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異世界ジョーク

「入口の横に置いてあるやつだ。そいつを使ってみてくれ。」


クラーケン用の網を使った特注落とし穴。

どうやら陸地の生き物は海辺のものよりも小さいのは世界共通らしい。

……異世界ジョークだ、笑えよ。


「いきなりの注文への対応、感謝する。」

「なに、こっちもいい網に十分すぎる金をもらってる。最近じゃあクラーケン用の網も高価な割に使い道のないものとして扱われてきたからな。」


おっさんが言うには、魚や海産物を取るなら、安価な網があるようだ。


「落とし穴ってことだが、こいつはどういう原理で動くんだ?」

「ああ、一定以上の重さがかかると、下の火薬が爆発して、槍を打ち上げる。穴に落ちてきたやつをブスリ、って寸法よ。」


なるほど、シンプルだが強力そうだ。

それに、火薬を使っているということは銃のような威力があるのかもしれない。

火力に期待できそうだ。


「グラーニン邸宅での使用ってことだが、使用人たちに言っとけよ。穴に落ちると自動で槍が飛ぶ。人ほどの重さがあればな。」

「わかった。いい結果を報告できると思う。」

「おうよ。」



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