魔王の覚悟
3人が話し合っている間、魔王は隠れていた家臣を呼んだ。
家臣「魔王様〜!!大丈夫ですか!?」
魔王「大丈夫じゃない…ボッコボコにされたわ。」
家臣「もう!弱いくせに抵抗するからですよ!!!」
魔王「はい!?魔王たる者、威厳を見せないでどうする!」
家臣「弱いんだから威厳もくそもないでしょうに!!!」
魔王「はいはいはいー。どうせ我は弱いですよー。最弱魔王ですよー。」
家臣「ほらまたすぐ拗ねる。。。とりあえず何とかして見逃してもらって、以降は大人しくここで暮らす以外ないですからね!間違ってもあの者達に変な事や変な態度取らないように!!いいですね!?それじゃ!!」
魔王「分かってるわ!我だって死にたくなどない。人間にとって脅威にならないところを見せてくれるわ……ハッハッハッ!!」
勇者「何一人で笑ってるんだ?」
魔法使い「とりあえずあなたの事は殺さないわ。その代わり、この近くに見張りの者を交代で置かせてもらう。」
格闘家「お前が何かおかしな動きをしたらすぐ報告くるからな?」
魔王「ありがとうございます!!神に誓って何もしません!ただただ平和に暮らしたいだけです!キリッ」
魔法使い「いや……だから魔王が神に誓うとか……。まぁいいわ。」