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火山の世界は熱い

ブレイク

『世界プロウスに向かう』


ブレイクさんは人の全身を写せるぐらいの鏡を持ってきましたが・・・。

この鏡は周りの風景を写さずに火山が写っていますね


我雪

『これは何ですか?』


ブレイク

『ミラーワールドは鏡の中に創られた小さな世界の集まり。いくつも世界があり世界を移動するには(鏡)を使うしかない。この鏡は世界プロウスに続いている』


世界を繋げるゲートの様な物ですね


テル

『因みにね、この世界はロウティバだよ』


ブレイク

『・・・先行け』


テル

『わかったよー』


テルさんは鏡の中へ入りこんでしまいました


我雪

『この鏡はどうするんですか?』


この鏡を向こうに持って行けませんよね?


ブレイク

『鏡は一方通行だ、行け』


私もテルさんと同じように鏡の中に入りますと・・・


火山と岩肌の地面が広がっていました。ここが世界プロウスですか。普通に噴火してますね


ブレイク

『・・・行くぞ』


おや?ブレイクさんも来ましたね、それよりも・・・


我雪

『二人とも暑くありませんか?』


私はとっても暑いんですよ


テル

『私なんかは羽族だから光の力にいつも守ってもらえるんだよ、だからあまり暑くないよ』


なんと、テルさんも羽族だったんですか、便利なんですね


おや?岩肌に透明な石?が埋まっていますよ?もしかして・・・


我雪

『アレはダイヤモンドですよね?』


ブレイク

『多分な、この世界は鉱石などが豊富だ』


なるほど、採掘出来ないでしょうか?ツルハシは無いのでデュランさんの爆薬で応用してみましょうか?


という訳でトランクから瓶を一つ取り出します


ブレイク

『・・・?』


我雪

『えーい』


瓶を投げますと・・・


ブレイク

『我雪?光術(グロースバリア)


ブレイクさんが少し慌てて障壁を張ってくれました


ぽーい


ガッシャン!


・・・


ドカーン!!?

バコーン!!?

バーーカ???


・・・何やらとんでもない爆発しましたよ。作り物は作り主に似るのでしょうか?


デュラン

『さっき失礼な事を考えただろ?』


我雪

『当たり前です、爆薬に馬鹿などと言われたのは初めてですよ?』


おや?ブレイクさんとテルさんが驚いていますね、どうしたのでしょうか?


ブレイク

『・・・!』


テル

『ええっ!いつの間に!?』


ああ、なるほど


我雪

『何時からここに居たんですか?』


デュラン

『あのなー、少しは驚けよ。せっかくいろいろ仕込んだのにさー』


我雪

『やっぱり貴方が仕込んだのですか』


デュラン

『そうさ!最近のネットは便利だよなー、少し検索すればいろいろ出てくる』


我雪

『貴方はネット中毒者ですか・・・』


デュラン

『え?一日20時間ぐらいしかしてないよ?』


20時間なんて睡眠はどうしているのでしょうか?


ブレイク

『・・・ネット?検索?』


テル

『話の内容がわからないんだけど・・・』


ブレイクさんとテルさんはインターネットを使った事が無いのでしょうか?


我雪

『20時間はやり過ぎです、貴方はニートですか?』


デュラン

『ニートでは無い!リアルワールドのアニメって面白いねー、とか思ってしまっただけだ!』


我雪

『オタクでしたか・・・』


デュラン

『秋葉にも行ったぜ!』


我雪

『その姿でですか?』


どうかんがえても色々と問題が起きると思いますが・・・


デュラン

『大丈夫!問題無い!なぜならコスプレをしていると周りは思っていたからな!』


我雪

『まさかのドラゴンが出没するとは思いませんしね』


しかし、コスプレを隠れみのにするとは・・・もしかして結構頭いいのでしょうか?


デュラン

『念のために俺を見た記憶を消しといたし』


我雪

『デュランさん・・・貴方は何者でしょうか?』


記憶を消せる人?なんてあの村にもいませんでしたよ?


???

『コラァ!!てめえらか!こんな所を爆破したのは!!』


何か怒り心頭の人が火が吹き出ている斧?を持ってやってきましたよ?


我雪

『ええ、私達です』


バギャ

『俺はフレイ・バギャ!こんな所を爆破したらあぶねえだろうが!!』


デュラン

『うっさい死ーね♪』


バタン!


バギャさんが倒れてしまいましたよ?


我雪

『バギャさん大丈夫なのですか?』


デュラン

『キリッ!大丈夫だ問題無い』


我雪

『いったい何をしたんですか?』


デュラン

『気絶させて記憶を奪いました!エヘッ』


・・・何か凄いですね、ブレイクさんとテルさんは爆破した所から鉄鉱石を集めているようです


ブレイク

『・・・ダイヤと多量の鉄鉱石だ』


大きなダイヤはトランクに入れられますが・・・多量鉄鉱石はどうしましょう?


テル

『鉄鉱石は結構高値で売れるよ、旅の資金にしたら?』


この世界はダイヤよりも鉄鉱石の方が高価なのですか


ブレイク

『・・・これを使う』


ブレイクさんは大きな布を取り出しましたが・・・


我雪

『何ですか?』


ブレイク

『これは変幻のマント、これで包んだ物は小さくなる』


成る程、マントで鉄鉱石を包むとマントごと小さくなり解くとマントごと大きくなりましたね


テル

『それじゃあ包んじゃおよ』


デュラン

『頑張りたまえ、君達。フッフッフッ』


デュランさんは無視して作業しますか

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