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お題シリーズ6

無限の床

作者: リィズ・ブランディシュカ



 とても長く続く。


 それは無限の床。


 どこまでも続いているから、まったく終わらない。


 だから、歩いているうちに足が疲れてくるだろう。


 無限には歩けないと、足を止めるのが普通だ。


 でも、ちょっと負けず嫌いだと、たまに歩いて行ってしまう。


 普通の人が足を止める所から先へと行ってしまう。


 ずんずん進んで。


 どんどん行って。


 まだまだ終わりが見えないな。


 なんて思いながら、それでも我慢して先へと歩いて行ってしまう。


 後ろをちらりを見ても、とっくに立ち止まった人の事は見えなくなっている。


 後ろなんて振り向きたくない、という人は人が見えなくなった事に気付かないまま進んで行く。


 そうしてずんずん進んで。


 どんどん行った人達は。


 無限の床を攻略する前に、力尽きて倒れてしまう。


 火事が起きましたよ。


 床が壊れそうですよ。


 と、なった時も逃げられない。


 助けてもらえない。


 その場で、そのまま命を落とすしかない。




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