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人物紹介⑥
〈古代ベリネ王国〉
マチネス 白髪、赤い瞳。
高名な魔法剣士。後に魔法使いとしてサンマチネスと呼ばれるようになる。ルチアに聖魔法を教えるうちに愛して恋人になる。
ルチア 金髪、青い瞳。
聖女。強い力を持つが、ベリネ王国では聖女はその力ゆえに人々を助けることが当たり前とされ、虐げられながらも、最後まで民を救おうとして……。マチネスにベリネ王国から出ようと誘われたが断っていた。
エヴァンス 銀髪、銀の瞳。
ベリネ王国の騎士。マチネスに師事し尊敬している。ルチアのことを守るように頼まれるが……。その後、ベリネ王を倒し、ミーア帝国初代皇帝になる。
〈ミーア帝国〉
メイユウ妃
第1妃であり、ダンテとメイリンの母。ダンテが銀の色を持たないため、元恋人の子どもかもしれないと悩み、子ども達を守るために皇太子にしなくてはと他の皇子、皇女の排除を狙っていた。妹のマオユウがダーゼン・カルタロフ伯爵に嫁いだことから、ミーア帝国に恨みを持つカルタロフ伯爵と連絡をとり、協力し合っていた。