¢3 社会科の寝人
翌朝、門屋君は、私の隣の部屋が、たまたま空[ドーン]いていたのでそこで
やりくりしている、私の家は二階建てで、二階に私たちの部屋がある。まぁ 同じ[ドーン]屋根の下で暮らしているのだけれど、
[ドーン]さっきから、爆音が鳴り響く。例の部屋からだ.....。
優:[門屋君!あさからなにをしているの!?なにこれ!!]
オレンジ色の液体が、四方八方飛びっ散っている。
ブ:[おはよう、優奈さん]
優:[おはようじゃなくて何してるの!?]
ブ:[栄養ドリンクの調合です。栄養ドリンクは作るのが難しいんだよ]
優:[それを、朝飲むの?]
ブ:[朝どころか、昼、夜もです。]
優:[今日はお姉ちゃんが門屋君の、ぶんも作ったからそれはいいよ]
ブ:[あ、そうなのどうもありがとう]
ブ:[あと、僕は門屋ではなく、ブラット·ダークロプなので、
ブラット、とよんで]
優:[ブラット.....。]
今日の朝食は、パン、目玉焼き、スープだった。そう言えば宇宙人のブラット
は、そもそも口にあうのか?
ブ:[むむむ、この白色?、いや黄色?のものはなんですか、ななさん]
な:[あーそれは、目玉焼きって言う食べ物だよ、美味しいから食べてみて]
ブ:[目、目玉焼き!!地球のひとは、目玉をたべるのですか!?]
な:[目玉は、その食べ物の名前よ。]
ブ:[そ、そうですか]
目玉.....。さすがに食べないね。
朝食を済ませたブラットは、自分の部屋へいった。
な:[そう言えば、ブラット君は本当に宇宙人だったのね。]
優:[え、なんで。]
な:[いや、最初はついに優奈も彼氏ができたのかと思ったけど。
違ったから。]
優:[な、なにいってんのお姉ちゃんそんなわけないじゃん!!]
な:[ふふっ、冗談よ]
たまにお姉ちゃんは、恋愛のはなしを持ち出すから、危険だ。
ブラットは何をしているのだろう。朝食を済ませて自分の部屋へいったけど。
優:[ブラット~なにしてるの?]
ブ:[日本で起こっている事件を見ているんだよ、もしかしたらアンクが
関わっているかもしれないから。]
優:[へ~、ブラットも真面目な所もあるんだね。]
優:[だったら、社会の授業も真面目に受ければいいのに]
ブ:[社会の授業はもう、今習っているところは全部知っているから
よく寝るんだよ。]
優:[そういう問題じゃないでしょ]
ブラットは真面目じゃない......。




