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幼馴染を起点とする異世界ハーレム   作者: 深夜二時
第二章 王女と公爵令嬢とエルフからの救援要請

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59/80

59.ポーションと調合

お待たせしました。


2021/3/22 最後の辺りの"午前"12時30分を"午後"12時30分に訂正しました。




 朝から騒がしくなってしまったが、目も醒めたから良しとしよう。



 さて、今日やることだが……。



「なんかやっておくことってあったっけ?」



「買い出し以外ないわね」



・~・~・~・



 と、言うわけで。



「やって参りました商店街~!」



「「イェーイ!」」

「い、いぇーい……?」



 ここは王都一の商店街!食材から武器までなんでも揃っちゃうのだ!今日はここでポーション、武器等を買っていこうと思いまーす。



「まずは何を買いにいく?」



「先に必要な物を買っちゃいましょう。そうしたら後は気楽に動けるし」



「了解」



 なら目の前にあるポーション屋からだな。



 カランカラン



 ほう。ドアベルがついているとはなんともオシャレな。

 こういうのはカフェにしか無いと思っていたから意外だ。



「いらっしゃい~」



 店に入ると六十代くらいのお婆さんが店の奥にある会計から声をかけてくれた。



「こんにちは。ここっていろんなものが置いてあるんですね」



 店に入ってザッと見回したところ、ポーション以外にも薬草や本があった。薬草は分かるが何故本まであるのか。



「そりゃそうさ。ポーションが切れた時の薬草での対処法も知っておいて貰いたいし、いざという時のために調合の仕方とかも知っておいて欲しいからね」



「調合、ですか」



 生まれてこの方、調合なんて学校の理科の実験でしかやったことがない。

 ふむ。いい機会だし、ちょっと見てみるか。



「俺ちょっと本を見てるから、そっちで必要な物を揃えて貰ってもいいか?」



「いいわよ」



「頼む」



「ええ。二人とも、行きましょう」



「はい」

「はーい」



 三人がポーションを選びに行くのを見送った後、俺も目の前に並ぶ調合の本を見てみる。



「何々……」



 [一回読むだけで分かる!初心者向け調合本!]

 [これで完璧!この一冊であなたの優雅な調合ライフの完成です!]

 [超・攻略!世界最速の解説本!~調合編~]







 ラインナップェェェェ…………。


 えっ、調合って新手のゲームか何かなの?そんなポケ○ンとか妖怪○ォッチみたいに発売されたらすぐに攻略本がでる有名ゲームだったの?


 えええええ…………。

 なんかやる気無くなってきた。


 とりあえず読むだけ読むか……。



 じゃあこの、[超・攻略!世界最速の解説本!~調合編~]ていうの読んでみるか。

 立ち読み失礼しまーす。



 読書中、しばらくお待ちください。読書中、しばらくお待ちください。読書中、しばらくお待ちくださ……。



「ふむ、大体読めた」



 流石にこの短時間で100ページ近くあるこの本を全て読むことは出来なかったが、要所要所を読んでいけば大体どんなことが書いてあるか分かった。 

 書いてあったことを要約すると、こうだ。


【調合とは、努力から出来るものである。何千何万何億と練習を積み重ねた末に、ようやく使えるのだ。だが、ただ数を繰り返すのでは意味はない。毎回毎回失敗する度に、原因を考え改善することが重要となる。ではいきなりだがポーションを作る際の手順を教える。器具に関しては適当に買ってくれ。材料だが、そこら辺に生えている薬草と、ある程度綺麗な水と、ある程度綺麗な魔力である。量としては、薬草が2、水が7、魔力が1といった具合だ。後はこれを混ぜ合わせてゴリゴリするだけだ。簡単だろう?さあ、やってみたまえ!君の未来に、栄光あらんことを】



 これ読んだ後に軽く殺意が沸いたよね。なんなの後半部分!ある程度ってなんだし!ゴリゴリってなんだし!そもそも魔力は固体じゃないからゴリゴリ出来ないし!

 ふざけとるのか、まったく。


 とはいえ、調合で必要なことは分かったから全くの無駄ではなかったかな。努力って単調な気もするけど。要は一日やそこらでは出来ない、日々の積み重ねによって出来上がる物が調合ということらしい。


 

 うーむ……。ちょっと今やるには時間がないな。

 残念だけど今度また買いに来よう。今買っちゃうと興味が湧いてこれに付きっきりになりそうだし。


 

 だったら隣に並んでるこの薬草図鑑でも買うか。

 ちょっと中を見てみよう。



 ふむふむ……ほう……そうだったのか……ほぉ……。



「いいなこの図鑑!」



「そうね。絵もあって分かりやすいし」



「だろう!?…………………………あの?いつの間に?」



 すげービックリした。しれっと独り言に返してくるもんだからついそのまま話しちゃったけど、全く気付かなかった。



「たった今よ。買うものを決めたから様子を見に来たのよ」



「ああ、もう決まったのか」



 俺が本に対していろいろ突っ込んでいたらかなりの時間が経過していたらしい。



「ええ。それ、買うの?」



「そうだな、買おうと思う。結構使い勝手が良さそうだし」



 絵もあるし、巻末にはちゃんと索引も載っていた。これなら試しに買ってみてもいいんじゃなかろうか。



「そ。なら会計を済ませちゃいましょう。そろそろお昼ごはんも食べたいところだし」



「分かった。丁度いい時間だもんな」



 現在時刻、午後12時30分あたり。

 ご飯を食べるには丁度いいタイミングだろう。



「よし、じゃあご飯を食べたあとは商店街を見てまわるとするか!」



「「「おー!」」」

年度末って予定が安定しないもんですね……。

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