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闇堕ちた正義の翼

ハカ視点


プラネンの所から(対極剣)を奪ってきた。

何故か?それはけじめをつけるため、ホワイトレッグを壊滅させる。


ホワイトレッグはヤイバがザラと戦闘している間にホイトザに退却し既に壊滅したと見せ掛けイークルズの悪い噂を流し復活の時を待っていた。


今がその時、イークルズは壊滅しプラネンの支配は無くなった。今度はホワイトレッグが猛威を振るうだろうな


ハカ

『しかし、我が止める』


世界ホイトザに降り立つとやはり塔の方から声が聞こえる、我の持ち物は(対極剣)ただ一つ


ルコール

『今更何のようだ?堕ちた羽族』


翼を切り取られた羽族は闇に堕ちやすい、だから堕ちた羽族。つまり、我の事だ


ハカ

『堕ちた羽族は闇に染まりやすい・・・光が闇に転ずる時は・・・』


0の位置から物を落とすか?100の位置から物を落とすか?どちらが大きなマイナスとなるかは明確


ルコール

『ハカ・・・まさか!?』


ハカ

『(対極剣)は闇と光の剣、どちらも可であれば、どちらかを否とするも可』


さあ、(対極剣)我の光の力を・・・闇に堕とせ!



光がプラスなら、闇はマイナス。ただのマイナスよりプラスから堕ちたマイナスの方が更なるマイナス



我の切り取られた翼は再生する・・・黒い翼として



ルコール

『完全に堕ちやがって!火魔法(ワイバフレイム)


火の玉が向かってくるが・・・対立の剣で切り裂く


ハカ

『時間が無い、早く終わらせる』


時間が無い、光から闇に転ずる事は大きな変化、それに精神は着いていけない、その先には自壊しかない


(対極剣)を振るうと・・・


ルコール

『えっ?うわあああ・・・!!』


グシャッ!


手に入れた大きな力は剣圧だけで・・・紅い水溜まりと肉塊を作る


モクル

『あれ?ハカ・・・それは・・・』


騒ぎを嗅ぎ付けたか、モクルは転移でやってきた


ハカ

『元ルコールだ』


肉塊を指差し真実を語る


モクル

『うそ・・・やだ・・・』


ハカ

『堕ちた者の反逆だ、ホワイトレッグの行動の結末。死で償え』


イークルズはみんな優しかった、全てを受け入れ全てを否定、全てを救い全てに求める、そこに差は存在しなかった



グシャッ!!


モクル

『キャアアアァァ・・』


ハーバ

『モクルさん!?』


ゲレ

『マジかよ・・・』


誰が来ても関係無い、我は目的を達成するだけ



グサリ


大地に(対極剣)を突き刺す、対立の剣であり否定の剣。


ハカ

『否定しろ・・・この世界を・・・』



ビシッビシッ・・!


ガラガラガラ・・・!


バキバキッ・・・!


世界は壊れていく


メルカロ

『世界が壊れているではないかー!?速く脱出を!』


させない


ハカ

『否定しろ・・・世界の繋がりを・・・』


ハーバ

『鏡が使えません!?』


ソート

『どうすんだよ!!』


サイレ

『私はまだ死にたく無いよ!』


死で償え死で償え死で償え死で償え


ハカ

『償いましょう、我等の命で・・・』


更に力を込める、大地の否定連結の否定重力の否定再生の否定動きの否定温度の否定光源の否定物質の否定有限の否定抵抗の否定・・・生命の否定



・・・



ホイトザの地下深くには世界ホイトザの存在を証明するための文字が刻まれた鏡が存在した・・・


今?鏡は砕け・・・世界は否定された







世界ホイトザは存在しない





ロウアールグルド

『ヘラ・ハカ貴方には(闇堕ちた正義の翼)の称号を与えましょう。貴方の正義は大量虐殺ですか?答はもう出ないのです』

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