表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染を起点とする異世界ハーレム   作者: 深夜二時
第二章 王女と公爵令嬢とエルフからの救援要請

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/80

76.なんだこれ

お久しぶりです(毎度恒例の挨拶)




「……なあ、俺達って何しにあのエルフの里に行ったんだっけ?」



「世界樹の魔力が足りなくて不味いことになるから、その補充でしょ」



「だよな!?そうだよな!!??」



「そうよ、それがどうしたのよ」



「どうしたも!!こうしたも!!!なんで俺達は今!!!!城に帰ってきているんだよ!!!!!」



「うるさいわね……そんなの私だって聞きたいわよ」



「ああ、もういやだ」



 あの精霊とやらが現れて、愛花達が呼ばれたあとの出来事を簡単に説明すると。



 僕の合図に任せて一番威力のでる魔法を打ってね!by精霊

 ↓

 訳も分からず合図で魔法発射

 ↓

 何故かとんでもないアホみたいな威力の魔法になり世界樹に吸い取られる

 ↓

 僕が威力を増強しておいたよ!とりあえず今はこれで安心だから、帰っていいよ!!

 ↓

 状況を理解しないまま強制転移in城←イマココ



 は???意味分からんのだが??え、なにまさか細かい設定考えるの忘れて適当に流しちゃったラノベあるあるとか言いたいんですか???


 いやいや、(アーク)が管理しているはずなんだからそんなことはないよねぇ!ねぇ!?あ゛ぁん!?!?


 しかも結局アイツ(アーク)から教えられたヒントのほとんどを使ってないし!



「……とりあえず、国王様と謁見致しましょう。頼みますね、アリス」



「分かりましたわ。(わたくし)としても、一度状況をゆっっくり、整理したいですわ……」



 アリスとルーシャの会話から察するに、俺達は国王と謁見するらしい。



 ……何故分かりきっていることを復唱したのだろうか。

 というか、いつの間にかアリスとルーシャ二人の喋り方が元に戻っていた。



・~・~・~・



「なんというか、まあ、ご苦労であったな」



 状況を整理しつつ国王に諸々を話した結果、国王の第一声がそれだった。

 うん、まじでご苦労だったよ。ようやく気分が少し落ち着いた感じがする。



 しかし投下される超巨大爆弾。



「ただ、疲れているであろうところに申し訳ないのだが、すぐにまた城を出て欲しいのだ」



 …………なんて?



「お父様、今、なんと?」



「城を、出て欲しいのだ」



「…………なんの冗談でございましょうか」



 ああ、そっか冗談か。タイミングが最悪だけど冗談ならまあいいや!



「いや、本気だ。そもそも、お前達が何故この城を出てエルフの里に向かったのかを考えれば城をでなければならない理由はわかるであろう?」



「エルフの里に向かった理由は、世界樹の問題の解決では?」



 だよな。俺もそう思う。

 というか何受け入れているんだ俺!ここは冗談説を推すべきだろ!


 雰囲気的にやっちゃ駄目だと思うから心の内に留めておくけどさ。



「まだ足りん」



 うえ?まだあったっけ?


 あ、ミーシャが何か言いたそうな雰囲気。



「どうしたミーシャ?何か言いたいことがあるのか?」



 俺が手助けをすると、緊張しながらも話してくれた。



「あ、はい。確か、お城に危ない変な人が侵入したって話があったと思って……」






 あ。



「「「「ああぁぁぁーーーー!!!!!」」」」



 ようやく思い出した!そういえばそんなこともあった気がする!



「正解じゃ。全く、揃いも揃って忘れているとはな」



 返す言葉もございません。



「まあよい。そんなわけだから、奴らが静まっている間に早く外へ行ってこい。恐らく、次に帰ってくる時には解決しておるじゃろ」



「分かり、ましたわ」



「「ちょっと待った(て)!」」



「うん?なんじゃ?」



「それ、私たちもいく必要あるの?」



 そうだそうだ!危うく流されかけたが、俺達にきた依頼は、世界樹をどうにかすること。この際成功したかしていないかの判定は向こうに任せるとして、これ以上アリス達なついて行く必要はないと思う。



「……やはり先に説明しておくべきだったか」



「ん?何を?」



「いやなに、その依頼には娘達を守ることも含まれていたというだけのことだ」



「…………あー、なるほどね。そういうこと」



 うん、これでちょっとだけ納得いった。



「とはいえ、過剰な気もするけどね」



 SO☆RE☆NA。

 あ、皆よく分かってない表情している。仕方がない説明してあげよう。



「要は、世界樹云々は建前で本当は自分の娘達、つまりアリス達を守って欲しかったんだろ?あのよく分からない連中から」



「その通りだ。無論世界樹の方も本音であるのは間違いないがな」



「ならあの過剰とも言える報酬にもほんの少しだが、納得は行く」



 あくまでもほんの少しだが。



「報酬の話はともかく、なんでポッと出の私達をそこまで信用したかっていうのは恐らくアリスちゃんとルーシャちゃんの二人が関係しているんでしょう?」



「はい。詳細まではお伝えできませんが、私とルーシャの判断が多分に含まれております」



 大方、二人がもつスキルとかを使ったのだろう。



「で、予想よりも早く俺達が城に戻ってきてしまったからあの連中を未だに対処出来ていないと」



「うむ」



「そして報酬を貰うには引き続き二人の護衛をしなければならない。そうよね?」



「本当に凄いな。正にその通りだ」



 国王が感心しているその脇で俺と愛花は相談する。



「どうするの?」



「とりあえず、表面上の依頼は達成したわけだからリルを正式に貰おうと思う」



「お金の方はどうするの?まさか何も貰わないわけじゃないでしょ?」



「当然。でもアホみたいに大量の金が必要なわけでもない。だから貰うのは大金貨数枚でいいんじゃないか?」



「ま、妥当なところね」



 よし、話はまとまった。ということで……



「なあ国王」



「なんだ?」



「俺達は表面上、そちら側の依頼を達成した。だから、」



「大丈夫だ、分かっておる。皆まで言うな。そこのエルフはお主達のものだ、好きにするといい。それから白金貨一枚も渡そう」



 おっと、白金貨くれちゃいますか。想定外だけど、貰えるなら貰っておこう。



「それからもう一枚、これは前金として渡しておく」



「わかった。受け取ろう」



 さあ、これでアリス達についていかざるを得なくなった。別に困る訳じゃないからいいんだけどね。



「では、早急に準備してから行ってくれ。それからアリスとルーシャよ、分かっておると思うがもし国の外に行くのならば、くれぐれもあの国には行くんじゃないぞ」



「十分承知しておりますわ」



「ご忠告ありがとうございます」



 あの国が何かは分からないが、とりあえず二人に従っていれば間違いはないだろう。


 にしても、そろそろゆっくり休みたいなぁ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ