表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

続・最後の戦争。

作者: purihu

最後の戦争と同じ世界です。

 私の名前は(かい)、とある国で兵士をやっている者だ。この前の兵士の募集の時に面接やらなんやらに受かって晴れて兵士になった。私の国は戦争はあまりしないが、自衛のためであれば躊躇(ちゅうちょ)無く戦ったりする。

 まあそんなことはいい。それよりも召集がかかったので行かねば・・・。


「君たちに集まってもらったのは、『一週間後までに科学技術を提供しなければ国を滅ぼす』という手紙が隣国から送られてきた。しかし科学技術は悪用されかねないため渡すわけにはいかない!!!ということで一週間後、戦争が始まるかもしれないので準備しておくよう・・・。 以上、解散!」


 私は部屋へ戻ると自分の銃の手入れを始める。私はたくさんの銃を使い分けるというのは苦手なので大体一丁だけ持ってゆく。その分必要な銃弾の量が減るのですばやく動くことが出来るからいいとは思っているが、超遠距離攻撃が出来ないのが欠点かもしれない。まあ私はそこまで器用でもないのでそんな遠距離攻撃不可能ですけどもね。

 あ、弾足りないよコレ。いや、厳密には火薬が無いだけだけど。ぶっちゃけ火薬を詰めるのは面倒なので弾は火薬が元からセットされているものを買いたいのだが、まあ私は少し火薬を多めに入れるのでそれが理由。

 私は部屋を出ると、本部にある火薬や銃弾を配布しているところへ行く。

アレ・・・担当の人がいない・・・。と思ったら机の下にしゃがんで火薬の予備なんかを出していたようだ。

私はその人に火薬をいつもより少し多めにもらうと自室に戻った。


それから一週間は何事も無く、平和だった。

 それは私が平和ボケしていたというべきか、シャワーを浴びていたときだ。

『警報,警報!!! 敵軍こちらへ向かって進撃中、兵士一同はすぐに北城門まで!!!

  一般市民は直ちに家に入り次の放送がなるまでじっとしていること!!!』

 「やっべ」

なんか思いっきり口走ってしまった。私は直ちに外へ出るとタオルで体を拭いて下着、防弾チョッキ、軍服を着る。そしてベルトをしっかり締めてホルスターに銃を収める。(ちなみに銃はリボルバータイプ)

そして準備が終わったのでほかの兵士と一緒に走りながら城門に向かう。

 城門に着くと兵士長が話しをしていた。そして直後出撃の合図を出した。

 私は車に乗り込むと、エンジンをかけ城門を80km/hで通り過ぎる。ほかの兵士たちも続々と走り始めている。

 しばらく走ると敵軍が見えてきた。ちょうどいいあたりで車を止めると、銃を手に用心深く車を降りる。

 しばらく歩いていると向こうに重装備の奴がいた。しばらくこちらをぼーっと見ていたのでそのまま銃を向ける。例の重装備の銃と私の銃はほぼ同時に火を噴いた。その弾は私の肩を掠める。少し痛みはあるがそれほどではない。一瞬目を合わせもう一発。振動で肩が痛むが気にしない。相手にの脇腹に当たったようだ。そして相手が撃とうとした瞬間に引き金を引く。そして相手が撃った瞬間にあいての胸を撃ち抜く。

「悪く思わないでね。まあここまで私を追い詰めたのは君が始めてだよ。さようなら」

そういって私はその場をあとにした。

 しばらく敵を倒していただろうか・・・一人の旅人が私に声をかけてきた。

「すいません、この辺に科学技術がすすんだ国で、×××××と呼ばれている国はないかい?」

旅人は私にそういってきた。私は、

「ありますよ。案内します。ただ、今は戦争中なので危ないですがいいですか?」

そういう私に旅人は、

「大丈夫です。僕も伊達に旅人やってませんから。」

そういって私に笑いかけてきた。旅人は乗っていたバイク(飛ばない奴)を車の後部に乗せる。

そして、助手席に私は招いた。

 しばらく走って城門に着くと、私は見張りをしている兵士に、入国希望者がいると伝えた。すると、

「面倒だから旅人さんの入国審査はやっちゃって」

と言ってきたのでとりあえず入国審査をする。

 特に問題も無かったので入国する。旅人は安くてシャワーのある宿を希望していたので、該当すると思われるホテルに連れて行く。

「では、私は戻ります。ごゆっくり。」

そう私は言い残して城門へもどる。車を飛ばして戦場に戻った。じつはというか普通に人は殺したくないので、草の茂みに隠れる。水筒を取り出して水を飲んでいると、長官が、

「またサボってるのか?」

といってきた。私はいつものごとく

「サボりではありません。犠牲者を減らす活動をしているんです。」

と言った。すると長官は苦笑いして、

「国の危機の時くらい戦ってくれよ・・・(汗)」

うむ。戦ってもいいけどもね。

「さっき一人殺りましたけど?自意識過剰と見られる変態(?)を。」

そう言った私に、長官が

「ほら、水分補給したらさっさと戦場に戻れ!」

と一喝して戦車に乗り込み戦場に戻っていった。


 そして一日が終わった。

敵はなんとまあ簡単に「\(^o^)/」といわんばかりに自分たちの国に戻っていった。

一応平和になった国では式典が開かれていた。まあ実質は唯の祭り。みんなでわいわいがやがや。


夜、私は明日が見張り当番なので早く寝る。













その後、二度と戦争はありませんでした。

×××××国は、滅びるまで平和でした。

いやぁ、やはり暇つぶしです。

前回の"最後の敵"の話です。

実はもともと書くつもりは無かったんですけど、あまりにもネタが無いもので・・・。

ということで(どういうことで?)これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なるほど。(・∀・)イイネ!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ