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幼馴染を起点とする異世界ハーレム   作者: 深夜二時
第二章 王女と公爵令嬢とエルフからの救援要請

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61/80

61.カオス

お待たせしました。


2021/5/4 加筆訂正を行いました。




 謎が解けないまま道を進むこと数日。

 俺達はエルフの里の手前にある街に寄り道していた。


 アリスとルーシャがこの街の領主の娘と仲がいいらしく、挨拶に行くらしい。

 

 その間俺達は休みかというとそうではなく、二人と一緒の冒険者パーティーということで俺達も挨拶に行くことになっている。



「その仲がいい子っていうのは何歳なんだ?」



「私の二つ年下だから十二歳だね」



 十二歳ということは、日本でいうと中学一年生か小学六年生。



 ……なんでだろうね。中学一年生だと普通な感じなのに、小学六年生となった瞬間アブナイ感じになるの。


 やはり中と小の差は大きいということかッ……!

 

 いや俺も中学生だったけどね?世の成人よりはまだそんなアブナイ感じはしないと思うけどさ、なんかこう、クル物があるっていうか……。


 ……どうでもいい?はい、すみませんでした。



「プリムっていう子なんだけど、本当にいい子なのよ。素直で綺麗で可愛いの」



「あの子は確かに可愛いわね。癒されるくらいには可愛いわ」



「…………そんなに?」



 十分な美貌を持つアリスとルーシャが揃って可愛いと言うなんてどれくらいのレベルなんだ……。



「会ってみれば分かるわよ(わ)」



「そっか」



 だったら、領主邸につくまでの間は楽しみにしていよう。



・~・~・~・



 さて、途中寄り道もしたが無事領主邸に着いた。領主邸は古風な感じで、殆どが木で出来ているようだ。

 もっとも、外からしか見てないから内装がどうなっているかは分からないが。


 そんでもって、門の前に門番が二人ほどいる。



 今思ったんだけど、この格好で入れてもらえるのかね?

 冒険者の姿だよ?普通は無理だと思うけど。



「そこの冒険者たち。ここに用があるのなら、日を改めよ。本日、領主様は不在である」



 ほらな?本当に不在なのか分からないが、少なくとも拒否されたことだけは確かだ。



「これでも駄目かしら?」



 そういってアリスとルーシャが掲げたのは、王族と公爵家を示すメダル。


 ……持ってきてたのね。いやまあ、俺達も持ってるけど。



「なっ!?そっ、それは!い、いや、だがその格好は……」



「今は正体を隠すためにこのような姿に変装しておりますわ」



「なるほど……。少々お待ちを」



 ふむ。……信用七割疑い三割ってところかな。ギリギリまで背を向けないようにして警戒してたし。

 

 ただ、アリスの口調がお嬢様口調に変わったことが項をなしたようで、二人の内ここに残った方はもうアリスだと確信しているようだ。



「これで通れなかったらどうするつもりなんだ?」



 たぶん通れると思うけど一応聞いておく。



「そうなったら強行突破してプリムちゃんに会いに行くわ。何か問題が起きてもプリムちゃんに私達が王女と公爵令嬢だって証言してもらえれば大抵のことはどうにか出来るもの」



「お、おぉ……そ、そうか……」



 怖っ!

 口調が一瞬で崩壊したし言ってることが物騒すぎだろ!



「相変わらず二人とも強引よね……あ、戻ってきた」



 随分戻ってくるのが早いことで。お偉いさんを待たすわけにはいかないってことかな。



「お待たせ致しました。先程申し上げた通り、本日は領主であるクレイ・フォン・ヴィルバート様が不在のため、ご息女のプリム・フォン・ヴィルバート様との面会になりますが宜しいでしょうか」



「ええ、構いませんわ」



「畏まりました。それではご案内致します」



 そういって歩いていく門番。例によって王女パワーで俺達もノーチェックでいいらしい。王女最強。



 さて、中に入ったが、屋敷の中もしっかり木造だった。

 木目の綺麗で丈夫そうな木が使われており、火でもつけられない限り、簡単には壊せなさそうだ。壊す気もないけど。


 あ、すれ違ったメイドさんが凄い驚いてる。そりゃそうか、ただの冒険者かと思えば実はなんと王女でした!なんて驚かない方がおかしい。 

 うん、メイドさんは正しい。



「こちらでお待ちください。ただいまプリム様をおよび致します」



「分かりましたわ」



 ここはやっぱり家主側が後に来るのか。


 うーん。貴族の礼儀作法はよく分からん。



「あ、そうそう。プリムちゃんは私のこの口調を知ってるから砕けた感じで話しちゃって大丈夫よ」



「……結構な仲良しだな」



 この砕けた話し方を知ってるのってかなり仲が深いか事情がある人じゃないと知らないだろ。俺達は事情がある方だが、プリムって子はそうじゃないだろうし。


 というか門番が出ていった瞬間に口調が変わるのはやめて欲しい。誰と話しているのか分からなくなる。



「もちろんよ。私とプリムちゃんの仲だし」



 俺もそんな関係になってみたい。



 お、来たみたいだな。



「お待たせ致しました」



 部屋に入ってきたのはピンクの髪にエメラルドの瞳をした身長145cmくらいのかなり小柄な女の子だ。年齢を考えれば平均くらいにはなるのかな?



「久しぶりね、プリム」



「……今日はそっちなんですか」



 さてそんなプリムちゃんは、部屋に入る時にはしっかりした目を見せていたのだがアリスの砕けた口調を聞いた瞬間に若干呆れた感じの目になった。


 やっぱり王女がこの口調なのは違和感がある、というか違和感しかないようだ。



「まあね」



「この場でその話し方をするということは、そちらの方々もアリスお姉様のことを知っているという認識でよろしいですか?」



 おっと、唐突に話の矛先が向かってきたか。だが普段の話し方でいいと言われているので焦らず対応。


 それにしてもプリムはアリスのことをお姉様呼びか。

 ふむ……二人の疑似姉妹百合もありだな。



「ああ。ある程度は知っている」



「私にその話し方……と、いうことは……」



 うん?なんか一人でぶつぶつ言ってるけど聞き取れない。



「私もこっちで話そうっと」



 なんか吹っ切れちゃったよこの子。


 大丈夫?この空間に貴族らしいことをしている子が一人も居ないんだけど……。



「こっちにいらっしゃ~い」



「はーい」



 挙げ句の果てにアリスがプリムをお膝だっこする始末だし。


 っていうか、あれ!?いつの間にかサーシャもミーシャもお膝だっこされてる!?


 サーシャは愛花に、ミーシャはルーシャに、それぞれ膝の上で休んでいる。



「いつの間に……」



「あるじが……考え事してる間に……ソファが狭いからって、移動してた」



「うおぉ!!?リル、いつの間に!?」



 俺の直ぐとなりにいつの間にかリルが移動してきていた。

 というか、俺はまだ一応主ではないはずなんだが。

 

 …………そういえば俺さっきから「いつの間に」ばっかり連呼してるな……。



「ちょうど今……移動してきた」



「お、おおう。そうか……」



 あれ、おかしいな。俺は一応気配察知を持ってたはずなんだけど。全く気付けなかったよ……。



「というか、なんなのこのカオスな現状……」



 アリスはプリムと仲良く話してるし、愛花とルーシャはサーシャとミーシャを撫で回してるし、リルはリルで俺の顔をじっと見つめてきて何がしたいのかよく分からないし……。



 これ、どうしたらいいんでしょう?



 

最近筆が動かないことが多くて……。

ちょっとモチベが落ちてます。やめるつもりはないですけど。


この際一気に何話か書き上げちゃった方がいいんですかね……?

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