表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

前日譚

「皆の衆、祭壇を見よ!!」


あぁ……。


「教祖様の登壇!!」


どうして。


「次の信託はいったい……!?」


どうしてこうなった。


さかのぼること二か月。

俺はただの高校生だった。


え?回想入るの……?




そう、あれはコンビニだった。

コンビニでグリーンアップル味のグミを買った時のことだ。

商品に手を伸ばすと……。

おいおい、そこはゴールデンパイン味だろ、常識的に考えて。


「え……?」


棚を見上げると、そこにはおじいちゃんがいた。


「おじいちゃん、だめですよー、そんなとこ上ったら。」

「……って、んなわけあるかっ!」


ほほほ、面白い少年だ。


「いやあんたのほうが面白れぇよ……。」


この真夏にグミを買おうとするしな。

アトグリーンアップルアジニシヨウトスルシ


「そこ、小声でなじるな。」

「つうか、このグミはグリーンアップルだから。愚かな人間的に考えて。」


あ、愚かな自覚はあるんだ、神様関心。


「え、あんた神なの。」


まあね。

面白いしちょっとこっち来い。


そうすると腕を引っ張られたのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ