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第2話 その男、規格外

まだまだ慣れません......

前方を駆けていく仲間達を黒い双眸が見つめていた。部隊の狙撃手、月野つきの 弘幸ひろゆきはしばらくロードバイクを走らせ、狙撃地点に移動する。


「さて」


ロードバイクを森の中の木にたてかけてしばらく歩き、平らな岩の上でお気に入りのライフルと共に狙撃キット一式を展開する。


「距離は……千二百メートルってところか」


父親が使っていたゴーグルを装着し、狙撃キットの中の一つ、グロッケンを取り出す。


「まずはこいつで挨拶だな、まったく、最初から俺だけでも作戦に参加させておくべきだったろうに……」


グロッケン。この迫撃砲は、従来の迫撃砲を大幅に改良したもので、威力を少し犠牲にして、その有効射程を大幅に伸ばすことに成功した月野オリジナルの、変態迫撃砲である。元々迫撃砲は、横風の影響を受けやすい等の欠点があり、長距離での運用は不可能されてきた。実際、解放軍が配備している迫撃砲も、最高射程が七百メートル程度あるが、命中精度は距離に反比例する為、最大射程で運用することはまず無い。それほどまでに迫撃砲の長距離運用とは現実味が無いのだ。

しかし……

『デルタアーチャーより歩兵部隊各員、これより支援狙撃を開始する。着弾は三十秒後!速やかに離脱されたし、繰り返す、着弾は三十秒後、速やかに離脱されたし!』

ざざっ、という雑音と共に銃声や罵声が流れてくる


『こちらアル……・リーダー!了……、感謝す……!終了!』 


途切れ途切れの応答に、どれだけの激戦なのかがよく分かった。おそらく二足戦車に苦戦を強いられているのだろう。

射撃から弾着までの時間を逆算し、三十秒後に着弾するように射撃を開始する。

今回は、広範囲を短時間で攻撃し、二足戦車と敵歩兵部隊の戦力を少しでも減らすのが狙いだ。


「急速射撃開始!」


グロッケンは通常射撃時に、毎分約三十発撃つことが出来る。しかし、急速射撃の場合、毎分約六十発撃つことが可能となる。通常の迫撃砲は、これの半分程度の速さでしか射撃が出来ないのを考えると、驚異のスピードといえる。


「弾着!……今!」


遠方で爆音が鳴り続ける、常識では考えられない一キロを超える場所からの絨毯爆撃。


その眼前に広がる地獄に、一瞬伊神達の動きが止まる。


「何度見ても圧巻だな!これを遙か向こうから撃ってきてるんだろ?あいつ本当に人間か?」


思わず感嘆の声が漏れる。今までに数回見てきたが、やはりこの狙撃能力は異常としか言いようが無いだろう。


「セイバー!無駄口を叩くな!直にこの狙撃も終わる。その瞬間に突撃する!アサシン、お前は左方向から回り込み、背後から奇襲を掛けろ」


「「了解」」


そして、2分間に渡る狙撃が終わった。


文字数少なくてごめんなさい!学校生活との両立が難しい......時間をくれええええ!

今回は軍事的な事に関して描写しましたが、本当に乏しい知識しか無かったので、間違ってるところは教えて下さい><

頭痛いので寝ます......

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