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美和の策謀
鈴也視点
美和
『貴方が解決したロシアの軍事工場を覚えてるわよねぇ?』
鈴也
(当たり前だ、あれは印象的だったからな。表向きには全員捕まえた事になっているが・・・)
美和
『実際は全員爆死したのよねぇ?当たり前じゃないのよぉ』
鈴也
(何故だ?まさか・・・)
美和
『あれはねぇ、私のクローンだからよぉ』
鈴也
(やはりか・・・)
何故爆死か、それは姿を跡形もなく消すため。あそこで研究されていたのは生物兵器と・・・人間のクローン製造だ
美和
『それにしてもねぇ』
鈴也
(なんだ?)
美和
『フワフワな毛皮はいいわぁ』
鈴也
『キャイン!ウー・・・』
そうだ、相変わらず狼にされたままだ。何故美和と会話が成り立つかは奴が狼の遺伝子も取り入れているかららしいが・・・
鈴也
(うっとうしい!)
美和
『別にいいじゃない』
完全に動物扱いされている、抱き着くな!!
美和
『さてぇ、そろそろかしらね?アハハ、楽しみだわぁ』