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幼馴染を起点とする異世界ハーレム   作者: 深夜二時
第二章 王女と公爵令嬢とエルフからの救援要請

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69.異変

お待たせしました。


……本当にお待たせしました。




「ここで勾玉が出てくるとは……」



「何か心当たりがあるのか?揃いも揃って神妙な顔して」



 ウッドがそう聞いてくるが、俺達には心当たりしかない。



「この里の手前にある街に寄ったんだが、そこの領主の娘に渡されたのが勾玉だったんだよ」



 アリスが勾玉二つを取り出し、ウッドに見せる。



「……確かに、勾玉の数が二つと魔方陣の数が二つで一致するな」



「だろ?」



 色に関してはとりあえず置いておくとして、個数の面で見るなら丁度魔方陣の数と一致する。



「ただ、本当にこの勾玉でいいのか気になるんだよな」



「どういうことだ?」



「なんというか、今回みたいな特別な場合で何の指定もない勾玉でいいのかっていう疑問がさ」



 ほら、よくあるじゃん?ゲームとかでパッと見は同じアイテムなのになぜか特定の一つじゃないとダメなパターン。



「なるほどな。今回見つかった魔方陣は特殊魔方陣。それに使うものが何の変哲もない勾玉で補えるわけがない、か」



「何の変哲もないわけではないと思うがな」



「え?そうなのか?」



「ああ。この勾玉は渡してきた娘の家の宝なんだ。さっきも言ったがその家は領主をやっていてな。一領主家の家宝がただの勾玉なんて考えにくいだろ?」



「確かに…………………………いや待て、そんな重要なものを簡単に使っていいのか!?」



 



 ふむ。


 ふむふむ。


 ふむふむふむ。



「駄目じゃん!!」



「「「「「今更!?」」」」」

「え……今……!?」



 Oh……。


 俺以外のパーティーメンバーからユニゾンで突っ込みを入れられたぜ……。あの無口なリルにまで言われるとは、不覚。



「ってことはなんにしろ今どうこうできる問題じゃないってことか」



「そうなるな。いや、悪い。変に期待サせちゃって」



「気にすんなって!その勾玉が確実に必要って決まったわけでもないんだからさ」



「そう言ってくレると助かる」



「………………?」



 流石ウッド、器が大きい!そこに痺れる憧れるゥ!



 いやふざけている場合じゃない。この勾玉が使えない以上、代わりのものを探す必要がアル。


 ところで、なぜ愛花は首ヲ傾げているのダろうか?まあいイか。



「助カルが、代わりのもノが無いと助からナイんだよなぁ」



『……………………』



 なんだろう。今この場所限定で氷河期でも来ているのだろうか。


 とてつもなく場が冷タい。



「ねぇ海斗?真面目にやる気ある??ねぇねぇ???」



 ヒィッ!!??怖い、怖いよ愛花さん!


 お願い、お願いだからそのブラックホール並みにどす黒いオーラ出すのやめてください!俺が死んでしまいます!!



「ちょっ、ジョークだってジョーク!この僕が本気でふざけたコとすルわけ無いじゃないカ!ハハハハ!」



「……僕?」



「…………なんだか、発音も所々おかしくないかしら?」



「……海斗さん本来の冷静さを欠いていますね」



「ヤダなぁ!僕は至って正、常……だ、ヨ?」



 皆ハ何を疑ッテイるんだろうカ?



「これは……」



「一体、何が……?」



 マナカもアリスも固まっチャって~。ボクはイツモ通りダよ?ホラホラ~?



 



 ……オヤ?なんだか視界がクライぞ?

 雲がデテきたカ?

 


 イヤ!?マサカ!!??





 ア、グアァァァ──!!



《突然で悪いね、カイト君。ちょっとこっちに来て貰うよ》



「あ、れ?俺は……一体…………?」



「海斗?海斗!?」



 なんだ……力が、入ら……ない……。



 皆、が……名、前を……呼んで、る……?



 ああ……ダメだ……こ、れ以上……起きて、いられな……い……。



・~・~・~・



「海斗!海斗!!」



「駄目ですわね……反応がないですわ」



「困ったなこりゃ……」



 エルフの里。ある場所にて、多数のエルフと数名の少女達が輪になって中心に注目している。輪の中心には高身長の青年が倒れていた。


 その青年は、前述した少女達の実質的なリーダーであり、言動がおかしくなったかと思えば、突然倒れてしまい周囲を困惑させている。



「ご主人様、大丈夫でしょうか……?」



「お兄ちゃん、なんか様子が変だったよね」



 頭から猫の耳を生やしたこの二人は、愛花と呼ばれる少女と倒れている青年の奴隷だ。とはいっても、優しく扱ってくれる二人のことはとても大切に思っているし慕っている。


 ……慕っていなければ、心配なんてしないだろう。



「身体に異常は無さそうだし、一体何が原因かしら?」



 皆、唸るばかりだ。



・~・~・~・



「で、突然なんの用だ?アークさんよ」



「助けて貰っておいてその態度かい……?」



「助けて貰ったって言われても、何がなんだか良く分かってないから感謝のしようがないんだが」



 突然自我を失い、戻ったと思えば眠気マックスで寝ちゃうし、起きてみれば異世界に行く前にいたあの場所だし。

 さらにはアークもいるしで一体全体どうなっているのやら。



 しっかり説明してもらわなければ。





とんでもなくノロマ更新ですが読んでくれるととても嬉しいです。これからも是非読んでいってください。お願いします。

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