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あの人はワー・キラー?

我雪

『悠一さんですよね!』


目の前には紀羅悠一さん、姿は高校生の頃とあまり変わりませんが間違えないです


キラー

『尾是か?何故ここに?』


我雪

『やっぱり悠一さんでしたか!』


悠一さんに初めて会ったのは小学生の頃です。悠一さんは高校で転送装置(ダークミストアート)の研究をしていました。

しかし、完成近くという時に行方不明になってしまったのです。

まさかミラーワールドで会えるとは思いませんでしたよ


キラー

『今はワー・キラーだ。マジックアシストにでもさらわれたか?』


我雪

『成り行きですよ、それにしても悠一さんは姿が変わってませんねー、坑老化薬でも使いましたか?』


キラー

『使って無い、姿は気にしないでもらいたい』


やっぱりですか、美和さんの事嫌ってるのですね


ギランダ

『待てよ!話がわからねえ!とりあえず目的はなんだ!』


キラー

『マジックアシストの研究で役に立ちそうな物が無いかと探していたのですよ、むだ足でしたが』


ギランダ

『まだ諦めねえのか』


キラー

『ええ、諦めませんよ。そのためにここまで来たのですから』


我雪

『何を考えているのですか?』


キラー

『私はね、魔法が嫌いなんですよ、不平等な力が嫌いなんです。魔法は完全な平等への障害なんですよ』


我雪

『変わりませんねー』


悠一さんは差別を嫌っていました。差別文化のある国全体に洗脳音波を浴びせる計画を立てる程にです。でも、困ってる人を見捨てられない優しい人でもあるんですよ


ギランダ

『全く、強引過ぎだ』


キラー

『私は悪役で構いません、それでも救わなければならない。見捨てられないんですよ』


ギランダ

『今ここで始末してやろうか?』


ギランダさんは銃を取り出しました


我雪

『殺人はいけません!』


ギランダ

『こいつはもう人じゃねえよ、バラバラにしようが死なねえ』


もう人じゃ無い?悠一さんがですか?


キラー

『・・・確かに私は人の道を外れました。ザラ様と共に永遠を生きるために』


ザラ様ですか?何か凄い人なんでしょうか?


ギランダ

『ワー・ザラは死んだけどな』


キラー

『それでも私はザラ様の意思を受け継ぎます、ここで終わる訳にはいきません(キラーパルス)』


キーーーン


これは音波ですね、悠一さんは音波による機械を色々と開発していました


ガラガラー!


岩壁は崩れ落ちて道を塞いでしまいました。悠一さんは向こう側ですね


ギランダ

『また逃がしたか、まあいいけどよ』


しかし、あんなに大きな音がしては気づかれますよ?


??

『ねえ!こっちから音がしたよ!』


???

『お兄様から逃げ出すなんていい度胸じゃない、捕まえるわよ!』


ギランダ

『やべえ!追っ手だ』


まずいですねー、近くに扉がありますよ


我雪

『あの扉の先に行きましょう』


ギランダ

『わかった!』


扉を開けると部屋ですね、中心に凹みがあり水が溜まっています。四方は壁


我雪

『行き止まりですね』


ギランダ

『どうすんだよ!』


そんなこんなで追っ手が来てしまいました


??

『行き止まりだよ、残念だったね』


???

『お兄様は実験の準備で忙しいのよ、いい加減にして下さるかしら?』


これは参ってしまいました。とりあえずスタンガンを取り出します


ギランダ

『俺が相手になってやるよ!』


ギランダさんは両手にハンドガンを持っています。物騒ですよ


ハプ

『僕はクラウ・ハプよろしくね』


カーグ

『わたくし、レイ・カーグですわ』


私が思いますには結構ピンチですか?

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