どうしろと?
グランド
『フッ・・ハハハ。愉快な人間だ』
あれから何も起きずに疑問ですが・・・?
ブレイク
『・・・竜神グランドは他人の感情を読み取る事が出来る』
テル
『私はびびったけどね・・・』
クロウ
『我雪殿はレスキル様に気に入られる程ですからね』
あれは私の感情を読んでいたのですか
グランド
『すまなかった、悪意のある者をこの島に入れる訳にはいかないのさ』
我雪
『私も驚きましたよ』
納得はしたですが
グランド
『疲れただろ?隣の部屋で休んでおけ、ブレイクとは少し話がある。クロウ頼んだ』
クロウ
『我雪殿を隣の部屋へ?なるほど、グランド様了解しました』
グランドさんが心なしかニヤリとした気がしますのが不安ですが、
気にしたら負けですね、クロウさんに連れられて扉の前に来ました。ちなみにテルさんはブレイクさんと一緒です
クロウ
『では、ごゆっくり』
クロウさんは行ってしまいました、とりあえず扉を開けますと・・・
藁の中で丸くなっている巨大トカゲ・・・ではなくてテールが居ますね・・・
我雪
『・・・えーと』
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『うわぁぁぁ!?何?何で我雪が居るの!?私の部屋だよ!?』
藁から顔を出すテール、何かシュールですが・・・
我雪
『何でと言われましても・・・』
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『グランドのジジイだな!?』
このキーキー声まさか・・・
我雪
『レスキルさんですか?』
レスキル
『まだ区別つかないの!?』
我雪
『何とか声で解ります』
レスキル
『何さ!もーやだー!』
レスキルさんはヒステリー気味ですね、そんなに驚いたのですか?
我雪
『しかし、さっきの姿は小動物みたいで可愛らしかったですね』
レスキル
『忘れろ!今すぐ忘れろ!!』
忘れろと言われましても・・・
レスキル
『食うぞ!!』
我雪
『今忘れました』
レスキル
『・・・都合のいい脳みそだな』
何を言いますか、私はこんな下らない事で死にたくは無いのですよ
我雪
『それにしても、少し眠くなりました』
部屋を見渡すとレスキルさんが埋まっている藁しかありません
レスキル
『フトンとかねえぞ?』
それもそうですね、全身刃物なテールが、刃物どころか爪で鉄を切り裂くテールがフトンなどで寝たら・・・ボロボロですね
我雪
『全身刃物ですからね』
レスキル
『オイオイ・・・』
だって、翼でも鉄を切り裂くし、尻尾を振り回せば岩も砕く。最強ですね
クロウ
『フトンお持ちしました』
我雪
『ありがとうございます』
とりあえず、フトンをクロウさんから受け取り。敷きますか
レスキル
『空き部屋に行きやがれー!!』