築しないと安心できない、一種の強迫観念が心の奥底に存在する。性格ははがないの星奈+五等分の花嫁の二乃。
・武藤 清彦
琴乃の儀式に映ってしまった男子。顔は良いけどよくわからない系男子。例えるなら優しさのある流川楓。
<全体の流れ>
・プロローグ
複数名にいろいろな手段で告白されそれを断る主人公。あらゆるイケメンも無視し真っ先に進むその先は地味目なミステリアス男子、武藤清彦。一緒に帰る間なんに告白されたとかこれだけモテるとかをアピールする主人公。「だから自分と付き合いなさい」と上から目線の告白をするがあっさりと振られる。「あ、俺こっちだから」と雑に扱われ憤慨する主人公は「ぜ~ったいに堕としてやるんだからーっ!」と心に決める。
・一話
「晴れ鏡って知ってる?」
調子に乗った主人公が男子からの告白を断る。自己紹介を兼ねて主人公がどんなキャラクターなのかを日常風景の描写をまじえながら紹介する。この生活を頑張って手に入れた天候は友達に晴れ鏡という未来が見えるオカルト儀式を教えてもらった。高校デビューから幸せな日常を送っている自分はきっと素晴らしい未来が手に入ると思い儀式を試したらそのタイミングで通り雨が降り、最悪の未来を見てしまう。それを回避するための相手が武藤清彦だった。
・二話
「ねえ、武藤くんてどんな人?」
主人公は友達に武藤清彦についてどんな人物かを尋ねる。友達の評価としてはよく分からない男子。常にマイペースで陽キャとも陰キャともよくつるむ偏見のない男子とのこと。女の影について確認して見ると特にそういう相手はいないという情報だったため、主人公は放課後清彦を屋上に呼び出し告白する。まさか「モテ女の自分の告白を断る男子なんて居ないはず」「これで私の未来は安泰よ」そう思ってホッとしたのも束の間、「悪い。俺そーゆーの興味ねーわ」と言われ「え……?」となる。焦った主人公が理由を聞くと「束縛とかされるの嫌だし」「見た目アピールとかそれ以外に美点がないってことじゃん」「っていうかさ……好きでもない男子と付き合えるのお前?」と図星を突かれ何も言えなくなってしまう。話はそれだけかと切り上げさっさと帰る清彦。「な、なななななな……何なのあの男―っ!?」と怒りを大爆発させる。
・三話
耳をすませばの雫と誠二のように「ヤな奴」と昼間のことを思い返しながら帰路を歩く主人公。モテ女と言われカーストトップにまで上り詰めるまでの努力の軌跡をここで語る。中学時代の主人公は地味な女だった。クラスの人気のある男子を見ただけで変なことを言われたりして傷ついたこともある。普通ならそこで泣き寝入りするところを彼女は強かったので自分を磨き、中学卒業時に逆にその男子から告白させ思いっきり振った過去があった。(振るシーンは軽く流す感じで)
何の努力もせず手に入れたわけじゃない今の自分を守るため、彼女は清彦と戦うことを決意。
・四話
学校に登校する主人公の瞳には決意が満ちていた。友達にそのことを指摘されるが「ちょっとね」と適当にごまかす。教室に到着するなり清彦のところに行き、「武藤くん!」と机をたたきながら真っ正面から見つめる。クラスの注目が集まる中、「ちょっと顔貸しなさい!」と引っ張っていく。
ひと気のない場所に到着すると清彦は「俺遅刻したくないんだけど……」といかにもかったるそうな声でぼやく。「もう一度言うわ。私と付き合って」「お断りします」「わかった」「わかってくれたら何よりだ。もう教室戻っていい?」「付き合う気がないというなら付き合う気にさせてみせる。まずはお友達からお願いします!」「……なんでそこまでするの? 宿木ってすげえモテるじゃん。何で俺に拘るの?」「こっちにも事情があるのよ」「ふーん……まあどんな事情か知らないし興味もないけど……」「友達ならいいよ。よろしく」と了承。主人公の幸せ未来計画の一歩が踏み出される。
・5話
清彦と友達になったので琴乃は休みの予定を聞いて遊びに誘おうと試みるが、「あ、予定あるから無理」とあっさり断られてしまう。
何の予定か聞き出そうとしたが秘密と言われ結局聞き出すことはできなかった。
雨鏡の件の事もあるが、琴乃は自分が優先されないことにプライドが傷ついたため、清彦が休日何をするのか調べようと心に決める。
翌日、琴乃は軽く変装して清彦を尾行することに決めた。しかしいざ鼻甲介と思って外に出たものの、よく考えたら清彦の家を知らなかった。「何たるマヌケっぷり……」と、帰って動画でも見ようかと思ったところ偶然清彦に見つかってしまう。
慌てる琴乃だが清彦は気にせずスルー。「じゃあ用事あるから行くね」と立ち去ろうとしたところ「私も一緒に行っていい?」と琴乃は尋ね、許可をもらって一緒に行くことになる。
どこに行くのか尋ねると「デート」と言われて琴乃は焦る。
雨鏡のことがあるのに他の女とデートだなんてマズい――と思ったが、清彦のデート相手は近所の小学生たちだった。地元の川で釣りをするとのこと。
目的はコイやザリガニ。 3人の小学生男女と一緒に清彦と琴乃は釣りを始めた。
釣り初心者の琴乃はエサもつけれず、エサのミミズにビビリ散らかしていた。
小学生たちから「姉ちゃんこんなこともできないの?」と煽られて悔しい思いをするが、清彦が気づいてくれて代わりにやってくれる。
みんなで釣りをしていると、琴乃以外は釣れ始める。次のことが分からず悩んでいるところにまた清彦が手を貸して教えてくれる。そこに優しさを感じた琴乃はちょっとドキドキしてしいまう。
ドキドキしているとようやく琴乃の竿にもアタリが来た。慌てているところ清彦からアドバイスをもらって無事釣り上げることに成功。スマホで記念写真を撮る。そうしたら釣った魚が暴れて彼女の服を強打。シャツが透けて下着が見えてしまう。男子小学生はスケベな視点を送る中、清彦はそんなことをせずにタオルをかけてくれた。清彦の優しさにドキドキしてちょっと好きになってしまう。「私に惚れさせるつもりだったのに……」
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・未来予報は、雨のち恋!!
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