ロドの歴史講座
私がこの村に来てから数日は立ちましたね、魔法なども見せてもらいました、すごかったですよ。
後はこの世界の人達の格好は下はズボンで上は短いローブって感じですね、人によっては鎧を着込んでいる見るからに剣士さんだったり魔法使いな格好をしてる人もいました。
我雪
『今日も平和ですね』
村を散歩しております、あまり広くない村ですがプラネンという支配者からの攻撃を辛うじて防ぐぐらいの戦力はあると言うことらしいです。ブレイクさんがいなければやばかったらしいですが。
村の人達、レイ・トラメルは好奇心旺盛な少年ですね。
レイ・ラバースさんは反抗期な少女でしょうか?
テラ・メトロはトラメルの友人で兄みたいな役割ですね
クラウ・コークスは村を守る戦士です
トロイ・ロドは村の村長の様なお爺さん、羽族ではありませんよ?
キル・ウィルシナーさんはまだ会った事ないです、テルは頼りになるお姉ちゃんだよと言っていましたがどんな人か詳しく教えてくれないのです。
後は、バクドル・ゼイクと言う少年が森に住んでいるらしいですね、大丈夫なのでしょうか?
とりあえず、まだこの村に滞在するつもりらしいですね、ブレイクさんはやっぱり優しいと思いますよ?長く滞在するのは村を守るためなんですから。
でも、ブレイクさん凄いですねー、猪みたいな生き物、ブレイクさんが言うには原生生物が村に向かって来た時、巨大な岩をブレイクさんは持ち上げて落とす事で地震の様なものを起こしたんですから、その後地震で動けない動物に向かってテルさんが刃物つきブーメランを投げたんですよ、動物の首を切り落として戻ってくるブーメランをキャッチしてました、凄いですね。
因みに、猪もどきはその日のご飯になりました。結構美味しかったですよ
ロド
『我雪殿、来てくれないかの?』
我雪
『はい、行きますよ』
ロドさんが呼んでいます。何でしょうか?
ロド
『この世界、ミラーワールドの歴史を教えようと思ってのう』
我雪
『よろしくお願いします』
・・・ロド会話中・・・
要約すれば、人間の中に特殊な能力を持ってる人がいてその力を利用されるのを怖がった。
超能力者みたいな感じですね
特殊な能力を持つ人は鏡の中に世界を創りその世界に逃げた。その世界とはミラーワールドで特殊な能力を持つ人は魔族の事、その後魔族の亜種として羽族と黒族が現れた
もともとは現実世界に住んで居たんですね
黒族は不老不死であったためにその力を恐れて黒族に対する差別が始まった。その後、ワー・ザラがイークルズと言う組織を立ち上げ平等を獲得するために差別の根源である組織ホワイトレッグと戦争しワー・ザラは死んだがホワイトレッグは滅びた。
差別はいけないですよね
イークルズのリーダーはワー・キラーに変わり平等政策を進めたが無理矢理な所がありセイ・プラネンがイークルズを滅ぼした
イークルズの人達は何をそんなに慌てていたのでしょうか?
プラネンはイークルズを滅ぼすと変わりに世界を強引に征服し始めた。そして今、その支配から逃れるために村を守っている
ロド
『こんな感じじゃよ』
我雪
『いろいろあるんですねー』
ロドから離れ畑の辺りでも行って見ましょうか?
トラメル
『オーイ!我雪』
メトロ
『落ち着け、はしゃぎすぎだ』
畑ではトラメルとメトロが居ましたね
トラメル
『我雪!これ持っていけよ!』
小麦粉もどきですねわかります。水でこねて焼いたら美味しかったですよ、味付けがあれば・・・
メトロ
『作業は終わりだ、帰るぞ』
メトロとトラメルは帰って行きます。小麦粉もどきはトランクにしまいましょう
我雪
『私も宿屋に帰りましょうか』
宿屋に行く途中ではコークスさんに会いました
コークス
『よお!我雪。元気か?』
我雪
『はい、元気です』
剣を抱えるコークスさん、いいですねカッコイイおじさんですよね。
コークス
『お前武器無いだろ?これやるよ!』
コークスさんは鉄の棒をくれました・・・とりあえずトランクにしまっておきましょう
我雪
『ありがとうございます』
コークス
『剣の稽古ならいつでも受けるぜ?じゃあな!』
コークスさんは豪快に笑いながら歩いて行きました
ようやく宿屋についてひと段落です。
そうですねー、あの棒は洗濯物を干すのには使えそうですね
そんなこんなで平穏なんですよー
????
『次はこの村ですか』
???
『まあいいじゃん、さっさと終わらせようよ』