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魔法使い二人組

今日も平穏ですね、そう思っていた時期が私にもありました


コークス

『我雪!逃げていろ!』


ブレイク

『相手は二人・・・かつての仲間か・・・』


村の入口辺りにいる魔法使いな格好をした二人組、一人は杖を一人は槍を持っています。支配者からの使者らしいですね


リロード

『私はレイ・リロード、あれはセイ・アークです』


アーク

『なあリロード、さっさと終わらせようよ』


リロード

『そうですね、抵抗するなら排除しかありませんからね』


排除とは物騒ですねー、どうしましょう?


ブレイク

『・・・通さない』


リロード

『私が相手です変化(ブレイク)


ブレイクさんは剣を構え、リロードさんは槍を構えますが・・・リロードさんの姿がブレイクさんになりましたよ?これが変化なんですね、納得してしまいました


ブレイク

『・・・飛べ』


カッキン!


ブレイクさんは剣を振り上げますがリロードさんは槍で防いでしまいましたよ?おかしいですね、ブレイクさんは触れた物の重力を操る事が出来るので相手を問答無用で吹っ飛ばすなんて簡単なはずですが・・・


リロード

『不思議そうですね、私は変化した人の能力も使えるのですよ』


なるほど、リロードさんも重力を操る事が出来るようになったためにブレイクさんの能力が効かないのですね、理解してしまいました。


ブレイク

『コークス、アークを抑えろ』


ブレイクさんとリロードさんは武器の打ち合いに、アークさんはこちらに向かって来ましたよ


アーク

『私は謎なのです、とか言ってもリロードが正体ばらしたから意味ないんだよね』


アークさんはやれやれとでも言うように近づいてきています


コークス

『我雪、俺じゃこいつを短時間抑えるので限界だ、その間に逃げ・・・こんな時に何をやってるんだ!?』


何をやってるって、トランクから何か使えそうな物でも無いかと探しているんですよ


我雪

『何かあった様な気がしまして』


アーク

『面白い奴がいるなー、でも残念燃え尽きな!火魔法(バウンドフレイム)


アークさんは手の平に火の玉を創りましたよ、本当に凄いですね


コークス

『我雪逃げろ!』


いやいや、ここで逃げてしまったら負けですよ?


アークさんは火の玉を投げつけようとしてきましたので・・・


我雪

『ハイ、チーズ』


カシャッ!


アーク

『うわっ!?』


デジカメでフラッシュをたいたらアークさんは火の玉を持っていない方の手で目を隠しました。いきなり光がきましたら驚きますよね


次はライターから取り出しておいた燃料の入れ物をアークさんの火の玉に向かって投げます


我雪

『えーい』


ボワッ!


発火した燃料はアークさんの服に燃え移る


アーク

『えっ!?アチッ!』


あわてふためくアークさんは村の出口に走っていきました。その様子に驚いたリロードさんは動きが鈍り


カキッン!


ブレイクさんによって槍を弾き飛ばされましたね


リロード

『退却します』


リロードさんとアークさんは村から出て行きましたね、村を守りましたよ。スリリングでしたね


コークス

『俺何もして無いんだけど・・・』


コークスさん・・・


我雪

『ドンマイです』


おや?誰かが来ましたね


トラメル

『実は我雪って強いんじゃないの?』


トラメルがやって来ましたよ。別に私は強く無いですよ?


我雪

『うーん、別に私は強く無いですが・・・』


ブレイクさんの方を見るとため息をついていました。私は別に何もしていませんよ?










ロウアールグルド

『我雪貴方には(無力な異世界人)の称号を与えましょう。無力であっても力を持たぬ事など無いのです』

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